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適用対象: System Center Configuration Manager 2007, System Center Configuration Manager 2007 R2, System Center Configuration Manager 2007 R3, System Center Configuration Manager 2007 SP1, System Center Configuration Manager 2007 SP2

トピックの最終更新日 - 2007 年 8 月

ソフトウェア更新レポートには、6 つのカテゴリがあります。それぞれのカテゴリで利用できるレポートによって、さまざまな目的に応じたデータを取得できます。ここでは、ソフトウェア更新レポートをカテゴリごとに挙げ、それぞれについて簡単に説明します。

注意

期限が切れたソフトウェアの更新は、レポートでは「必要なし」と見なされます。

ソフトウェアの更新 - A. 対応

「ソフトウェアの更新 - A. 対応」のカテゴリに含まれるレポートは、クライアント コンピュータに関するソフトウェア更新対応のスキャン結果を提供します。より具体的に言えば、これらのレポートは、クライアント上でソフトウェア更新が必要なソフトウェア、ソフトウェア更新をインストール済みのソフトウェア、ソフトウェア更新が不要なソフトウェアに関する情報を表示します。次のソフトウェアの更新のレポートは、このカテゴリに入ります。

  • 対応 1 - 全体的な対応

    このレポートは、特定の更新リストと収集における一連のソフトウェア更新について、全体的な対応を返します。必須パラメータは、コレクション ID と更新リスト ID です。「対応 8 - 更新リストに関して特定の対応状態にあるコンピュータ <セカンダリ>」レポートを表示して、対応状態にあるコンピュータを確認できます。

  • 対応 2 - 特定のソフトウェアの更新

    このレポートは、指定したソフトウェアの更新に関する全体的な対応データを返します。必須パラメータは、コレクション IDおよび更新タイトルと、セキュリティ情報 ID またはアーティクル ID です。「対応 7 - 特定のソフトウェアの更新の状態 <セカンダリ>」レポートを表示して、更新の各状態にあるコンピュータの数および割合を確認できます。

  • 対応 3 - 更新一覧 (更新ごと)

    このレポートは、更新リストで定義されたソフトウェアの更新の全体的な対応データを返します必須パラメータは、更新リスト IDコレクション ID です。「対応 7 - 特定のソフトウェアの更新の状態 <セカンダリ>」レポートを表示して、更新の各状態にあるコンピュータの数および割合を確認できます。

  • 対応 4 - 展開 (更新ごと)

    このレポートでは、展開で定義されたソフトウェアの更新の対応データ全体を返します必須パラメータは、展開 IDコレクション ID です。「対応 7 - 特定のソフトウェアの更新の状態 <セカンダリ>」レポートを表示して、更新の各状態にあるコンピュータの数および割合を確認できます。

  • 対応 5 - ベンダ/月/年ごとの更新

    このレポートは、特定の年月にベンダによってリリースされたソフトウェアの更新に関する対応データを返します。必須パラメータは、コレクション IDベンダ、およびです。返される情報量を制限するために、更新クラス製品、またはの各パラメータを指定してフィルタリングすることができます。「対応 7 - 特定のソフトウェアの更新の状態 <セカンダリ>」レポートを表示して、更新の各状態にあるコンピュータの数および割合を確認できます。

  • 対応 6 - 特定のコンピュータ

    このレポートは、特定のコンピュータを対象とするソフトウェアの更新の対応データを返します。必須パラメータは、コンピュータ名です。返される情報量を制限するために、ベンダ更新クラスのパラメータを指定してフィルタリングすることができます。

  • 対応 7 - 特定のソフトウェアの更新の状態 <セカンダリ>

    このレポートは、指定したソフトウェアの更新に関して、各対応状態にあるコンピュータの数と割合を返します。最良の結果を得るために、対応 2 ~ 5 のレポートから開始し、このレポートを詳細表示して、各対応状態にあるコンピュータの数を返します。「対応 9 - 更新に関して特定の対応状態にあるコンピュータ <セカンダリ>」レポートを表示して、更新の特定の状態にあるコンピュータを確認できます。

  • 対応 8 - 更新リストに関して特定の対応状態にあるコンピュータ <セカンダリ>

    このレポートは、更新リストにある一連のソフトウェア更新について、特定の対応状態にあるすべてのコンピュータを返します。最良の結果を得るために、「対応 1 - 全体的な対応」から開始し、各対応状態にあるコンピュータの数を返します。次にこのレポートを詳細表示して、選択した対応状態にあるコンピュータを返します。「対応 6 - 特定のコンピュータ」レポートを表示して、コンピュータの対応データを確認できます。

