クライアント側の監視用の IP アドレス除外フィルターを構成する方法
適用対象: System Center 2012 R2 Operations Manager,System Center 2012 - Operations Manager,System Center 2012 SP1 - Operations Manager
クライアント IP フィルターを使って、監視したいネットワークを選択できます。 フィルターを適用することにより、管理者は監視対象のコンピューターのスコープを制限できます。 既定では、ローカル ホストのみが監視されます。 IP フィルター リストが空の場合は、すべての IP アドレスが監視されます。 フィルター定義に一致する IP アドレスはすべて、クライアント側監視から除外されます。
次の例では、IP フィルターを使って IP アドレスを監視する方法を示します。
監視からの一連の IP アドレスを除外します。
例: 監視のすべての IP アドレス 192.168.*.* 以外 *。 *。
-
特定のアドレス (この例では IP アドレス 192.168.*.*) 以外のすべての IP アドレスを監視するには、[クライアント側の構成] タブの [クライアント IP アドレスのフィルターを構成します] セクションで、[追加] をクリックします。
-
[クライアント IP アドレスのフィルター] ページで、[比較型] を [IP はサブネット内です] に設定します。
[!メモ]
比較の種類は、2 つの値を持つ: サブネットで サブネットの IP アドレスに一致するユーザーの IP アドレスを除外します。 [IP はサブネット外です] では、サブネット内の IP アドレスに一致しない ユーザー IP アドレスを除外します。
-
[IP アドレス] ボックスに、監視から除外したい IP アドレスを入力します。 この例では、「192.168.0.0」と入力します。
-
[ネットマスク] ボックスに、フィルターの IP アドレスとユーザーの IP アドレスで等しいかどうか比較する部分を入力します。 この例では、「255.255.0.0」と入力します。
-
[OK] をクリックします。
特定のセットの IP アドレスを監視します。
例: 監視特定セットの IP アドレス 192.168.*.* *。 *。
-
特定セットの IP アドレス (この例では IP アドレス 192.168.*.*) を監視するには、[クライアント側の構成] タブの [クライアント IP アドレスのフィルターを構成します] セクションで、[追加] をクリックします。
-
[クライアント IP アドレスのフィルター] ページで、[比較型] を [IP はサブネット外です] に設定します。
-
[IP アドレス] ボックスに、監視したい IP アドレスを入力します。 この例では、「192.168.0.0」と入力します。
-
[ネットマスク] ボックスに、フィルターの IP アドレスとユーザーの IP アドレスで等しいかどうか比較する部分を入力します。 この例では、「255.255.0.0」と入力します。
-
[OK] をクリックします。
特定の IP アドレスのセットを監視し、そのセットからある IP アドレスを除外します。
例: 監視の IP アドレス 192.168.*.* *。 * を IP アドレス 192.168.10.* を除外する。
-
特定なセットの IP アドレスを監視してそのセットからある IP アドレスを除外する (この例では、IP アドレス 192.168.10.* を除く IP アドレス 192.168.*.* を監視) には、2 つのフィルターを構成する必要があります。 まず、IP アドレス 192.168.*.* に範囲を制限するフィルターを作成し、それから IP アドレス 192.168.10.* を除外するフィルターを作成します。 IP アドレス 192.168.*.* だけを監視する最初のフィルターを作成するには、[クライアント側の構成] タブの [クライアント IP アドレスのフィルターを構成します] セクションで、[追加] をクリックします。
-
[比較型] を [IP はサブネット外です] に設定します。
-
[IP アドレス] ボックスに、監視したい IP アドレスを入力します。 この例では、「192.168.0.0」と入力します。
-
[ネットマスク] ボックスに、フィルターの IP アドレスとユーザーの IP アドレスで等しいかどうか比較する部分を入力します。 この例では、「255.255.0.0」と入力します。
-
[OK] をクリックします。
-
次に、IP アドレス 192.168.10.* を除外する 2 番目の IP フィルターを作成します。 [クライアント側の構成] タブの [クライアント IP アドレスのフィルターを構成します] セクションで、[追加] をクリックします。
-
[比較型] を [IP はサブネット内です] に設定します。
-
[IP アドレス] ボックスに、監視から除外したい IP アドレスを入力します。 この例では、「192.168.10.0」と入力します。
-
[ネットマスク] ボックスに、フィルターの IP アドレスとユーザーの IP アドレスで等しいかどうか比較する部分を入力します。 この例では、「255.255.255.0」と入力します。
-
[OK] をクリックします。
IPv4 および IPv6 フィルターを使用する場合
IPv4 プロトコルが Web サーバー上で有効になっている唯一のプロトコルである場合は、[IPv6 を使用する] チェック ボックスをオフのままにします。
Web サーバーで IPv6 プロトコルが有効になっている場合は、[IPv6 を使用する] チェック ボックスをオンにして IPv6 フィルターを追加します。