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Configuration Manager で UEFI ベースまたは BIOS ベースのコンピューター用の PXE による Windows 8 展開を作成する方法

 

適用対象: System Center 2012 Configuration Manager SP1,System Center 2012 Configuration Manager SP2,System Center 2012 R2 Configuration Manager,System Center 2012 R2 Configuration Manager SP1

[!メモ]

このトピックの情報は、System Center 2012 Configuration Manager SP1 以降および System Center 2012 R2 Configuration Manager 以降に適用されます。

オペレーティング システムの展開では、System Center 2012 Configuration Manager の管理ユーザーは、オペレーティング システム イメージ作成のためのツールを利用できます。作成したオペレーティング システム イメージは、Configuration Manager によって管理されるコンピューターに展開できます。 このトピックでは、参照オペレーティング システム イメージを作成する方法、コンピューターが UEFI モードと BIOS モードのどちらで起動するかに応じて異なるパーティションを作成する方法、Configuration Manager で管理されるコンピューターに Windows 8 を展開する方法について説明します。 

シナリオの概要

このシナリオでは、特定の想定と業務要件に基づいて、コンピューターに Windows 8 を展開する 1 つの方法を示します。 次の表に、このシナリオを構成するセクションの概要を示します。

技術要件

このセクションでは、Configuration Manager 環境の技術要件と、このシナリオをサポートするクライアント ハードウェアを一覧で示します。

業務要件

このセクションでは、このシナリオの業務要件を一覧で示します。

展開前の考慮事項

このセクションでは、このシナリオの手順を実行する前に考慮した方がよい情報について説明します。

手順 1: ブート イメージの準備と展開

  • 手順 1a: ブート イメージを準備する

  • 手順 1b: ブート イメージを配布する

このセクションでは、ブート イメージを準備して配布する方法について説明します。

手順 2:参照オペレーティング システム イメージの構築とキャプチャ

  • 手順 2a: Windows 8 オペ���ーティング システム イメージを追加する

  • 手順 2b: 構築とキャプチャを実行するタスク シーケンスを作成する

  • 手順 2c:タスク シーケンスのコンテンツを配布する

  • 手順 2d:構築とキャプチャを実行するタスク シーケンスを展開する

  • 手順 2e:参照コンピューターからタスク シーケンスを実行する

  • 手順 2f:参照オペレーティング システム イメージを追加する

  • 手順 2g:オペレーティング システム イメージの更新をスケジュールする

このセクションでは、タスク シーケンスを使用して、参照コンピューターから Windows 8 オペレーティング システム イメージを構築してキャプチャする方法について説明します。

手順 3:オペレーティング システムを展開するタスク シーケンスを作成する

  • 手順 3a:Windows 8 を展開するタスク シーケンスを作成する

  • 手順 3b:タスク シーケンスの設定を確認する

  • 手順 3c:タスク シーケンスのコンテンツを配布する

  • 手順 3d:Windows 8 をインストールするタスク シーケンスを展開する

このセクションでは、Windows 8 を展開するタスク シーケンスを作成する方法について説明します。 タスク シーケンスは、コンピューターの PXE の起動で使用できます。

技術要件

このシナリオでは、次の技術要件が必要です。

  • Configuration Manager 階層のすべてのサイトで、Configuration Manager SP1 が実行され、すべての機能が正常に動作している

  • PXE 対応配布ポイントが構成され、タスク シーケンス コンテンツのコンテンツの場所として選択できる 配布ポイントで PXE をサポートするように構成する方法の詳細については、「Configuration Manager の PXE ブートによるオペレーティング システムの展開計画」を参照してください。

  • Windows 8 向けの Windows アセスメント & デプロイメント キット (Windows ADK) が、すべてのサイト サーバーと、SMS プロバイダー サイト システムの役割を持つコンピューターにインストールされている。 Windows ADK の詳細については、「Windows ADK による Windows の展開」を参照してください。

  • Configuration Manager によって管理されるすべてのコンピューターが x64 システム アーキテクチャである

  • Configuration Manager によって管理されるコンピューターが、Unified Extensible Firmware Interface (UEFI) 2.3.1 仕様に準拠したファームウェア、または、BIOS ファームウェア インターフェイスを使用している。 UEFI の詳細については、Unified EFI Forum Web サイトを参照してください。

  • Configuration Manager によって管理されるすべてのコンピューターで、トラステッド プラットフォーム モジュール (TPM) が有効になっている。 BitLocker をサポートするタスク シーケンスのステップでは、TPM が必要です。

業務要件

このシナリオでは、次の業務要件に対応します。

  • UEFI 仕様に準拠したファームウェア、または、BIOS ファームウェア インターフェイスを使用しているコンピューターに Windows 8 を展開する、単一のタスク シーケンスを作成する

  • Windows 8 の展開が PXE による起動のみ

  • Windows 8 展開で、すべての必須のソフトウェア更新プログラムをインストールする

  • Windows 8 をインストールするすべてのコンピューターで BitLocker を有効にする

展開前の考慮事項

Configuration Manager クライアントに Windows 8 を展開する前に、次の展開前の手順を考慮します。

  • Windows 8 アップグレード評価:Microsoft System Center 2012 Configuration Manager Upgrade Assessment Tool では、Configuration Manager によって管理されるコンピューターのハードウェアとソフトウェアに、Windows 8 と互換性があるかどうかを特定する際に使用できる情報が提供されます。 Upgrade Assessment Tool には次の機能があります。

    • インストールされている周辺機器のデバイス ドライバーの互換性を取得し、レポートを作成する。このレポートを使用して、Windows オペレーティング システムをサポートするためにアップグレードする必要があるデバイス ドライバーを特定できます。

