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[要件]ページ

適用対象: System Center Configuration Manager 2007, System Center Configuration Manager 2007 R2, System Center Configuration Manager 2007 R3, System Center Configuration Manager 2007 SP1, System Center Configuration Manager 2007 SP2

Configuration Manager 2007 の新しいプログラム ウィザードの[要件]ページでは、プログラムを実行するクライアント プラットフォーム、プログラムの推定ディスク使用領域と実行時間、その他の要件など、プログラムの要件を指定します。

このページには、次の表に示す要素があります。

UI 要素の一覧

名前 説明

[推定ディスク使用領域]

ソフトウェア プログラムをコンピュータで実行するために必要なディスク容量を指定します。この値には、[不明](既定の設定)、または 0 以上の整数を指定できます。値を指定する場合は、値の単位も指定する必要があります。

クライアント コンピュータでは、指定した値はコントロール パネルの[SCCM プログラム ウィザードの実行]に表示されます。

[許可された最長実行時間]

プログラムがクライアント コンピュータで実行されることが予想される最長時間 (分単位) を指定します。この値には、[不明](既定の設定)、または 0 より大きい整数を指定できます。

既定では、120 分に設定されます。

重要

このプログラムを実行しているコレクションに対してメンテナンス ウィンドウを使用している場合、[許可された最長実行時間]がスケジュールされたメンテナンス ウィンドウより長いと、競合が発生する可能性があります。最長実行時間が[不明]に設定されている場合、プログラムはメンテナンス ウィンドウ中に起動されますが、メンテナンス ウィンドウを閉じた後も、完了するか失敗するまで実行し続けます。ユーザーが、利用可能などのメンテナンス ウィンドウよりも長い ([不明]以外の) 期間に最長実行時間を設定している場合、プログラムは実行されません。詳細については、「メンテナンス ウィンドウについて」を参照してください。

この値が[不明]に設定されている場合、Configuration Manager 2007 で許される最長実行時間は 12 時間 (720 分) に設定されます。

注意

この最長実行時間 (ユーザーが設定したか既定値のもの) を超えた場合、[管理者権限で実行する]に設定されており、[プログラムとの対話をユーザーに許可する]設定が選択されていなければ、Configuration Manager 2007 によってプログラムは停止します。

プログラム自体が停止されなければ、[許可された最長実行時間]を超えると Configuration Manager 2007 はプログラムの監視を停止します。これにより、Configuration Manager 2007 は他の SCCM プログラム ウィザードの実行などの他のソフトウェア配布機能を続行することができます。その結果、Configuration Manager は以下を実行しません。

  • プログラムを停止する。

  • SCCM プログラム ウィザード用にマップされていたドライブを解放する。

  • SCCM プログラム ウィザード用に確立されたネットワーク接続を解放する。

  • クライアント トークン アカウントに付与されたセキュリティ権限を削除する (存在する場合)。

  • SCCM プログラム ウィザードを実行するときに Configuration Manager が使用するオペレーティング システム リソースを解放する。

クライアント コンピュータの場合、指定されている値は、[コントロール パネル]の[SCCM プログラム ウィザードの実行]に表示され、ユーザーは、SCCM プログラム ウィザードを実行するかどうか、実行する場合にいつ実行するかを決めることができます。

[任意のプラットフォームで実行可能]

利用可能な任意のオペレーティング システム プラットフォームでプログラムを実行できるかどうかを指定します。このオプションを選択すると、プログラムをクライアントに提供するときにプラットフォームの種類が Configuration Manager 2007 によってチェックされません。既定では、このオプションが選択されています。

[指定したクライアントのプラットフォームでのみ実行可能]

特定のプロセッサ、オペレーティング システム、またはサービス パックでのみプログラムを実行できるかどうかを指定します。このオプションを選択した場合、付随する一覧からプラットフォームを少なくとも 1 つ選択する必要があります。

[追加条件]

クライアントに関する追加要件情報を 127 文字以内で指定します。たとえば、このプログラムを実行する前に他のすべてのアプリケーションをシャットダウンする必要があることを通知できます。このフィールドは省略可能です。

指定した場合は、そのテキストがコントロール パネルの[SCCM プログラム ウィザードの実行]に表示されます。

[戻る]

ウィザードの前のページに戻ります。

[次へ]

ウィザードの次のページに進みます。

[完了]

ウィザードの[概要]ページに進みます。

[キャンセル]

設定を破棄してウィザードを終了します。

参照:

タスク

プログラムの作成方法

リファレンス

プログラム名のプロパティ

その他のリソース

プログラムの管理方法

その他の情報については、「Configuration Manager 2007 Information and Support」 (Configuration Manager 2007 の情報とサポート) を参照してください。
ドキュメント チームに連絡するには、次のアドレスに電子メールを送信してください。 SMSdocs@microsoft.com.