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保護エージェントの定義

適用対象: System Center Data Protection Manager 2010

"保護エージェント" とは、DPM で保護するすべてのコンピューターにインストールするソフトウェアです。保護エージェントは次の機能を実行します。

  • 保護データの変更を変更ジャーナルに記録する。保護エージェントは、保護されるボリュームごとに変更ジャーナルを作成して、そのボリューム上の隠しファイルにジャーナルを格納します。

  • 保護されるコンピューターから DPM サーバーに変更ジャーナルを転送し、DPM がレプリカを同期できるようにする。

  • DPM サーバーが保護されるコンピューター上の共有、ボリューム、およびフォルダーを参照できるようにする。

保護エージェントは、インストール元の DPM サーバーによって排他的に制御されます。インストールされた保護エージェントを割り当てて、別の DPM サーバーで稼働させることはできません。

ソフトウェア コンポーネント

保護エージェント ソフトウェアは、保護エージェントおよびエージェント コーディネーターという 2 つのコンポーネントで構成されています。エージェント コーディネーターは、保護エージェントのインストール、更新、またはアンインストール中に保護されるコンピューターに一時的にインストールされるソフトウェアです。

参照:

概念

レプリカの定義
同期の定義