    • Windows オペレーティング システムの推奨システム要件を満たすコンピューターを確認し、環境に合わせてこれらの要件をカスタマイズする

    • オペレーティング システムのアップグレードの準備ができているかどうかについて、企業全体の状況を確認できる概要レポートを作成する

    • オペレーティング システムの展開用の動的なコレクションを作成する コレクションのクエリ規則は、システム要件、アプリケーションの互換性ステータス、デバイス ドライバーのステータスを基にできます。

    Upgrade Assessment Tool は、Microsoft ダウンロード センター サイトからダウンロードしてください。

    詳細については、「Configuration Manager Upgrade Assessment Tool」を参照してください。

  • UEFI ベースのクライアント:UEFI ベースのコンピューターに Windows 8 をインストールする前に、次の事項に注意してください。

    • Windows 8 認定のすべてのコンピューターは、UEFI 仕様に準拠したファームウェアを使用している

    • 一部のコンピューターで、レガシ BIOS 互換モードではなく、UEFI モードで Windows をインストールするために、場合によって追加の手順を実行する必要がある。 タスク シーケンスを使用した、レガシ BIOS 互換モードから UEFI モードへの切り替えはサポートされていません。 詳細については、「BIOS 互換モードから UEFI モードに切り替える方法」を参照してください。

    • 一部のコンピューターでは、UEFI をサポートしているが、 UEFI モードでの PXE 起動のブートをサポートしていないことがある。 これらのコンピューターを UEFI モードで準備するには、PXE を使用せず、ブート メディアから起動する必要があります。 コンピューターで PXE 起動のブートを実行すると、Configuration Manager は、そのコンピューターが BIOS モードであることを検出し、それに応じてコンピューターを準備します。 ブート メディアを作成する方法の詳細については、「起動可能なメディアの作成方法」の「Configuration Manager でメディアを使用したオペレーティング システムの展開方法」セクションを参照してください。

    • UEFI と BIOS では、ディスクのパーティション作成の要件が異なっています。 UEFI ハード ディスクでは、BIOS で使用されるマスター ブート レコード (MBR) パーティション構造ではなく、GUID パーティション テーブル (GPT) パーティション構造が必要です。 タスク シーケンスを使用して Windows 8 を展開する場合、タスク シーケンスによって、コンピューターが UEFI モードと BIOS 互換モードのどちらで起動されたかが検出され、関連する要件に対応するために、ハード ディスクのパーティションが構成されます。

手順 1: ブート イメージの準備と展開

ブート イメージには、コンピューターのブート環境を提供する Windows PE のバージョンが含まれています。 Windows PE は、Windows のインストール用に対象コンピューターを準備する限られたコンポーネントとサービスが含まれた、最小限のオペレーティング システムです。 このシナリオでは、Windows PE でコンピューターを起動した後で、Configuration Manager で Windows 8 のインストールが開始されます。 このセクションの手順に従って、Windows 8 展開のタスク シーケンスで使用するブート イメージを準備し、展開できます。 このセクションは、次の手順で構成されています。

  • 手順 1a: ブート イメージを準備する

  • 手順 1b: ブート イメージを配布する

ブート イメージの管理方法の詳細については、「Configuration Manager でのブート イメージの管理方法」トピックを参照してください。

手順 1a: ブート イメージを準備する

Configuration Manager には、2 種類のブート イメージが用意されています。1 つは x86 アーキテクチャをサポートし、もう 1 つは x64 アーキテクチャをサポートします。 UEFI モードで起動するコンピューターでは、コンピューターのアーキテクチャに一致するブート イメージ (x86 ベースのコンピューターでは x86、x64 ベースのコンピューターでは x64) を使用する必要があります。 BIOS でブートするコンピューターと同じ方法で、UEFI モードでブートするコンピューターの両方のアーキテクチャに対して、x86 ブート イメージを使用することはできません。 このシナリオでは、環境に x64 ベースのコンピューターのみが存在します。 そのため、このシナリオでは、既定の x64 ブート イメージ (ブート イメージ (x64)) を使用します。

System_CAPS_important重要

System Center 2012 Configuration Manager SP1 および累積更新プログラム 1 以降では、Configuration Manager が IA-32 アーキテクチャのコンピューターで PXE で開始する起動をサポートするようになっています。

既定のブート イメージには標準のデバイス ドライバーが含まれ、通常は展開に十分です。 ただし、次の構成の 1 つまたは複数について、ブート イメージをカスタマイズできます。

  • イメージのプロパティ

  • ドライバー

  • 起動前コマンドの設定

  • Windows PE バックグラウンド イメージ

  • コマンド シェルのサポート

  • Windows PE スクラッチ領域

  • Windows PE で使用するオプション コンポーネント

ブート イメージを変更する方法の詳細については、「ブート イメージを変更する方法」の「Configuration Manager でのブート イメージの管理方法」セクションを参照してください。

手順 1b: ブート イメージを配布する

ブート イメージを準備したら、すべての PXE 対応配布ポイントにイメージを配布する必要があります。 クライアントでタスク シーケンスが実行されると、クライアントは配布ポイントからブート イメージをダウンロードします。 ブート イメージは、他のコンテンツを配布するのと同じ方法で配布ポイントに配布します。 単一の配布ポイント、配布ポイント グループ、または配布ポイント グループに関連付けられているコレクションを指定できます。Configuration Manager でのコンテンツ配布の詳細については、「配布ポイントのコンテンツの配布」の「Configuration Manager のコンテンツ管理の操作とメンテナンス」セクションを参照してください。

