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SQL レプリケーションに関する問題のトラブルシューティング

適用対象: System Center Configuration Manager 2007, System Center Configuration Manager 2007 R2, System Center Configuration Manager 2007 R3, System Center Configuration Manager 2007 SP1, System Center Configuration Manager 2007 SP2

このセクションにある情報を使用して、SQL Server サイト データベースのレプリケーションの問題をトラブルシューティングすることができます。

レプリケートされたオブジェクトが SQL Server レプリカ上で最新ではない

レプリケーション用にサイト データベース データを構成すると、レプリケートされるオブジェクトは変更されるため、データベース テーブルのレプリケート時に最新でなくなってしまうことがあります。この状態が発生すると、ddm.log ファイルおよび dataldr.log ファイルから次のようなエラーを確認できることがあります。

Microsoft SQL Server が SQL メッセージ 2801 を報告しました。重要度 16:[42000][2801][Microsoft][ODBC SQL Server Driver][SQL Server]オブジェクト 'sp_GetPublicKeyForSMSID' の定義はコンパイルされて以降、変更されました。: sp_GetPublicKeyForSMSID

解決方法

SQL 発行を作成したら、SQL Server サイト データベース サーバー コンピュータ (発行元) で次のストアド プロシージャを実行して、レプリケート対象のオブジェクトが最新の情報に更新されていることを確認する必要があります。

注意

このプロシージャでは、問題のログ例で参照されている sp_GetPublicKeyForSMSID オブジェクトを使用します。このプロシージャは、このエラーが発生するレプリケーション アーティクルで使用でき、ddm.log ファイルまたは dataldr.log ファイルで参照できます。

SQL Server 発行元コンピュータでレプリケート対象のオブジェクトを更新するには

  1. サイト データベースのレプリカをホストする SQL Server に接続されている SQL Server 2005 の[SQL Server Management Studio]コンソールで、[データベース]を展開し、サイト データベース名を右クリックして、[新しいクエリ]をクリックします。

  2. クエリの結果ペインに次のコマンドを入力します。

    EXEC sp_recompile GetPublicKeyForSMSID

  3. [実行]をクリックして、再構成を開始します。

  4. [メッセージ]ペインで、レプリケート対象のオブジェクトが再コンパイル対象として正常にマークされていることを確認します。

SMS_MP_CONTROL_MANAGER がエラー 500 を報告する

レプリケートされた SQL Server サイト データベースからサイト データにアクセスするように管理ポイントが構成され、レプリケートされたサイト データベースが正常に機能していない場合、管理ポイント コントロール マネージャ (SMS_MP_CONTROL_MANAGER) がエラー 500 を報告します。管理ポイント コントロール マネージャは、クライアントと同じ方法で管理ポイント情報へのアクセスを試みるため、クライアントが管理ポイント情報へのアクセスに失敗したときと同じエラーを返します。

解決方法

起こり得るエラーについてインターネット インフォメーション サービス (IIS) をトラブルシューティングする前に、SQL Server データベースのレプリケーションが正常に機能していることを確認します。

参照:

概念

Configuration Manager のサーバー インフラストラクチャのトラブルシューティング

その他の情報については、「Configuration Manager 2007 Information and Support」 (Configuration Manager 2007 の情報とサポート) を参照してください。
ドキュメント チームに連絡するには、次のアドレスに電子メールを送信してください。 SMSdocs@microsoft.com.