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オペレーティング システムの展開の前提条件

適用対象: System Center Configuration Manager 2007, System Center Configuration Manager 2007 R2, System Center Configuration Manager 2007 R3, System Center Configuration Manager 2007 SP1, System Center Configuration Manager 2007 SP2

このトピックでは、Configuration Manager 2007 のオペレーティング システムの展開で必要となる外部および内部の前提条件、または依存関係について説明します。

Configuration Manager 2007 外部の依存関係

次の表では、Configuration Manager 2007 の外部のオペレーティング システム展開の依存関係について説明します。

依存関係 詳細情報                                                   

ユーザー状態移行ツール (USMT)

オペレーティング システムの展開の一部として、ユーザーの状態をキャプチャして復元するには、USMT が必要です。Configuration Manager 2007、Configuration Manager 2007 SP1、および Configuration Manager 2007 R2 は USMT 3.1 を使用します。Configuration Manager 2007 SP2 は、WAIK 2.0 で配布された USMT 4 を使用します。USMT 4.0 に関するシナリオの一覧については、https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=151237 (英語版の可能性があります) を参照してください。

USMT は、Microsoft ダウンロード センター (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=88300) (英語) からダウンロードできます。

状態移行を支援する追加のスクリプトは、Microsoft Business Desktop Deployment Web サイト (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=88302) (英語版の可能性があります) にあります。

Windows PE

Windows PE はサービスを限定した Windows オペレーティング システムで、Windows Vista オペレーティング システム プラットフォームを基礎としています。Windows PE はオペレーティング システムの展開で使用するブート イメージであり、Windows オペレーティング システムのプレインストール中および展開中のみに使用します。

  • Configuration Manager 2007 には Windows PE 2.0 が必要です。

  • Configuration Manager 2007 SP1 には Windows PE 2.1 が必要です。

  • Configuration Manager 2007 SP2 には Windows PE 3.0 が必要です。

注意

Configuration Manager 2007 内の既定のブート イメージがカスタマイズされている場合は、Configuration Manager 2007 SP2 をインストールする前に、カスタマイズされたブート イメージをバックアップする必要があります。既定のブート イメージは Configuration Manager 2007 SP2 のインストール中に上書きされます。

Windows 自動インストール キット (WAIK)

必要な WAIK バージョンは Configuration Manager 2007 のバージョンによって次のように変わってきます。

  • Configuration Manager 2007 には WAIK バージョン 1.0 が必要です。

  • Configuration Manager 2007 SP1 と Configuration Manager 2007 R2 には、Windows Vista SP1 または Windows Server 2008 以降の WAIK バージョン 1.1 が必要です。

  • Configuration Manager 2007 SP2 には Windows 7 以降の WAIK バージョン 2.0 が必要です。WAIK version 2.0 には、ユーザー状態移行ツール (USMT) 4.0 と Windows PE 3.0 が組み込まれています。. Windows 7 用 WAIK の詳細については、https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=151760 (英語版の可能性があります) を参照してください。

    注意

    Configuration Manager 2007 SP2 にアップグレードする前に、以前のバージョンの WAIK を SMS プロバイダ コンピュータからアンインストールし、コンピュータを再起動する必要があります。サイトが SP2 にアップグレードされると、WAIK 2.0 がインストールされます。Configuration Manager 2007 SP2 のオペレーティング システムの展開をトラブルシューティングするときには、WAIK と USMT のバージョンが正しいことと、更新されたブート イメージが利用できることを確認します。

Configuration Manager 2007 の依存関係

次の表では、Configuration Manager 2007 オペレーティング システムの展開の前提条件について説明します。

依存関係 詳細情報                                                   

サポートされるオペレーティング システムおよびハード ディスクの構成

Configuration Manager 2007 オペレーティング システムの展開でサポートされるオペレーティング システムのバージョンとハードウェア構成の詳細については、「オペレーティング システムの展開でサポートされているオペレーティング システムとハードディスク構成」を参照してください。

オペレーティング システム イメージの展開

オペレーティング システム イメージの展開に使用する方法によっては、考慮する必要がある依存関係が複数あります。依存関係の詳細については、「オペレーティング システムの展開方法を決定する」を参照してください。

ドライバ カタログ

デバイス ドライバを展開するには、デバイス ドライバをインポートして有効にし、Configuration Manager 2007 クライアントにアクセスできる配布ポイントで使用可能にしておく必要があります。ドライバ カタログの詳細については、「ドライバ カタログの管理方法」を参照してください。

Configuration Manager 2007 サイト システム

オペレーティング システムの展開で使用する、新しい Configuration Manager 2007 サイト システムの役割があります。新しいサイト システムの役割に関する詳細については、次のトピックを参照してください。

ネイティブ モードで必要な証明書

サイトがネイティブ モードに構成されている場合、オペレーティング システムの展開には次の公開キー基盤 (PKI) 証明書が必要な場合があります。

  • 状態移行ポイント用の Web サーバー証明書およびクライアント証明書。

  • PXE サービス ポイントおよびブート メディア イメージ用にインポートされたクライアント証明書。

  • サイト プロパティとして構成されたルート証明機関の証明書。

PKI 証明書の要件の詳細については、「ネイティブ モードの証明書要件」の「オペレーティング システムの展開機能」の項を参照してください。

オペレーティング システム展開でのネイティブ モード証明書の使用方法の詳細については、「ネイティブ モード証明書とオペレーティング システムの展開について」を参照してください。

参照:

概念

オペレーティング システムの展開におけるマルチキャストの前提条件

その他のリソース

Configuration Manager のオペレーティング システムの展開

その他の情報については、「Configuration Manager 2007 Information and Support」 (Configuration Manager 2007 の情報とサポート) を参照してください。
ドキュメント チームに連絡するには、次のアドレスに電子メールを送信してください。 SMSdocs@microsoft.com.