ブート イメージを配布ポイントに配布するには、次の手順に従います。

ブート イメージを配布ポイントに配布するには

  1. Configuration Manager コンソールで、[ソフトウェア ライブラリ] をクリックします。

  2. [ソフトウェア ライブラリ] ワークスペースで [オペレーティング システム] を展開し、[ブート イメージ] をクリックします。

  3. [ブート イメージ] ノードで、展開するブート イメージ オブジェクトを選択します。

  4. [ホーム] タブの [展開] グループで [コンテンツの配布] をクリックして、コンテンツの配布ウィザードを起動します。

  5. [全般] ページで、一覧に表示されているコンテンツが配布対象のコンテンツであることを確認して、[次へ] をクリックします。

  6. [コンテンツの配布先] ページで [追加] をクリックし、次のいずれかを選択して、該当の手順に従います。

    - **コレクション**:\[ユーザー コレクション\] または \[デバイス コレクション\] を選択し、1 つまたは複数の配布ポイント グループに関連付けられているコレクションをクリックして、\[OK\] をクリックします。
    
      <div class="alert">
    
    
      > [!メモ]
      > <P>配布ポイント グループに関連付けられているコレクションのみが表示されます。 コレクションを配布ポイント グループに関連付ける方法の詳細については、「<A href="gg682115(v=technet.10).md">配布ポイント グループの作成と構成</A>」の「<A href="gg682115(v=technet.10).md">Configuration Manager のコンテンツ管理の構成</A>」セクションを参照してください。</P>
    
    
      </div>
    
    - **配付ポイント**:既存の配布ポイントを選択して、\[OK\] をクリックします。 コンテンツを既に受信した配布ポインは表示されません。
    
    - **配布ポイント グループ**:既存の配布ポイント グループを選択して、\[OK\] をクリックします。 コンテンツを既に受信した配布ポイント グループは表示されません。
    

    コンテンツの配布先の追加が完了したら、[次へ] をクリックします。

  7. [概要] ページで、操作を続ける前に配布の設定を見直します。 選択した配布先にコンテンツを配布するには、[次へ] をクリックします。

  8. [進行状況] ページに、配布の進行状況が表示されます。

  9. [確認] ページに、コンテンツがポイントに正常に割り当てられたかどうかが表示されます。 コンテンツ配布を監視する方法の詳細については、「コンテンツの監視」の「Configuration Manager のコンテンツ管理の操作とメンテナンス」セクションを参照してください。

手順 2:参照オペレーティング システム イメージの構築とキャプチャ

オペレーティング システム イメージは .WIM 形式のファイルで、コンピューターにオペレーティング システムを正常にインストールして構成するのに必要な、参照ファイルとフォルダーのコレクションを圧縮したものです。 このセクションの手順に従って、Windows 8 インストール メディアにある基本オペレーティング システム イメージ (install.wim) をインポートします。 次に、Windows 8、必須のソフトウェア更新プログラム、アプリケーションを参照コンピューターにインストールするタスク シーケンスを作成します。 参照コンピューターにタスク シーケンスを展開すると、タスク シーケンスで新しい参照オペレーティング システム イメージがキャプチャされ、ネットワーク共有フォルダーで共有されます。 最後に、指定したスケジュールでオペレーティング システム イメージに必須のソフトウェア更新プログラムを適用するように、Configuration Manager を構成できます。 このセクションは、次の手順で構成されています。

  • 手順 2a: Windows 8 オペ���ーティング システム イメージを追加する

  • 手順 2b: 構築とキャプチャを実行するタスク シーケンスを作成する

  • 手順 2c:タスク シーケンスのコンテンツを配布する

  • 手順 2d:構築とキャプチャを実行するタスク シーケンスを展開する

  • 手順 2e:参照コンピューターからタスク シーケンスを実行する

  • 手順 2f:参照オペレーティング システム イメージを追加する

  • 手順 2g:オペレーティング システム イメージの更新をスケジュールする

参照オペレーティング システム イメージを構築し、キャプチャする方法の詳細については、「タスク シーケンスの作成方法」の「Configuration Manager でタスク シーケンスを管理する方法」を参照してください。

手順 2a: Windows 8 オペ���ーティング システム イメージを追加する

参照オペレーティング システム イメージを構築する前に、Configuration Manager コンソールに Windows 8 オペレーティング システム イメージを追加する必要があります。

Configuration Manager コンソールに Windows 8 オペレーティング システム イメージを追加するには、次の手順に従います。

Windows 8 オペレーティング システム イメージを追加するには

  1. Configuration Manager コンソールで、[ソフトウェア ライブラリ] をクリックします。

  2. [ソフトウェア ライブラリ] ワークスペースで、[オペレーティング システム] を展開してから、[オペレーティング システム イメージ] をクリックします。

  3. [ホーム] タブの [作成] グループで、[オペレーティング システム イメージの追加] をクリックして、オペレーティング システム イメージの追加ウィザードを開始します。

  4. [データ ソース] ページで、Windows 8 オペレーティング システム イメージのネットワーク パスを指定します。 たとえば、「\\MyServer\MyShare\Window8InstallationFiles\sources\install.wim」と指定します。

  5. [全般] ページで、次の情報を指定してから、[次へ] をクリックします。

    - \[名前\]:イメージの名前を指定します。 規定では、イメージの名前は WIM ファイルから取得されます。
    
    - **バージョン**:バージョンの名前を指定します。
    
    - **コメント**:イメージの簡単な説明を指定します。
    
  6. ウィザードを完了します。

手順 2b: 構築とキャプチャを実行するタスク シーケンスを作成する

構築およびキャプチャ タスク シーケンスは、参照コンピューターで実行され、タスク シーケンスが一連のオペレーティング システム ソース ファイルに基づいてオペレーティング システム イメージを作成します。 タスク シーケンスは 手順 2a: Windows 8 オペ���ーティング システム イメージを追加する で追加した Windows 8 オペレーティング システム イメージを使用して 、参照コンピューターに Windows 8 をインストールします。 次に、ソフトウェア更新プログラム、アプリケーション、カスタム設定を参照コンピューターに追加します。 最後に、参照コンピューターから新しい Windows 8 イメージをキャプチャし、ネットワーク共有フォルダーに保存します。

