Operations Manager 2007 で実行プロファイルを作成および構成する方法
適用対象: Operations Manager 2007 R2
カスタムの実行プロファイルを作成して構成する処理は、次の 4 つの手順からなります。
実行アカウントを適用するクラス、グループまたはオブジェクトを識別する。
実行アカウントを作成および構成する。
実行アカウントを実行プロファイルに関連付ける。
特定のコンピュータへの実行アカウント オブジェクトの資格情報の配布を構成する。
この手順は新しい実行プロファイルの作成および構成に使用できます。または構成セクションを使用して、管理グループの既存実行プロファイルの変更や構成を行うことができます。この手順では、以前に実行アカウント オブジェクトを作成していないことを想定しています。
実行プロファイルを作成するには
Operations Manager 2007 管理グループで Operations Manager の 管理者ロールが割り当てられているメンバのアカウントを使用して、オペレーション コンソールにログオンします。
オペレーション コンソールで [管理] をクリックします。
[管理] ウィンドウで、[管理]、[実行構成] の順に展開し、[プロファイル] コンテナを選択します。結果ウィンドウを右クリックし、[実行プロファイルの作成] をクリックします。.実行プロファイル ウィザードを初めて使用する場合は、[はじめに] ページの内容を読むようにしてください。
[次へ] をクリックします。
[全般プロパティ] ページで、次の操作を行います。
[表示名] ボックスに実行プロファイルの表示名を入力します。
必要に応じて、実行プロファイルの説明を入力します。
まだ上書き管理パックを作成していない場合は、[グループに含める管理パックの選択] 一覧の [新規] をクリックして、上書き管理パックを作成します。 既に上書き管理パックを作成している場合は、ドロップダウン リストから選択して、手順 9 に進みます。
[全般プロパティ] ページの [管理パックの作成] ウィザードで、[名前] ボックスに名前を入力します。 必要に応じて、管理パックの説明を入力します。[次へ] をクリックします。
ヒント
既定では、管理パックオブジェクトの作成、ルールやモニタの無効化、上書きの作成などを行うと、Operations Manager が既定の管理パックに設定を保存します。既定の管理パックにカスタマイズした設定を保存するのではなく、カスタマイズするそれぞれの封印された管理パックについて別の管理パックを作成することをお勧めします。詳細については、次のページの「Customizing Management Packs (管理パックのカスタマイズ)」を参照してください。https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=140601 (英語版の可能性があります)
この管理パックに関する概要、構成、追加情報およびナレッジ ソース情報を提供する場合は、[ナレッジ項目] ページで [編集] をクリックします。
[作成] をクリックします。これで、実行プロファイル ウィザードの [全般プロパティ] ページに戻ります。
[次へ] をクリックします。
[実行アカウント] ページで、[追加] をクリックして [実行アカウントの追加] ページを開きます。
[新規] をクリックすると実行アカウントの作成ウィザードが開始し、[全般プロパティ] ページが開きます。
[実行アカウントの種類] ボックスから、作成するアカウントの種類を選択します。 これは、管理パック ガイドで指定されています。
[表示名] ボックスに名前を入力し、必要に応じて説明を入力し、[次へ] をクリックします。
[資格情報] ページで、実行プロファイルに使用する実際の資格情報のユーザー名とパスワードを、それぞれの [ユーザー名]、[パスワード]、[パスワードの確認] ボックスに入力します。
資格情報の正しいドメインが [ドメイン] 一覧で選択されていることを確認します。 [次へ] をクリックします。
[配布セキュリティ] ページで、管理パックガイドの指示に従って、[低セキュリティ] か [高セキュリティ] のオプションを選択します。 [低セキュリティ] のオプションを選択すると、すべての受信者のコンピュータの管理者が資格情報にアクセスできるようになります。 資格情報の配布セキュリティの詳細については、「Operations Manager 2007 の実行プロファイルおよび実行アカウント」を参照してください。
[作成] をクリックします。
[実行アカウントの作成の進行状況] ページで、作成が完了したら、警告ノートを読み、[閉じる] をクリックします。これで、[実行アカウントの追加] ページに戻ります。
[この実行アカウントを使用して管理するオブジェクト] 領域で、管理パック ガイドにある構成値ごとに [すべての対象オブジェクト] または [選択したクラス、グループ、またはオブジェクト] のオプションを選択します。
[選択されたクラス、グループ、またはオブジェクト] ボックスに値が指定されている場合は、[OK] をクリックします。それ以外の場合は、[選択] をクリックし、[クラス]、[グループ] または [オブジェクト] を管理パック ガイドの指示に従って選択します。 これで [クラスの検索]、[グループの検索]、[オブジェクトの検索] ページがそれぞれ開きます。
検索ツールのいずれかで、検索またはフィルタ条件を入力し、[検索] をクリックします。結果が [利用可能な項目] ボックスに表示されます。
実行アカウント オブジェクトを管理に使用する項目を選択し、[OK] をクリックします。
[OK] をクリックします。これで、実行プロファイル ウィザードの [実行アカウント] ページに戻ります。
実行アカウントをさらに追加する場合は、再度 [追加] をクリックして、手順 10 ~ 23 を繰り返します。それ以外の場合は、[作成] をクリックします。
注意
この手順では、[高セキュリティ] を選択し、残りの手順を順番通りに行うことを想定しています。[低セキュリティ] オプションを選択した場合は、手順 29 に進みます。
実行プロファイル ウィザードの [完了] ページには、[高セキュリティ] 設定で構成された実行アカウントすべてがリンクとして一覧表示されます。ここではそれぞれの実行アカウントを一度に 1 つずつ選択して、資格情報の配布を構成する必要があります。
アカウントをダブルクリックすると、[配布] タブの [実行アカウントのプロパティ] ページが開きます。セキュリティ レベルの選択と [選択したコンピュータ] が表示されます。 ここから、この両方の編集ができます。
[選択したコンピュータ] ボックスの [追加] をクリックして、次を実行します。
[コンピュータ名で検索 (既定)]、[推奨コンピュータの表示] または [管理サーバーの表示] を選択します。
必要に応じて、[フィルタ条件: (オプション)] ボックスに値を入力します。
[検索] をクリックします。結果セットが [利用可能な項目] ボックスに表示されます。
結果セットから必要なコンピュータを選択して、[追加] をクリックします。これで選択したコンピュータが [選択したオブジェクト] ボックスに追加されます。
[OK] をクリックします。
[OK] をクリックします。これで、実行プロファイル ウィザードの [完了] ページに戻ります。配布の構成が完了したアカウントの横に緑のチェックマークが表示されます。
[閉じる] をクリックします。
参照:
タスク
Operations Manager 2007 で実行アカウントを作成する方法