ICoreFragment::NextColumn
このナレッジ フラグメントが適用される、変更単位 ID のセット内の次の変更単位 ID を返します。
構文
HRESULT NextColumn(
BYTE* pChangeUnitId,
DWORD* pChangeUnitIdSize);
パラメーター
項目 |
定義 |
pChangeUnitId |
[in, out, unique, size_is(*pChangeUnitIdSize)] セット内の次の変更単位 ID を返します。 |
pChangeUnitIdSize |
[in, out] pChangeUnitId のバイト数を指定します。書き込まれたバイト数を返します。pChangeUnitId が小さすぎる場合は、ID を取得するのに必要なバイト数を返します。 |
戻り値
S_OK
S_FALSE (列挙する変更単位 ID がなくなった場合)
E_POINTER (変更単位 ID が可変長 ID で、pChangeUnitIdSize が NULL の場合)
HRESULT_FROM_WIN32(ERROR_MORE_DATA) (pChangeUnitId が小さすぎる場合。この場合、必要なバイト数が pChangeUnitIdSize で返されます。)
SYNC_E_INVALID_OPERATION (このオブジェクトの作成後、このオブジェクトに含まれるナレッジ オブジェクトが変更されている場合)
説明
ISyncKnowledge2 オブジェクトには、1 つ以上の ICoreFragment オブジェクトが含まれています。各オブジェクトには、特定の列セットに適用されるナレッジが格納されています。列は変更単位として表されます。通常、ICoreFragment オブジェクトのうち 1 つには、列が含まれません。ICoreFragment オブジェクトに列が含まれない場合、そのナレッジは、その他のフラグメントで指定されていないすべての変更単位に適用されます。この場合、NextColumn は常に S_FALSE を返します。