次の方法で共有


帯域外管理用コンピュータのインポート ウィザード - [マッピングの選択] ページ

適用対象: System Center Configuration Manager 2007, System Center Configuration Manager 2007 R2, System Center Configuration Manager 2007 R3, System Center Configuration Manager 2007 SP1, System Center Configuration Manager 2007 SP2

Configuration Manager 2007 SP1 以降の帯域外管理用コンピュータのインポート ウィザードの [マッピングの選択] ページを使用して、AMT プロビジョニング用にインポートする 1 つまたは複数のコンピュータの情報が保存されているファイルを指定します。

注意

このトピックの情報は、Configuration Manager 2007 SP1 のみに適用されます。

このページは、ウィザードの [ソースの選択] ページで [ファイルを使用してコンピュータをインポートする] オプションを選択した場合のみ表示されます。

このページには、次の表に示す要素があります。

名前 説明

インポート ファイル

インポート対象のコンピュータに関する情報が保存されたファイルを指定します。パスとファイル名を入力するか、[参照] をクリックしてインポート ファイルを探します。

インポート ファイルは、カンマ区切り (CSV) 形式で作成されている必要があります。コンピュータの情報は、

<short_name>,<FQDN>,<SMBIOS>,<optional_MAC_address>,<optional_MEBx_password>,<optional_remote_admin_password> という形式で入力します。

例:NEWCOMP1,NEWCOMP1.contoso.com,55555555-5555-5555-5555-555555555555,05:06:07:08:09:0A

オペレーティング システムがインストールされていないコンピュータをプロビジョニングする場合は、ここで指定されるコンピュータ名も確実に、オペレーティング システムのインストール中に指定されるようにしてください。同じ名前が使用されていないと、プロビジョニングが完了したときに Configuration Manager が AMT ベースのコンピュータに接続できないため、そのコンピュータを帯域外で管理できません。また、オペレーティング システムをインストールする前にプロビジョニングしたコンピュータを管理する必要がある場合は (ハードウェア インベントリの収集や電源管理などのため)、これらのコンピュータ用に DHCP 予約を作成してから、関連する DNS ホスト レコードを、ここで指定されるコンピュータ名を用いて手動で更新する必要があります。DNS ホスト レコードの DHCP 予約や手動更新は、オペレーティング システムがインストールされている場合には必要ありません。

MEBx パスワードまたはリモート管理のパスワードを指定する場合は、パスワードを平文で指定することはできず、Base 64 でエンコードする必要があります。Base 64 を使用してテキストをエンコードする方法については、Base 64 のエンコードおよびデコードのサンプルに関するサポート技術情報の記事 (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=122491) を参照してください。

CSV ファイルにはコンピュータごとに情報の新しい行が作成されます。この形式を使用してコンピュータの情報を入力しなければ、コンピュータのインポートは失敗します。

注意

帯域外のプロビジョニングに必須の SMBIOS GUID を指定する必要があります。SMBIOS GUID は UUID とも呼ばれます。この値が見つからない場合は、製造元から取得する必要があります。

まだプロビジョニングされていないが MEBx パスワードが BIOS 拡張でローカルに変更されている AMT ベースのコンピュータをインポートする場合は、MEBx パスワードを指定します。

コンピュータが Configuration Manager 以外の AMT 管理ソリューションでプロビジョニング済みの場合は、MEBx パスワードと AMT リモート管理パスワードの両方を指定します。他の管理ソリューションで移行エクスポート ユーティリティを提供している場合は、これらの値が自動的に取得されることがあります。このシナリオの詳細については、「AMT ベースの管理ソリューションから Configuration Manager の帯域外管理に移行する方法を決定する」を参照してください、ただし、パスワードを含むインポート ファイルを手動で作成する場合は、パスワードを Base 64 でエンコードする必要があります。Base 64 を使用してテキストをエンコードする方法については、Base 64 のエンコードおよびデコードのサンプルに関するサポート技術情報の記事 (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=122491) を参照してください。

重要

パスワードを含む CSV ファイルを使用する場合は、このファイルを安全に保存し、帯域外管理用コンピュータのインポート ウィザードの実行時にこのファイルに安全にアクセスできることを確認してください。

列見出しを含むファイル

CSV ファイルに列見出しがあるかどうかを指定します。この設定をオンにすると、ファイルの 1 行目が無視されます。既定では、この設定はオフです。

ファイル プレビュー

インポートされたファイルから次の情報が表示されます。

  • ソース列:インポート ファイルのデータ項目の列番号を指定します。

  • サンプル データ:インポート ファイルの 1 つの行のデータを、Configuration Manager プロパティが割り当てられている各データ項目に割り当てられた列番号と共に指定します。

  • 割り当て先:インポート ファイル内のソース列のデータ項目に割り当てられている Configuration Manager プロパティを指定します。

別の Configuration Manager プロパティに割り当てる必要があるデータの列を選択し、[割り当て先] ドロップダウン リストからプロパティを選択します。

インポート ファイルのデータ項目の列番号を指定します。

割り当て先

選択したデータが割り当てられる Configuration Manager プロパティを指定します。次のプロパティを使用できます。

  • 名前:コンピュータの名前を指定します。名前プロパティは列の 1 つに割り当てる必要があります。

  • SMBIOS GUID:コンピュータの SMBIOS GUID を指定します。MAC アドレスまたは SMBIOS GUID を列に割り当てる必要があります。

  • MAC アドレス:コンピュータの MAC アドレスを指定します。MAC アドレスまたは SMBIOS GUID を列に割り当てる必要があります。

  • 無視:列を無視し、Configuration Manager プロパティを割り当てないことを指定します。

  • 変数:列でカスタム変数プロパティを使用することを指定します。[変数] を選択した場合は、 [変数名] も入力する必要があります。

変数名

[割り当て先] ドロップダウン リストで [変数]を選択した場合に、変数名を指定します。変数名は 2 文字以上にする必要があります。空白と特殊文字は使用できません。

前へ

ウィザードの前のページに戻ります。

次へ

ウィザードの次のページに進みます。

完了

ウィザードの [概要] ページに進みます。

キャンセル

設定を破棄してウィザードを終了します。

参照:

タスク

コンピュータを AMT 用にプロビジョニングする方法

概念

帯域外管理用の AMT プロビジョニングについて
AMT リモート管理アカウントについて
MEBx アカウントについて

その他のリソース

帯域外管理用コンピュータのインポート ウィザード
Configuration Manager 2007 SP1 以降の帯域外管理

その他の情報については、「Configuration Manager 2007 Information and Support」 (Configuration Manager 2007 の情報とサポート) を参照してください。
ドキュメント チームに連絡するには、次のアドレスに電子メールを送信してください。 SMSdocs@microsoft.com.