IProviderCustomFilteredSyncServices::DeserializeFilterKeyMap

IFilterKeyMap オブジェクトを作成し、シリアル化されたデータを使用してこのオブジェクトを初期化します。

HRESULT DeserializeFilterKeyMap(
  ISyncFilterDeserializer * pISyncFilterDeserializer,
  const BYTE * pbFilterKeyMap,
  DWORD dwCbFilterKeyMap,
  IFilterKeyMap ** ppFilterKeyMap);

パラメーター

  • pISyncFilterDeserializer
    [in] シリアル化されたフィルター キー マップのデータに含まれるカスタム フィルターのシリアル化を解除するために使用されるオブジェクトです。
  • pbFilterKeyMap
    [in, size_is(dwCbFilterKeyMap)] シリアル化されたレプリカ キー マップのデータです。
  • dwCbFilterKeyMap
    [in] pbFilterKeyMap のバイト数です。
  • ppFilterKeyMap
    [out] pbFilterKeyMap に含まれるシリアル化されたデータを使用して初期化されるフィルター キー マップを返します。

戻り値

  • S_OK

  • E_OUTOFMEMORY

  • E_POINTER

  • SYNC_E_DESERIALIZATION (シリアル化時に問題が発生した場合。このエラーは、シリアル化されたデータに含まれるシリアル化バージョンが SYNC_SERIALIZATION_VERSION_V3 より小さい場合にも返されます。)

  • SYNC_E_INVALID_OPERATION (IProviderSyncServices::Initialize の呼び出しによってこのオブジェクトが初期化されていない場合)

解説

フィルター キー マップは、フィルターを追跡するレプリカを表すプロバイダーによって使用されます。フィルター キー マップは、DWORD フィルター キーを ISyncFilter オブジェクトにマップします。

シリアル化されたデータに含まれるカスタム フィルターのシリアル化を解除するために、このメソッドは、シリアル化されたデータの各フィルターに対して 1 回ずつ ISyncFilterDeserializer::DeserializeSyncFilter を呼び出します。

参照

リファレンス

IProviderCustomFilteredSyncServices インターフェイス