構築とキャプチャを実行するタスク シーケンスを作成するには、次の手順に従います。

オペレーティング システム イメージを構築およびキャプチャするタスク シーケンスを作成するには

  1. Configuration Manager コンソールで、[ソフトウェア ライブラリ] をクリックします。

  2. [ソフトウェア ライブラリ] ワークスペースで [オペレーティング システム] を展開して、[タスク シーケンス] をクリックします。

  3. [ホーム] タブの [作成] グループで [タスク シーケンスの作成] をクリックして、タスク シーケンスの作成ウィザードを起動します。

  4. [新しいタスク シーケンスの作成] ページで、[参照オペレーティング システム イメージを構築およびキャプチャする] を選択して、[次へ] をクリックします。

  5. [タスク シーケンス情報] ページで次の設定を指定し、[次へ] をクリックします。

    - **タスク シーケンス名**:タスク シーケンスを識別する名前を指定します。
    
    - **説明**:タスク シーケンスによって作成されるオペレーティング システムの説明などの、タスク シーケンスによって実行されるタスクの説明を指定します。
    
    - **ブート イメージ**:既定の x64 ブート イメージ (**ブート イメージ (x64)**) を指定します。
    
  6. [Windows のインストール] ページで次の設定を指定し、[次へ] をクリックします。

    - **イメージ パッケージ**:\[**参照**\] をクリックし、手順 2a: Windows 8 オペ���ーティング システム イメージを追加する で追加した Windows 8 オペレーティング システム イメージを選択し、\[**OK**\] をクリックします。
    
    - **プロダクト キー**:インストールする Windows オペレーティング システムのプロダクト キーを指定します。 エンコードされたボリューム ライセンス キーまたは標準のプロダクト キーを指定できます。 エンコードされていないプロダクト キーを使用する場合は、5 桁ごとにハイフン (-) で区切る必要があります。 たとえば、*XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX*
    
    - **サーバー ライセンス モード**:サーバー ライセンスが \[接続クライアント数\] と \[同時使用ユーザー数\] のいずれか、または決められていないかを指定します。 サーバー ライセンスが \[同時使用ユーザー数\] の場合は、サーバー接続の最大数も指定します。
    
    - オペレーティング システムが展開されたときに使用する管理者アカウントの処理方法を指定します。
    
        - \[**ローカルの管理者アカウントを無効にする**\]:オペレーティング システムが展開されたときにローカルの管理者アカウントを無効にするかどうかを指定します。
    
        - \[**常に同じ管理者パスワードを使用する**\]:オペレーティング システムが展開されたすべてのコンピューターでローカルの管理者アカウントに同じパスワードを使用するかどうかを指定します。
    
  7. [ネットワーク の構成] ページで次の設定を指定してから、[次へ] をクリックします。

    - **ワークグループに参加**:オペレーティング システムが展開された際に、展開先コンピューターをワークグループに追加するかどうかを指定します。
    
    - **ドメインに参加**:オペレーティング システムが展開された際に、展開先コンピューターをドメインに追加するかどうかを指定します。 \[ドメイン\] にドメインの名前を指定します。
    
      <div class="alert">
    
      <table>
      <colgroup>
      <col style="width: 100%" />
      </colgroup>
      <thead>
      <tr class="header">
      <th><img src="images/Hh221353.s-e6f6a65cf14f462597b64ac058dbe1d0-system-media-system-caps-important(SC.12).jpeg" title="System_CAPS_important" alt="System_CAPS_important" />重要</th>
      </tr>
      </thead>
      <tbody>
      <tr class="odd">
      <td><p>ローカル フォレストの場合は、ドメインを参照して選択できます。 ただし、リモート フォレストの場合は、ドメイン名を指定する必要があります。</p></td>
      </tr>
      </tbody>
      </table>
    
      </div>
    
      組織単位 (OU) も指定することができます。 OU の LDAP X.500 識別名を指定するオプションの設定です。コンピューター アカウントがまだ存在しない場合に作成するのに使用されます。
    
    - \[**アカウント**\]:指定したドメインに参加するアクセス許可を持つアカウントの、ユーザー名とパスワードを指定します。 例: *domain\\user* または *%variable%*。
    
      <div class="alert">
    
      <table>
      <colgroup>
      <col style="width: 100%" />
      </colgroup>
      <thead>
      <tr class="header">
      <th><img src="images/Hh221353.s-e6f6a65cf14f462597b64ac058dbe1d0-system-media-system-caps-important(SC.12).jpeg" title="System_CAPS_important" alt="System_CAPS_important" />重要</th>
      </tr>
      </thead>
      <tbody>
      <tr class="odd">
      <td><p>ドメイン設定またはワークグループ設定を移行する場合は、適切なドメイン資格情報を入力する必要があります。</p></td>
      </tr>
      </tbody>
      </table>
    
      </div>
    
  8. [Configuration Manager のインストール] ページで、Configuration Manager クライアント パッケージが選択されていることを確認し、クライアントのインストールに使用するその他のプロパティを追加して、[次へ] をクリックします。

    クライアントのインストールで使用できるプロパティの詳細については、「Configuration Manager のクライアント インストール プロパティについて」を参照してください。

  9. [更新を含める] ページで、[必須のソフトウェアの更新] を指定します。Configuration Manager は、セットアップ先のコンピューターがメンバーとなっているコレクションを対象とするソフトウェアの更新のみをインストールします。