  • 対応 9 - 更新に関して特定の対応状態にあるコンピュータ

    このレポートは、ソフトウェアの更新に関して、特定の対応状態にあるすべてのコンピュータを返します。最良の結果を得るために、対応 2 ~ 5 のレポートから開始し、「対応 7 - 特定のソフトウェアの更新の状態 <セカンダリ>」を詳細表示して、各対応状態にあるコンピュータの数を返し、次にこのレポートを詳細表示して、選択した対応状態にあるコンピュータを返します。「対応 6 - 特定のコンピュータ」レポートを表示して、コンピュータの対応データを確認できます。

ソフトウェアの更新 - B. 展開管理

「ソフトウェアの更新 - B. 展開管理」のカテゴリに含まれるレポートは、ソフトウェアの更新の展開に関する情報を提供します。次のソフトウェアの更新のレポートは、このカテゴリに入ります。

  • 管理 1 - 展開されていない必須の更新

    このレポートは、クライアントに必須として検出されているがまだ特定のコレクションに展開されていない、ベンダ固有のソフトウェアの更新をすべて返します。必須パラメータは、コレクション IDベンダです。返される情報の量を制限するために、ソフトウェアの更新クラスを指定することができます。

  • 管理 2 - 展開内の更新

    このレポートは、特定の展開に含まれるソフトウェアの更新を返します。展開 ID のパラメータが必要です。各ソフトウェアの更新に関して、「状態 5 - 展開内の更新の状態 <セカンダリ>」を詳細表示して、特定のソフトウェアの更新の状態を確認できます。

  • 管理 3 - コレクションを対象とする展開

    このレポートは、特定のコレクションを対象とする展開を返します。必須パラメータは、コレクション ID です。「管理 2 - 展開内の更新」レポートを表示して、選択した展開内のソフトウェアの更新を確認できます。

  • 管理 4 - コンピュータを対象とする展開

    このレポートは、特定のコンピュータを対象とする展開を返します。必須パラメータは、コンピュータ名です。「管理 2 - 展開内の更新」レポートを表示して、選択した展開内のソフトウェアの更新を確認できます。

  • 管理 5 - 特定の更新を含む展開

    このレポートは、特定のソフトウェアの更新を含む展開を返します。必須パラメータは、更新です。「管理 2 - 展開内の更新」レポートを表示して、選択した展開内のソフトウェアの更新を確認できます。

  • 管理 6 - 更新一覧を含む展開

    このレポートは、特定の更新リストを使用して作成された展開を返します。必須パラメータは、更新リスト ID です。「管理 2 - 展開内の更新」レポートを表示して、選択した展開内のソフトウェアの更新を確認できます。

  • 管理 7 - コンテンツのない展開内の更新

    このレポートは、指定した展開内の、すべての関連コンテンツが取得されていないソフトウェアの更新を返し、クライアントが更新をインストールするのを停止させて、展開に対する 100% の対応を達成します。展開 ID のパラメータが必要です。「管理 8 - コンテンツのないコンピュータ <セカンダリ>」レポートを表示して、ソフトウェアの更新ファイルを必要とするコンピュータを確認できます。

  • 管理 8 - コンテンツのないコンピュータ <セカンダリ>

    このレポートは、配布ポイント上で提供されていない特定の展開に含まれている特定のソフトウェアの更新が必要なすべてのコンピュータを返します。最良の結果を得るために、「管理 7 - コンテンツのない展開内の更新」から開始し、関連するすべてのコンテンツが取得されていない展開内のすべてのソフトウェアの更新を返してから、このレポートを詳細表示し、ソフトウェアの更新が必要なすべてのコンピュータを返します。

ソフトウェアの更新- C. 展開の状態

「ソフトウェアの更新- C. 展開の状態」のカテゴリに含まれるレポートは、ソフトウェアの更新の展開に関して、評価と強制の状態についての情報を提供します。次のソフトウェアの更新のレポートは、このカテゴリに入ります。

  • 状態 1 - 展開の強制状態

    このレポートは、特定のソフトウェアの更新の展開に関する実施状態を返します。一般的にこれは展開評価の第 2 段階です。ソフトウェアの更新のインストールの処理全体を通して、「状態 2 - 展開の評価状態」と共にこのレポートを使用します。展開 ID のパラメータが必要です。「状態 4 - 展開の特定の状態にあるコンピュータ <セカンダリ>」レポートを表示して、特定の状態にあるすべてのコンピュータを確認できます。

  • 状態 2 - 展開の評価状態

    このレポートは、特定のソフトウェアの更新の展開に関する評価状態を返します。一般的にこれは展開評価の最初の段階です。ソフトウェアの更新のインストールの処理全体を通して、「状態 1 - 展開の強制状態」と共にこのレポートを使用します。展開 ID のパラメータが必要です。「状態 4 - 展開の特定の状態にあるコンピュータ <セカンダリ>」レポートを表示して、特定の状態にあるすべてのコンピュータを確認できます。

