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帯域外管理の保守タスクをカスタマイズする方法

適用対象: System Center Configuration Manager 2007 R2, System Center Configuration Manager 2007 R3, System Center Configuration Manager 2007 SP1, System Center Configuration Manager 2007 SP2

Configuration Manager 2007 SP1 以降の帯域外管理では、帯域外サービス ポイントのインストール時に自動的に有効にされる次の保守タスクがあります。

  • プロビジョニング済みの AMT コンピュータの証明書の評価

  • AMT コンピュータ パスワードのリセット

注意

このトピックの情報は、Configuration Manager 2007 SP1 のみに適用されます。

ほとんどの場合、これらのタスクの既定の設定を変更する必要はありません。これらのタスクの詳細については、次の表を参照してください。

タスク 説明 [設定]

プロビジョニング済みの AMT コンピュータの証明書の評価

このタスクは、AMT ベース コンピュータに発行された証明書の有効期間をチェックし、期限切れになる前に、新しい証明書を自動的に要求します。

注意

Configuration Manager 2007 SP2 では、AMT ベース コンピュータがワイヤレス ネットワーク経由で接続されている場合、ワイヤレス プロファイル内に指定されたクライアント証明書がこの保守タスクにより更新されることはありません。

期限切れになる 42 日前に証明書の更新を要求することで、発行元の証明機関を使用できない場合や接続障害などの問題がある場合でも、十分に時間を取ることができます。

スケジュール :毎土曜日、午前 12 時から午前 5 時まで。

有効期限までの日数 :42.

AMT コンピュータ パスワードのリセット

このタスクは、Configuration Manager が AMT ベース コンピュータを管理するときに使用する リモート パスワードをリセットします。有効期限が設定されていないパスワードよりも定期的に変更されているパスワードの方が、セキュリティが向上します。

AMT リモート パスワードとは別々にコンピュータ アカウント パスワードがリセットされている場合、Configuration Manager は帯域外通信を使用して、AMT ベース コンピュータに接続できません。

Active Directory ドメイン サービスに発行された AMT アカウントのパスワード変更を無効にする場合以外は、このタスクは無効にしないでください。

パスワードのリセット間隔 (日):28.

帯域外管理の保守タスクをカスタマイズする必要がある場合は、次の手順を実行します。

注意

この手順を実行するには、サイト セキュリティ オブジェクト クラスまたはインスタンスに対する読み取りまたは変更アクセス許可が必要です。

帯域外管理保守タスクをカスタマイズするには

  1. Configuration Manager コンソールで、[System Center Configuration Manager]、[サイト データベース]、[サイトの管理]、[<サイト名>]、[サイト設定]、[サイト保守]、[タスク] の順に移動します。

  2. 次のいずれかのタスクを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

    • プロビジョニング済みの AMT コンピュータの証明書の評価

    • AMT コンピュータ パスワードのリセット

  3. タスクのプロパティ ダイアログ ボックスで、必要に応じて設定を変更します。

  4. [OK] をクリックします。

参照:

概念

帯域外管理の証明書について

その他のリソース

帯域外管理の構成

その他の情報については、「Configuration Manager 2007 Information and Support」 (Configuration Manager 2007 の情報とサポート) を参照してください。
ドキュメント チームに連絡するには、次のアドレスに電子メールを送信してください。 SMSdocs@microsoft.com.