次の方法で共有


IConstraintConflict インターフェイス

2 つの項目間の制約の競合を表します。

interface IConstraintConflict : IUnknown

メンバー

IConstraintConflict メソッド 説明

IConstraintConflict::GetDestinationProviderConflictingChange

同期先プロバイダーから変更メタデータを取得します。

IConstraintConflict::GetSourceProviderConflictingChange

同期元プロバイダーから変更メタデータを取得します。

IConstraintConflict::GetDestinationProviderOriginalChange

最初に競合の原因となった項目の変更メタデータを同期先プロバイダーから取得します。

IConstraintConflict::GetDestinationProviderConflictingData

変更項目の項目データを同期先レプリカから取得するために使用できるオブジェクトを取得します。

IConstraintConflict::GetSourceProviderConflictingData

変更項目の項目データを同期元レプリカから取得するために使用できるオブジェクトを取得します。

IConstraintConflict::GetDestinationProviderOriginalData

最初に競合の原因となった、同期先レプリカの項目の項目データを取得するために使用できるオブジェクトを取得します。

IConstraintConflict::GetConstraintResolveActionForChange

競合に対する競合解決アクションを取得します。

IConstraintConflict::SetConstraintResolveActionForChange

競合に対して競合解決アクションを設定します。

IConstraintConflict::GetConstraintResolveActionForChangeUnit

競合する変更単位の変更に対する競合の解決アクションを取得します。

IConstraintConflict::SetConstraintResolveActionForChangeUnit

競合する変更単位の変更に対する競合解決アクションを設定します。

IConstraintConflict::GetConstraintConflictReason

競合が発生した理由を取得します。

IConstraintConflict::IsTemporary

競合が一時的であるかどうかを示します。

解説

アプリケーションで CCRP_NONE が衝突競合の解決方法として指定されると、変更適用元は、同期中に報告された衝突の制約の競合ごとに 1 回だけ IConstraintConflict オブジェクトを ISyncConstraintCallback::OnConstraintConflict メソッドに送信します。

競合の解決方法は衝突以外の制約の競合には指定できないため、変更適用元は、報告された衝突以外の制約の競合ごとに 1 回だけ OnConstraintConflict メソッドも呼び出します。

詳細については、「制約の競合の検出および解決」を参照してください。

必要条件

ヘッダー: Synchronization.h

参照

概念

Sync Framework のコア コンポーネント