  • 状態 3 - 展開とコンピュータの状態

    このレポートは、指定したコンピュータの指定した展開におけるすべてのソフトウェアの更新の状態を返します。必須パラメータは、展開 IDコンピュータ名です。[ステータス メッセージの詳細]ページを表示して、エラー レコード ID の値を含むソフトウェアの更新を調べることができます。

  • 状態 4 - 展開の特定の状態にあるコンピュータ <セカンダリ>

    このレポートは、ソフトウェアの更新の展開に関して、特定の状態にあるすべてのコンピュータを返します。最良の結果を得るために、「状態 1 - 展開の強制状態」または「状態 2 - 展開の評価状態」から開始して展開の状態を確認してから、このレポートを詳細表示して特定の状態にあるすべてのコンピュータを返します。「状態 7 - コンピュータのエラー ステータス メッセージ <セカンダリ>」レポートを表示して、コンピュータのステータス メッセージを確認できます。

  • 状態 5 - 展開内の更新の状態 <セカンダリ>

    このレポートは、特定の展開の対象となる特定のソフトウェアの更新に対する状態の概要を返します。最良の結果を得るために、「管理 2 - 展開内の更新」から開始して特定の展開に含まれるソフトウェアの更新を返してから、このレポートを詳細表示して、選択したソフトウェアの更新の状態を返します。「状態 6 - 更新に対して特定の強制状態にあるコンピュータ <セカンダリ>」レポートを表示して、特定の状態にあるすべてのコンピュータを確認できます。

  • 状態 6 - 更新に対して特定の強制状態にあるコンピュータ <セカンダリ>

    このレポートは、特定のソフトウェアの更新に関して、特定の強制状態にあるすべてのコンピュータを返します。最良の結果を得るために、「管理 2 - 展開内の更新」から開始して特定の展開に含まれるソフトウェアの更新を返し、次に「状態 5 - 展開内の更新の状態 <セカンダリ>」を詳細表示して選択したソフトウェアの更新の状態を返してから、このレポートを詳細表示して、選択した状態にあるすべてのコンピュータを返します。

  • 状態 7 - コンピュータのエラー ステータス メッセージ <セカンダリ>

    このレポートには、特定のコンピュータでの特定の更新または展開において、特定のステータス メッセージに対するすべてのステータス メッセージが表示されます。最良の結果を得るために、「状態 1 - 展開の強制状態」または「状態 2 - 展開の評価状態」から開始して展開の状態を確認してから、「状態 4 - 展開の特定の状態にあるコンピュータ <セカンダリ>」を詳細表示して特定の状態にあるすべてのコンピュータを返し、次にこのレポートを詳細表示します。

ソフトウェアの更新 - D. スキャン

「ソフトウェアの更新 - D. スキャン」のカテゴリに含まれるレポートは、特定のスキャン状態にあるコンピュータに関する情報を提供します。

注意

スキャン レポートには、スキャン状態を送信していないクライアントからの情報は一切含まれません。スキャン状態を送信していないクライアント コンピュータを確認するには、「状態 2 - 展開の評価状態」レポートを参照してください。

注意

SMS 2003 クライアントがハードウェア インベントリからスキャン結果を送信した場合、このクライアントはレポートの別のセクションに SMS 2003 クライアントとして表示されます。SMS 2003 クライアントのスキャン状態に関する詳細な情報を確認するには、「ソフトウェアの配布 - 提供情報」レポート カテゴリに移動して、Microsoft 更新プログラム用インベントリ ツールに使用する、提供情報の状態を表示するレポートを実行します。

次のソフトウェアの更新のレポートは、このカテゴリに入ります。

  • スキャン 1 - コレクションごとの最後のスキャン状態

    このレポートは、ソフトウェアの更新の対応を最後にスキャンしたときに、特定のコレクションでそれらのクライアント コンピュータが返した各対応スキャン状態にあるコンピュータの数を返します。必須パラメータは、更新ソース ID とコレクション ID です。「スキャン 3 - 特定の状態を報告するコレクションのクライアント <セカンダリ>」レポートを表示して、特定の状態にあるコンピュータを確認できます。

  • スキャン 2 - サイトごとの最後のスキャン状態

    このレポートは、ソフトウェアの更新の対応を最後にスキャンしたときに、特定のサイトに割り当てられたクライアント コンピュータが返した各対応スキャン状態にあるコンピュータの数を返します。必須パラメータは、更新ソース ID とサイト コードです。「スキャン 4 - 特定の状態を報告するサイトのクライアント <セカンダリ>」レポートを表示して、特定の状態にあるコンピュータを確認できます。

