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属性クラスの結合について

適用対象: System Center Configuration Manager 2007, System Center Configuration Manager 2007 R2, System Center Configuration Manager 2007 R3, System Center Configuration Manager 2007 SP1, System Center Configuration Manager 2007 SP2

SMS の属性クラスの結合操作は、2 つの異なる属性クラスのデータをどのように組み合わせるかを指定する、複雑な操作です。[クエリ ステートメントのプロパティ]ダイアログ ボックスの[全般]タブと[条件]タブを使用しているとき、クエリに含まれていない属性クラスの属性を使用するとすぐに、この属性クラスに対する新しい結合が自動的に作成されます。

クエリの作成時に適切な結合が自動的に作成されるため、[クエリ ステートメントのプロパティ]ダイアログ ボックスの[結合]タブは、通常は必要のない高度な機能と見なすことができます。ただし、クエリによっては、新しい結合を手動で入力したり、自動的に作成された結合を変更することが必要な場合もあります。最終的な式では、これらのクラスのオブジェクトをどのように関連付けるかを指定します。たとえば、結合を使用すると、WQL の表記でハードウェア インベントリが収集されているすべての探索データ項目を検索できます。

select * from sms r system as r
INNER JOIN
sms g system SYSTEM as g
ON r.ResourceID = g.ResourceID

次の表に示すとおり、属性クラスの結合には 4 種類あります。

結合の種類 説明

内部結合

一致する結果のみを表示します。自動的に作成される結合で常に使用されます。

左外部結合

基本属性についてはすべての結果を表示し、結合の属性については一致する結果だけを表示します。

右外部結合

結合の属性についてはすべての結果を表示し、基本属性については一致する結果だけを表示します。

完全結合

基本属性と結合の属性の両方について、すべての結果を表示します。

注意

結合操作は Microsoft SQL Server の拡張機能です。結合操作の構成や変更を行うには、各種のテーブル結合を作成するための Structured Query Language (SQL) 構文に関する実用的な知識が必要です。結合操作の詳細については、「属性クラスの結合の構成について」または SQL Server のドキュメントを参照してください。

参照:

概念

クエリの概要
属性クラスの結合の構成について

その他の情報については、「Configuration Manager 2007 Information and Support」 (Configuration Manager 2007 の情報とサポート) を参照してください。
ドキュメント チームに連絡するには、次のアドレスに電子メールを送信してください。 SMSdocs@microsoft.com.