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クエリ条件の値について

適用対象: System Center Configuration Manager 2007, System Center Configuration Manager 2007 R2, System Center Configuration Manager 2007 R3, System Center Configuration Manager 2007 SP1, System Center Configuration Manager 2007 SP2

標準の種類を使用してクエリ式を作成すると、指定した属性と選択した値とを比較できます。定数値のデータ型は、比較される属性と正しく対応している必要があります。データ型によって、値の形式と有効範囲が決まります。たとえば、[NetBIOS 名]属性は文字列として保存され、[サイズ (MB)]属性は数値として保存されます。

Microsoft System Center Configuration Manager 2007 で使用されるデータ型には 4 種類あります。数値、文字列、日時、およびパラメータ化された値です。クエリの各属性には、これらのデータ型のいずれかを使用してデータが保存されます。クエリの属性を指定するとき、指定できる条件値はそのクエリの属性のデータ型によって異なります。4 種類の各データ型に対して適切な条件値を指定するためのガイドラインは次のとおりです。

数値

クエリで式の評価に使用する値として、数値を指定する必要があります。数値以外の値を指定すると、クエリは失敗します。

文字列値

クエリで式の評価に使用する値として、正確な文字列を指定する必要があります。文字列の一部であるものを除き、二重引用符 (") は使用しないでください。LIKE 比較を実行する関係演算子 (is like または is not like) の場合は、文字列にワイルドカード文字を使用できます。使用できるワイルドカードは次のとおりです。

ワイルドカード 説明

%

0 文字以上の任意の文字列

_ (アンダースコア)

任意の 1 文字

[]

特定の範囲またはセットに含まれている任意の 1 文字 ([a-f]や[abcdef]など)

[^]

特定の範囲またはセットに含まれていない任意の 1 文字 ([^a-f]や[^abcdef]など)

日時値

クエリで式の評価に使用する値として、日時を指定する必要があります。この値は、日時演算子で指定された単位に従って入力する必要があります。たとえば、year is after 演算子を使用する場合は、2002 のように 4 桁で年を入力します。

Configuration Manager 2007 クエリ ビルダを使用してクエリを記述するときは、任意の有効な SQL 形式で日時を表すことができます。詳細については、SQL Server のドキュメントを参照してください。

パラメータ化された値

クエリの実行時に、Configuration Manager 2007 管理コンソールで、使用する実際の値を入力するように求められます。

参照:

概念

クエリの概要

その他の情報については、「Configuration Manager 2007 Information and Support」 (Configuration Manager 2007 の情報とサポート) を参照してください。
ドキュメント チームに連絡するには、次のアドレスに電子メールを送信してください。 SMSdocs@microsoft.com.