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DNS に既定の管理ポイントを手動で発行する方法

適用対象: System Center Configuration Manager 2007, System Center Configuration Manager 2007 R2, System Center Configuration Manager 2007 R3, System Center Configuration Manager 2007 SP1, System Center Configuration Manager 2007 SP2

自動更新はサポートされていないがサービスの場所レコードはサポートされている DNS サーバーで、Configuration Manager 2007 の既定の管理ポイントを DNS に発行する場合は、既定の管理ポイントを手動で発行できます。これを実行するには、サービスの場所リソース レコード (SRV RR) を手動で DNS に指定する必要があります。

Configuration Manager 2007 では、サービスの場所レコードについて RFC 2782 をサポートしています。この形式は次のとおりです。

_Service._Proto.Name TTL Class SRV Priority Weight Port Target

サイトの既定の管理ポイントについてこの DNS を入力する場合は、次の手順に従ってください。

DNS に既定の管理ポイントを手動で発行するには

  1. Configuration Manager コンソールで、サイト システムのイントラネット FQDN を指定します。

  2. DNS で、サイトの既定の管理ポイントの DNS ゾーンを構成し、サイト システムのイントラネット FQDN のホスト (A) レコードを入力します。

  3. SRV レコードを入力します。次のフィールドがあります。

    • _Service:「_mssms_mp*_<サイトコード>」と入力します。<サイトコード>*は管理ポイントのサイト コードです。

    • [._Proto]:「._tcp」を指定します。

    • [.Name]:管理ポイントの DNS サフィックスを入力します (たとえば、「contoso.com」など)。

    • [TTL]:「14400」 (4 時間) を入力します。

    • [Class]:「IN」を指定します (RFC 1035 に準拠)。

    • [Priority]:発行される管理ポイントはサイトごとに 1 つのみであるため、このフィールドは使用しません。

    • [Weight]:発行される管理ポイントはサイトごとに 1 つのみであるため、このフィールドは使用しません。

    • [Port]:Configuration Manager 2007 クライアント要求のために構成されたポートを入力します (たとえば、混在モード サイトには「80」、ネイティブ モード サイトには「443」)。

    • [Target]:既定の管理ポイント サイトの役割で構成されたサイト システムに指定された、イントラネットの完全修飾ドメイン名を入力します。

参照:

タスク

サイト システムのイントラネット FQDN の構成方法

概念

DNS に発行する必要があるかどうかを判断する

その他の情報については、「Configuration Manager 2007 Information and Support」 (Configuration Manager 2007 の情報とサポート) を参照してください。
ドキュメント チームに連絡するには、次のアドレスに電子メールを送信してください。 SMSdocs@microsoft.com.