CHANGE_APPLICATION_ACTION 列挙体
同期先プロバイダーが変更を適用するために実行する必要のあるアクションを表します。
typedef enum
{
CAA_SAVE_CHANGE,
CAA_SAVE_CHANGE_WITH_CHANGE_UNITS,
CAA_SAVE_CONFLICT,
CAA_SET_CONFLICT_WINNER_INFO,
CAA_FINISHED
} CHANGE_APPLICATION_ACTION;
メンバー
項目 |
定義 |
CAA_SAVE_CHANGE |
変更を同期先レプリカに保存します。IChangeApplicationContext::GetSaveChangeAction を呼び出して、変更保存アクションを取得します。 |
CAA_SAVE_CHANGE_WITH_CHANGE_UNITS |
変更を変更単位と共に同期先レプリカに保存します。IChangeApplicationContext::GetSaveChangeWithChangeUnitsAction を呼び出して、変更保存アクションを取得します。 |
CAA_SAVE_CONFLICT |
同期先レプリカの競合ログに競合を保存します。 |
CAA_SET_CONFLICT_WINNER_INFO |
IChangeApplicationContext::SetConflictWinnerInfo を呼び出して、この変更に関して競合で優先されるデータの情報を設定します。 |
CAA_FINISHED |
この変更に関して変更の適用が完了しました。アクションはありません。 |
解説
この列挙体は、Sync Framework の変更適用サービスに含まれており、Sync Framework によって提供される標準の変更適用元よりもプロバイダーで柔軟性を高める必要がある場合に使用されます。
この列挙体のメンバーは、IChangeApplicationContext::GetChangeApplicationAction メソッドから返され、どのように同期先プロバイダーで同期先レプリカに変更を適用する必要があるかを示します。
必要条件
ヘッダー: Synchronization.h