  10. [アプリケーションのインストール] ページで、展開先コンピューターにインストールするアプリケーションを指定してから、[次へ] をクリックします。 複数のアプリケーションを指定する場合は、特定のアプリケーションのインストールに失敗したときにタスク シーケンスを続行するかどうかも指定することができます。

  11. [システムの準備] ページで [次へ] をクリックします。 Sysprep は Windows 8 で自動的に使用可能になり、パッケージを指定する必要はありません。

  12. [イメージのプロパティ] ページで、オペレーティング システム イメージについて次の設定を指定して、[次へ] をクリックします。

    • 作成者:オペレーティング システム イメージを作成したユーザーの名前を指定します。

    • バージョン:オペレーティング システム イメージに関連付けるユーザ定義のバージョン番号を指定します。

    • 説明:オペレーティング システム コンピューター イメージのユーザー定義の説明を指定します。

  13. [イメージのキャプチャ] ページで、次の設定を指定して、[次へ] をクリックします。

    • パス:出力 .WIM ファイルを保存する共有ネットワーク フォルダーを指定します。 このファイルには、このウィザードで指定した設定に基づくオペレーティング システム イメージが含まれます。 同じ名前の .WIM ファイルがある場合、Configuration Manager はそのファイルを上書きします。

    • 次のアカウントを使用して出力フォルダーにアクセスする:出力共有ネットワーク フォルダーに対する読み取り書き込み権限を持つ Windows アカウントを指定します。

  14. ウィザードを完了します。

手順 2c:タスク シーケンスのコンテンツを配布する

参照コンピューターで、参照オペレーティング システムのタスク シーケンスを構築およびキャプチャするタスク シーケンスを実行する前に、配布ポイントにそのコンテンツを配布する必要があります。

タスク シーケンスで参照されるコンテンツを配布するには、次の手順に従います。

配布ポイントにタスク シーケンスのコンテンツを配布するには

  1. Configuration Manager コンソールで、[ソフトウェア ライブラリ] をクリックします。

  2. [ソフトウェア ライブラリ] ワークスペースで [オペレーティング システム] を展開して、[タスク シーケンス] をクリックします。

  3. [タスク シーケンス] ノードで、手順 2b で作成したタスク シーケンスを選択します。

  4. [ホーム] タブの [展開] グループで [コンテンツの配布] をクリックして、コンテンツの配布ウィザードを起動します。

  5. [全般] ページで、一覧に表示されているコンテンツが配布対象のコンテンツであることを確認して、[次へ] をクリックします。

  6. [コンテンツの配布先] ページで [追加] をクリックし、次のいずれかを選択して、該当の手順に従います。

    - **コレクション**:\[ユーザー コレクション\] または \[デバイス コレクション\] を選択し、1 つまたは複数の配布ポイント グループに関連付けられているコレクションをクリックして、\[OK\] をクリックします。
    
      <div class="alert">
    
    
      > [!メモ]
      > <P>配布ポイント グループに関連付けられているコレクションのみが表示されます。 コレクションを配布ポイント グループに関連付ける方法の詳細については、「<A href="gg682115(v=technet.10).md">配布ポイント グループの作成と構成</A>」の「<A href="gg682115(v=technet.10).md">Configuration Manager のコンテンツ管理の構成</A>」セクションを参照してください。</P>
    
    
      </div>
    
    - **配付ポイント**:既存の配布ポイントを選択して、\[OK\] をクリックします。 コンテンツを既に受信した配布ポインは表示されません。
    
    - **配布ポイント グループ**:既存の配布ポイント グループを選択して、\[OK\] をクリックします。 コンテンツを既に受信した配布ポイント グループは表示されません。
    

    コンテンツの配布先の追加が完了したら、[次へ] をクリックします。

  7. [概要] ページで、操作を続ける前に配布の設定を見直します。 選択した配布先にコンテンツを配布するには、[次へ] をクリックします。

  8. [進行状況] ページに、配布の進行状況が表示されます。

  9. [確認] ページに、コンテンツが配布ポイントに正常に割り当てられたかどうかが表示されます。 コンテンツ配布を監視する方法の詳細については、「コンテンツの監視」の「Configuration Manager のコンテンツ管理の操作とメンテナンス」セクションを参照してください。

手順 2d:構築とキャプチャを実行するタスク シーケンスを展開する

参照オペレーティング システムを構築およびキャプチャするタスク シーケンスを作成し、配布ポイントでコンテンツが使用可能になりました。このコンテンツを参照コンピューターに展開する必要があります。 参照コンピューターでタスク シーケンスを実行すると、コンピューターが Windows PE で起動します。 次に、参照コンピューターでハード ディスクのパーティション作成とフォーマットが実行され、Windows 8 がインストールされて、ソフトウェア更新プログラムとアプリケーションがインストールされてから、Windows 8 を展開するために使用する、Windows 8 の新しい参照オペレーティング システム イメージが作成されます。

参照コンピューターにタスク シーケンスを展開するには、次の手順に従います。

参照オペレーティング システム イメージを構築およびキャプチャするタスク シーケンスを展開するには

  1. Configuration Manager コンソールで、[ソフトウェア ライブラリ] をクリックします。

  2. [ソフトウェア ライブラリ] ワークスペースで [オペレーティング システム] を展開して、[タスク シーケンス] をクリックします。

  3. [タスク シーケンス] 一覧で、手順 2b: 構築とキャプチャを実行するタスク シーケンスを作成する で作成したタスク シーケンスを選択します。

  4. [ホーム] タブの [展開] グループで、[展開] をクリックします。

  5. [全般] ページで、次の情報を指定してから、[次へ] をクリックします。

    - **タスク シーケンス**:正しいタスク シーケンスを選択していることを確認します。
    
    - **コレクション**:参照コンピューターが含まれたコレクションを指定します。
    
      <div class="alert">
    
      <table>
      <colgroup>
      <col style="width: 100%" />
      </colgroup>
      <thead>
      <tr class="header">
      <th><img src="images/Hh221353.s-e6f6a65cf14f462597b64ac058dbe1d0-system-media-system-caps-important(SC.12).jpeg" title="System_CAPS_important" alt="System_CAPS_important" />重要</th>
      </tr>
      </thead>
      <tbody>
      <tr class="odd">
      <td><p>選択したコレクションに、タスク シーケンスを実行する参照コンピューターのみ含まれていることを確認してください。</p></td>
      </tr>
      </tbody>
      </table>
    
