ライセンス台帳レポートについて
適用対象: System Center Configuration Manager 2007, System Center Configuration Manager 2007 R2, System Center Configuration Manager 2007 R3, System Center Configuration Manager 2007 SP1, System Center Configuration Manager 2007 SP2
ライセンス台帳レポートは非常によく似ており、Microsoft ライセンス ステートメントと共に使用することを想定しています。このレポートを Microsoft ライセンス ステートメントと比較することで、購入したライセンスと照らし合わせながらライセンスの使用状況を分析できます。
ライセンス 01A - Microsoft ライセンス ステートメントの Microsoft ライセンス台帳
このレポートは、ボリューム ライセンス モデルを使用してライセンスされ、特定のコレクションのコンピュータにインストールされている Microsoft 製品を表示します。このデータは、Microsoft ライセンス ステートメントと同様の形式で表示されます。このレポートには、次の列があります。
- ［ライセンスされたファミリ名］
［ライセンスされたファミリ名］は、Microsoft Virtual Server Enterprise、Project Professional、Windows Server - Standard など、ソフトウェアの全般的な役割を示します。
- ［ライセンスされた製品名］
［ライセンスされた製品名］は、Virtual Server - Enterprise 2005 や Windows Server - Standard 2003 など、ソフトウェアの特定のタイトルを示します。
- ［バージョン］
［バージョン］は、特定のバージョンに関連付けられたコードです。
［インベントリされた数量］
［インベントリされた数量］は、特定のソフトウェアがインストールされているインベントリされたコレクション内のコンピュータの数を表します。注意
この数量は、プロセッサごとの数または単一のコンピュータ上の複数のインスタンスを反映しません。
ライセンス 01B - 販売チャネル別 Microsoft ライセンス台帳項目
ライセンス 01A - Microsoft ライセンス ステートメントの Microsoft ライセンス台帳レポートから、ライセンス 01B - 販売チャネル別 Microsoft ライセンス台帳項目レポートにドリルスルーできます。このレポートは、ライセンス 01A - Microsoft ライセンス ステートメントの Microsoft ライセンス台帳レポートから選択した単一のソフトウェア項目に関する情報を表示します。
注意
チャネル列の［フル パッケージ製品］は、小売ソフトウェアを指します。［対応確認済み製品］は、正規ライセンス版の製品のアップグレードを指します。［OEM］は、相手先ブランドによるライセンス、つまり購入されたコンピュータに付属するソフトウェア、［ボリューム］はボリューム ライセンスによって購入されたソフトウェアです。
このレポートには、次の列があります。
- ［製品名］
ソフトウェアのタイトルです。
［チャネル］
ソフトウェア ライセンスに関連する販売チャネルです。次の表で、販売チャネルのコードについて説明します。注意
表で挙げられている以外の値は未定義です。
コード 販売チャネル 0
［フル パッケージ製品］
1
［対応確認済み製品］
2
［OEM］
3
［ボリューム］
［NULL］
［利用不可］
［インベントリされた数量］
［インベントリされた数量］は、特定のソフトウェアがインストールされているインベントリされたコレクション内のコンピュータの数を表します。注意
この数量は、プロセッサごとの数または単一のコンピュータ上の複数のインスタンスを反映しません。
ライセンス 01C - 特定の Microsoft ライセンス台帳項目および販売チャネルが存在するコンピュータ
ライセンス 01B - 販売チャネル別 Microsoft ライセンス台帳項目レポートから、ライセンス 01C - 特定の Microsoft ライセンス台帳項目および販売チャネルが存在するコンピュータ レポートにドリルスルーできます。このレポートは、ライセンス 01B - 販売チャネル別 Microsoft ライセンス台帳項目レポートから選択された販売チャネルで取得されたソフトウェア項目をインストールしたコンピュータの一覧を表示します。このレポートには、次の列があります。
- ［コンピュータ名］
表示されたコンピュータの名前。
- ［SMS サイト］
SMS サイトコード。
- ［上位のコンソール ユーザー］
システム ログのユーザーのログオン イベントとログオフ イベントを使用して計算した結果、ログ記録時間の 60% 以上このコンピュータを使用したユーザー (存在する場合)。
- ［シリアル番号］
表示されたコンピュータのシリアル番号。
- ［資産タグ］
コンピュータに割り当てられた資産タグ番号。コンピュータの BIOS に表示される番号です。
- ［コンピュータの製造元］
コンピュータの BIOS に表示される製造元の名前。
- ［コンピュータ モデル］
コンピュータのモデル。
- ［製品 ID］
指定したソフトウェアのこのインスタンスに関連付けられた ID 番号。
- ［DSL ID］
Windows Installer または OSD 展開パッケージに DSL ID というプロパティ名のタグが付けられている場合、このプロパティの内容がこの列に報告されます。これは、ソフトウェアが承認された提供元から配布されたものであることの確認手段の 1 つです。
ライセンス 01D - 特定のコンピュータの Microsoft ライセンス台帳製品
このレポートは、特定のコンピュータにインストールされた、すべての Microsoft ライセンス台帳の項目を識別します。このレポートには、次の列があります。
- ［コンピュータ名］
表示されたコンピュータの名前。
- ［ライセンスされたファミリ名］
［ライセンスされたファミリ名］は、Microsoft Virtual Server Enterprise、Project Professional、Windows Server - Standard など、ソフトウェアの全般的な役割を示します。
- ［ライセンスされた製品名］
［ライセンスされた製品名］は、Virtual Server - Enterprise 2005 や Windows Server - Standard 2003 など、ソフトウェアの特定のタイトルを示します。
［チャネル］
ソフトウェア ライセンスに関連する販売チャネルです。次の表で、販売チャネルのコードについて説明します。注意
表で挙げられている以外の値は未定義です。
コード 販売チャネル 0
［フル パッケージ製品］
1
［対応確認済み製品］
2
［OEM］
3
［ボリューム］
［NULL］
［利用不可］
参照:
概念
その他の情報については、「Configuration Manager 2007 Information and Support」 (Configuration Manager 2007 の情報とサポート) を参照してください。
ドキュメント チームに連絡するには、次のアドレスに電子メールを送信してください。 SMSdocs@microsoft.com.