ビューのサンプル事例: ビューの列タイトルをカスタマイズする方法
公開日: 2016年7月
対象: System Center 2012 SP1 - Service Manager、System Center 2012 R2 Service Manager、System Center 2012 - Service Manager
System Center 2012 – Service Manager には事前定義済みのビューが備わっていて、Service Manager コンソールで、さまざまな作業アイテムと構成アイテムの情報と状態を表示するのに使用できます。 ビューは封印されていない管理パックで定義され、ビューの一部をカスタマイズすることができます。
たとえば、以下の手順に従って、事前定義されたビューの列のタイトルをカスタマイズし、組織内で使用されているプロセスを反映させることができます。
また、事前定義されたビューに列を追加することもできます。 既存のビューに列を追加する方法の詳細については、「Editing a View in a Management Pack (管理パックのビューの編集)」というブログを参照してください。
ビューの列のタイトルをカスタマイズするには
次の手順で、カスタマイズするビューが含まれている管理パックを見つけて、エクスポートします。
Service Manager コンソールで [管理] をクリックします。
[管理] ウィンドウで [管理パック] を選択します。
[管理パック] ビューで、[封印済み] をクリックして、封印された管理パックと封印されていない管理パックを基準として列を並べ替えます。 カスタマイズするビューを含む管理パックを選択します。 [Service Manager インシデント管理構成ライブラリ] などの封印されていない管理パックでなければなりません。
[タスク] ウィンドウで [エクスポート] をクリックします。
[フォルダーの参照] ダイアログ ボックスで、エクスポートした管理パックを保存するフォルダーを選択して [OK] をクリックします。
メモ帳や Microsoft Visual Studio などの XML エディターで、エクスポートされた管理パックを開きます。
次の方法で管理パックを更新します。
ファイルの <LanguagePacks> セクションで、カスタマイズする列の DisplayString を見つけます。
次の例は、"個人用インシデント" ビューのコードです。
System.WorkItem.Incident.AssignedToMe.View次の例は、そのビューの "カテゴリ" 列のコードです。
System.WorkItem.Incident.AssignedToMe.View.Header_Categoryそして、[個人用インシデント] ビューの [カテゴリ] 列の DisplayString です。
<DisplayString ElementID="System.WorkItem.Incident.AssignedToMe.View.Header_Category"> <Name>Category</Name> <Description>Category</Description> </DisplayString><Name></Name> タグと <Description></Description> タグで囲まれた列タイトルを、カスタムの列タイトルで置き換えます。 たとえば、"Category" を "My Organization’s Category" に置き換えます。
カスタムの管理パックを保存します。
カスタムの管理パックを Service Manager にインポートします。
[管理] ウィンドウで [管理パック] を選択します。
[タスク] ウィンドウで [インポート] をクリックします。
[インポートする管理パックの選択] ダイアログ ボックスで、カスタムの管理パック ファイルを保存したフォルダーを選択して [開く] をクリックします。
[管理パックのインポート] ダイアログ ボックスで [インポート] をクリックします。 インポートが完了したら、[OK] をクリックします。
Service Manager コンソールで、カスタマイズしたビューを選択して、新しい列タイトルを確認します。