      </div>
    
    - **コメント (オプション)**:タスク シーケンスの展開について説明する追加情報を指定します。
    
  6. [展開設定] ページで、次の情報を指定して、[次へ] をクリックします。

    - **目的**:ドロップダウン リストから \[利用可能\] を選択します。
    
    - このタスク シーケンスをいつ利用可能にするかを指定します。 この場合は、ブート前実行環境 (PXE) を使用してタスク シーケンスの展開を開始するときに、タスクシーケンスを使用可能にするように、\[メディアと PXE のみ\] を選択します。
    
  7. [スケジュール] ページで、次の情報を指定して、[次へ] をクリックします。

    [この展開が使用可能になる日時を指定する] に現在の日付と時刻を指定して、[次へ] をクリックします。

    - **この展開が使用可能になる日時を指定する**:現在の日付と時刻を指定して、参照コンピューターでタスク シーケンスを使用できるようにします。
    
    - **この展開の有効期限を指定する**:タスク シーケンスを対象コンピューターで期限切れにする日時を指定します。
    
  8. [ユーザー側の表示と操作] ページで既定の設定を確認し、[次へ] をクリックします。 この場合は、既定の設定で十分です。

  9. [アラート] ページで、展開できなかった場合にアラートを生成するかどうかを指定して、[次へ] をクリックします。

  10. [配布ポイント] ページで、[次へ] をクリックします。 この場合は、既定の設定で十分です。

  11. ウィザードを完了します。

手順 2e:参照コンピューターからタスク シーケンスを実行する

参照コンピューターが含まれたコレクションに、構築およびキャプチャのタスク シーケンスを展開しました。 次に、参照コンピューターを PXE で起動して、Windows 8 の新しい参照オペレーティング システム イメージを作成するタスク シーケンスを実行する必要があります。 PXE を起動すると、手順 2b: 構築とキャプチャを実行するタスク シーケンスを作成する で作成したタスク シーケンスが実行できるようになります。 コンピューターを Windows PE に再起動するタスク シーケンスを開始し、ハード ディスク ドライブのパーティションを作成してフォーマットした後、Windows 8 をインストールします。 オペレーティング システムのインストールが完了すると、タスク シーケンスによって新しいオペレーティング システム イメージのキャプチャが開始され、イメージがネットワーク共有フォルダーに格納されます。

手順 2f:参照オペレーティング システム イメージを追加する

タスク シーケンスで Windows 8 の参照オペレーティング システム イメージが作成されたら、タスク シーケンスで使用して Windows 8 をクライアントに展開するためには、このイメージを Configuration Manager コンソールに追加する必要があります。

Configuration Manager コンソールに Windows 8 の参照オペレーティング システム イメージを追加するには、次の手順に従います。

Windows 8 オペレーティング システム イメージを追加するには

  1. Configuration Manager コンソールで、[ソフトウェア ライブラリ] をクリックします。

  2. [ソフトウェア ライブラリ] ワークスペースで、[オペレーティング システム] を展開してから、[オペレーティング システム イメージ] をクリックします。

  3. [ホーム] タブの [作成] グループで、[オペレーティング システム イメージの追加] をクリックして、オペレーティング システム イメージの追加ウィザードを開始します。

  4. [データ ソース] ページで、Windows 8 の参照オペレーティング システム イメージのパスを指定します。 これは、手順 2b で [イメージのキャプチャ] ページに指定したのと同じパスです。

  5. [全般] ページで、次の情報を指定してから、[次へ] をクリックします。

    - \[名前\]:イメージの名前を指定します。 規定では、イメージの名前は WIM ファイルから取得されます。
    
    - **バージョン**:バージョンの名前を指定します。
    
    - **コメント**:イメージの簡単な説明を指定します。
    
  6. ウィザードを完了します。

手順 2g:オペレーティング システム イメージの更新をスケジュールする

定期的に、新しいソフトウェア更新プログラムがリリースされて、オペレーティング システム イメージ内のオペレーティング システムに適用されます。 適用可能なソフトウェア更新プログラムを指定のスケジュールでイメージに適用すると、オペレーティング システムのインストール後にインストールする必要がある、ソフトウェア更新プログラムの数を低減できます。 このプロセスで、イメージの脆弱性が軽減されます。 指定のスケジュールで、Configuration Manager によって、選択したソフトウェア更新プログラムをオペレーティング システム イメージに適用してから、必要に応じて、更新されたイメージを配布ポイントに配布します。 オペレーティング システム イメージの更新のスケジュールの詳細については、「Configuration Manager でのオペレーティング システム イメージおよびインストーラーの管理方法」を参照してください。

オペレーティング システム イメージにソフトウェア更新プログラムを適用するには、次の手順に従います。

オペレーティング システム イメージにソフトウェア更新プログラムを適用するには

  1. Configuration Manager コンソールで、[ソフトウェア ライブラリ] をクリックします。

  2. [ソフトウェア ライブラリ] ワークスペースで、[オペレーティング システム] を展開してから、[オペレーティング システム イメージ] をクリックします。