  • スキャン 3 - 特定の状態を報告するコレクションのクライアント <セカンダリ>

    このレポートは、ソフトウェアの更新の対応に対して、最後のスキャン中に特定の状態を返した特定のコレクション内のコンピュータを返します。最良の結果を得るために、「スキャン 1 - コレクションごとの最後のスキャン状態」から開始し、各スキャン状態にあるコンピュータの数を返して、次にこのレポートを詳細表示します。「状態 7 - コンピュータのエラー ステータス メッセージ <セカンダリ>」レポートを表示して、コンピュータのステータス メッセージを確認できます。

  • スキャン 4 - 特定の状態を報告するサイトのクライアント <セカンダリ>

    このレポートは、ソフトウェアの更新の対応に対して、最後のスキャン中に特定の状態を返した特定のサイトに割り当てられているコンピュータを返します。最良の結果を得るために、「スキャン 2 - サイトごとの最後のスキャン状態」から開始し、各スキャン状態にあるコンピュータの数を返して、次にこのレポートを詳細表示します。「状態 7 - コンピュータのエラー ステータス メッセージ <セカンダリ>」レポートを表示して、コンピュータのステータス メッセージを確認できます。

ソフトウェアの更新 - E. トラブルシューティング

「ソフトウェアの更新 - E. トラブルシューティング」のカテゴリに含まれるレポートは、クライアント コンピュータで発生したスキャン エラーと展開エラーに関する情報を提供します。次のソフトウェアの更新のレポートは、このカテゴリに入ります。

  • トラブルシューティング 1 - スキャン エラー

    このレポートは、クライアント コンピュータでソフトウェアの更新の対応を最後にスキャンしたときに発生したエラーについて、それぞれのコンピュータの数を返します。必須パラメータは、更新ソース ID とコレクション ID です。「トラブルシューティング 3 - 特定のスキャン エラーが発生したコンピュータ <セカンダリ>」レポートを表示して、特定のスキャン エラーを返したコンピュータの一覧を確認できます。

  • トラブルシューティング 2 - 展開エラー

    このレポートは、クライアント コンピュータで発生した展開 エラーについて、それぞれのコンピュータの数を返します。展開 ID のパラメータが必要です。「トラブルシューティング 4 - 特定の展開エラーが発生したコンピュータ <セカンダリ>」レポートを表示して、特定の展開エラーを返したコンピュータの一覧を確認できます。

  • トラブルシューティング 3 - 特定のスキャン エラーが発生したコンピュータ <セカンダリ>

    このレポートは、特定のスキャン エラーを返したコンピュータを返します。最良の結果を得るために、「トラブルシューティング 1 - スキャン エラー」から開始し、ソフトウェアの更新の対応を最後にスキャンしたときに発生した各エラーのコンピュータ数を返して、次にこのレポートを詳細表示します。

  • トラブルシューティング 4 - 特定の展開エラーが発生したコンピュータ <セカンダリ>

    このレポートは、特定の展開エラーを返したコンピュータを返します。最良の結果を得るために、「トラブルシューティング 2 - 展開エラー」から開始し、各展開のコンピュータ数を返して、次にこのレポートを詳細表示します。

ソフトウェアの更新 - F. 配布ステータス

「ソフトウェアの更新 - F. 配布ステータス」のカテゴリに含まれるレポートは、ソフトウェアの更新の展開の対象である SMS 2003 クライアントに関する配布ステータス データを提供します。次のソフトウェアの更新のレポートは、このカテゴリに入ります。

  • 配布 1 - SMS 2003 クライアントの提供情報ステータス

    このレポートには、選択した更新に関するすべてのソフトウェアの配布の提供情報が一覧表示されます。各提供情報に関して、提供情報の状態およびその状態にあるコンピュータの数が表示されます。このレポートには、ソフトウェアの更新の提供情報で利用可能な追加の提供情報状態も含まれます。必須パラメータは、種類および更新タイトルと、セキュリティ情報 ID またはアーティクル ID です。「配布 2 - 特定の提供情報の状態にある SMS 2003 クライアント」レポートを表示して、特定の状態にあるコンピュータを確認できます。

  • 配布 2 - 特定の提供情報の状態にある SMS 2003 クライアント

    このレポートには、提供情報の特定の状態にあるコンピュータが一覧表示されます。このレポートには、ソフトウェアの更新の提供情報で利用可能な追加の提供情報状態も含まれます。必須パラメータは、提供情報 ID配布ステータスです。更新の配布ステータスパラメータの値を指定して、返される結果を制限できます。「特定のクライアントと提供情報の提供情報ステータス メッセージ」レポートを表示して、コンピュータと提供情報について報告されたステータス メッセージを確認できます。

参照:

その他のリソース

ソフトウェアの更新のテクニカル リファレンス

その他の情報については、「Configuration Manager 2007 Information and Support」 (Configuration Manager 2007 の情報とサポート) を参照してください。
ドキュメント チームに連絡するには、次のアドレスに電子メールを送信してください。 SMSdocs@microsoft.com.