  3. ソフトウェア更新プログラムを適用するオペレーティング システム イメージを選択します。

  4. [ホーム] タブの [オペレーティング システム イメージ] グループで、[更新のスケジュール] をクリックしてウィザードを開始します。

  5. [更新プログラムの選択] ページで、オペレーティング システム イメージに適用するソフトウェア更新プログラムを選択してから、[次へ] をクリックします。

  6. [スケジュールの設定] ページで、次の設定を指定してから、[次へ] をクリックします。

    1. スケジュール:オペレーティング システム イメージにソフトウェア更新プログラムを適用するスケジュールを指定します。

    2. エラー時に続行する:このオプションを選択すると、エラーが発生した場合でも、イメージにソフトウェア更新プログラムがそのまま適用されます。

    3. イメージを使用して配布ポイントを更新する:このオプションを選択すると、ソフトウェア更新プログラムが適用された後で、配布ポイントのオペレーティング システム イメージが更新されます。

  7. [概要] ページで、情報を確認して [次へ] をクリックします。

  8. [完了] ページで、オペレーティング システム イメージにソフトウェア更新プログラムが正常に適用されたことを確認します。

手順 3:オペレーティング システムを展開するタスク シーケンスを作成する

タスク シーケンスでは、クライアント コンピューターで複数のステップがコマンド ライン レベルで実行され、ユーザー操作は不要です。 このセクションでは、コンピューターに Windows 8 をインストールするタスク シーケンスを作成します。 このタスク シーケンスでは、既定の x64 ブート イメージ ブート イメージ (x64) を使用して、Windows PE でのコンピューターの起動、ハード ディスクのパーティション作成、BitLocker の事前プロビジョニング、Windows 8 のインストール、BitLocker の有効化、およびユーザー ファイルと設定の復元が実行されます。 このセクションは、次の手順で構成されています。

  • 手順 3a:Windows 8 を展開するタスク シーケンスを作成する

  • 手順 3b:タスク シーケンスの設定を確認する

  • 手順 3c:タスク シーケンスのコンテンツを配布する

  • 手順 3d:Windows 8 をインストールするタスク シーケンスを展開する

タスク シーケンスの作成方法と展開方法については、「Configuration Manager でタスク シーケンスを管理する方法」を参照してください。

手順 3a:Windows 8 を展開するタスク シーケンスを作成する

Windows 8 を展開するタスク シーケンスでは、コンピューターのフォーマットとパーティション作成、Windows 8 のインストール、BitLocker の有効化、および必須のソフトウェア更新プログラムのインストールを実行するステップが実行されます。

Windows 8 を展開するタスク シーケンスを作成するには、次の手順に従います。

Windows 8 を展開するタスク シーケンスを作成するには

  1. Configuration Manager コンソールで、[ソフトウェア ライブラリ] をクリックします。

  2. [ソフトウェア ライブラリ] ワークスペースで [オペレーティング システム] を展開して、[タスク シーケンス] をクリックします。

  3. [ホーム] タブの [作成] グループで [タスク シーケンスの作成] をクリックして、タスク シーケンスの作成ウィザードを起動します。

  4. [新しいタスク シーケンスの作成] ページで、[既存のイメージ パッケージをインストールする] を選択してから、[次へ] をクリックします。

  5. [タスク シーケンス情報] ページで次の設定を指定し、[次へ] をクリックします。

    - **タスク シーケンス名**:タスク シーケンスを識別する名前を指定します。
    
    - **説明**:タスク シーケンスによって実行されるタスクの説明を指定します。
    
    - **ブート イメージ**:既定の x64 ブート イメージ (**ブート イメージ (x64)**) を指定します。
    
  6. [Windows のインストール] ページで次の設定を指定し、[次へ] をクリックします。

    - **イメージ パッケージ**:\[**参照**\] をクリックして、キャプチャして 手順 2f:参照オペレーティング システム イメージを追加する で追加した Windows 8 オペレーティング システム イメージを選択し、\[**OK**\] をクリックします。
    
    - **オペレーティング システムをインストールする前に対象のコンピューターのパーティションを作成してフォーマットする**:\[すべてのイメージ\] を選択すると、ソース WIM レイアウトが使用され、BIOS、またはソース WIM にマップされる UEFI パーティションのみが使用されます。 タスク シーケンスで BIOS および UEFI パーティション ディスクの操作の両方を使用する場合は、\[すべてのイメージ\] は選択しないでください。
    
    - **BitLocker で使用するタスク シーケンスを構成する**:使用する設定を選択します。
    
    - **プロダクト キー**:インストールする Windows オペレーティング システムのプロダクト キーを指定します。 エンコードされたボリューム ライセンス キーまたは標準のプロダクト キーを指定できます。 エンコードされていないプロダクト キーを使用する場合は、5 桁ごとにハイフン (-) で区切る必要があります。 たとえば、*XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX*
    
    - **サーバー ライセンス モード**:サーバー ライセンスが \[接続クライアント数\] と \[同時使用ユーザー数\] のいずれか、または決められていないかを指定します。 サーバー ライセンスが \[同時使用ユーザー数\] の場合は、サーバー接続の最大数も指定します。
    
    - オペレーティング システムが展開されたときに使用する管理者アカウントの処理方法を指定します。
    
        - **ローカルの管理者パスワードをランダムに生成し、サポートされているすべてのプラットフォームのアカウントを無効にする (推奨)**:オペレーティング システムが展開されたときにローカルの管理者アカウントを無効にするかどうかを指定します。
    
        - **アカウントを有効にし、ローカル管理者パスワードを指定する**:ローカル管理者アカウントを有効にするかどうかを指定します。 有効にする場合は、このアカウントに使用するパスワードを指定します。
    
  7. [ネットワーク の構成] ページで次の設定を指定してから、[次へ] をクリックします。

    - **ワークグループに参加**:オペレーティング システムが展開された際に、展開先コンピューターをワークグループに追加するかどうかを指定します。
    
    - **ドメインに参加**:オペレーティング システムが展開された際に、展開先コンピューターをドメインに追加するかどうかを指定します。 \[ドメイン\] にドメインの名前を指定します。
    
      <div class="alert">
    
      <table>
      <colgroup>
      <col style="width: 100%" />
      </colgroup>
      <thead>
      <tr class="header">
      <th><img src="images/Hh221353.s-e6f6a65cf14f462597b64ac058dbe1d0-system-media-system-caps-important(SC.12).jpeg" title="System_CAPS_important" alt="System_CAPS_important" />重要</th>
      </tr>
      </thead>
      <tbody>
      <tr class="odd">
      <td><p>ローカル フォレストの場合は、ドメインを参照して選択できます。 ただし、リモート フォレストの場合は、ドメイン名を指定する必要があります。</p></td>
      </tr>
      </tbody>
      </table>
    
      </div>
    
      組織単位 (OU) も指定することができます。 OU の LDAP X.500 識別名を指定するオプションの設定です。コンピューター アカウントがまだ存在しない場合に作成するのに使用されます。
    
    - \[**アカウント**\]:指定したドメインに参加するアクセス許可を持つアカウントの、ユーザー名とパスワードを指定します。 例: *domain\\user* または *%variable%*。
    
      <div class="alert">
    
      <table>
      <colgroup>
      <col style="width: 100%" />
      </colgroup>
      <thead>
      <tr class="header">
      <th><img src="images/Hh221353.s-e6f6a65cf14f462597b64ac058dbe1d0-system-media-system-caps-important(SC.12).jpeg" title="System_CAPS_important" alt="System_CAPS_important" />重要</th>
      </tr>
      </thead>
      <tbody>
      <tr class="odd">
      <td><p>ドメイン設定またはワークグループ設定を移行する場合は、適切なドメイン資格情報を入力する必要があります。</p></td>
      </tr>
      </tbody>
      </table>
    
      </div>
    
  8. [Configuration Manager のインストール] ページで、Configuration Manager クライアント パッケージが選択されていることを確認し、クライアントのインストールに使用するその他のプロパティを追加して、[次へ] をクリックします。

    クライアントのインストールで使用できるプロパティの詳細については、「Configuration Manager のクライアント インストール プロパティについて」を参照してください。

  9. [状態移行] ページで次の設定をクリアしてから、[次へ] をクリックします。 この場合、ユーザー設定はキャプチャされません。

    - **ユーザー設定のキャプチャ**:タスク シーケンスで、ユーザーの状態をキャプチャします。 ユーザー状態のキャプチャおよび復元方法の詳細については、「[Configuration Manager でのユーザー状態の管理方法](hh397289\(v=technet.10\).md)」を参照してください。
    
    - **ネットワーク設定のキャプチャ**:タスク シーケンスで、コンピューターからネットワーク設定をキャプチャします。 ネットアーク アダプター設定のほか、ドメインまたはワークグループのメンバーシップもキャプチャすることができます。
    
    - **Microsoft Windows の設定のキャプチャ**:オペレーティング システム イメージをインストールする前に、タスク シーケンスでコンピューターから Windows 設定をキャプチャします。 コンピューター名、登録ユーザー名と組織名、およびタイム ゾーン設定をキャプチャできます。
    
  10. [更新を含める] ページで、[必須のソフトウェアの更新] を指定します。Configuration Manager は、コンピューターがメンバーとなっているコレクションに展開される適用可能なソフトウェア更新プログラムのみをインストールします。

  11. [アプリケーションのインストール] ページで、展開先コンピューターにインストールするアプリケーションを指定してから、[次へ] をクリックします。 複数のアプリケーションを指定する場合は、特定のアプリケーションのインストールに失敗したときにタスク シーケンスを続行するかどうかも指定することができます。

  12. ウィザードを完了します。

手順 3b:タスク シーケンスの設定を確認する

タスク シーケンスの作成では、Windows 8 を展開する場合に従う手順を作成します。 ただし、タスク シーケンスを展開する前に、その設定がビジネス要件を満たすことを確認してください。

タスク シーケンスを確認するには、次の手順に従います。

タスク シーケンスを確認するには

  1. Configuration Manager コンソールで、[ソフトウェア ライブラリ] をクリックします。

  2. [ソフトウェア ライブラリ] ワークスペースで [オペレーティング システム] を展開して、[タスク シーケンス] をクリックします。

  3. [タスク シーケンス] 一覧で、手順 3a:Windows 8 を展開するタスク シーケンスを作成する で作成したタスク シーケンスを選択します。

  4. [ホーム] タブの [タスク シーケンス] グループで、[編集] をクリックします。

  5. タスク シーケンスの各ステップを確認します。次のステップが含まれます。

    - **ディスク 0 のパーティション作成 - BIOS**:ボリュームのディスク容量がブート パーティションに十分であることを確認します。 コンピューターが UEFI モードで起動したことがタスク シーケンスで検出された場合は、このステップが実行されないように、\[オプション\] タブでさまざまな条件を指定できます。
    
    - **ディスク 0 のパーティション作成 - UEFI**:ボリュームのディスク容量が各種パーティションに十分であることを確認します。 コンピューターが UEFI モードで起動しなかったことがタスク シーケンスで検出された場合は、このステップが実行されないように、\[オプション\] タブでさまざまな条件を指定できます。
    
    - **BitLocker の事前プロビジョニング**:BitLocker が適切な宛先ドライブに適用されること、および \[TPM がないか、TPM が有効になっていないコンピューターの場合は、この手順をスキップする\] が有効になっていることを確認します。 この手順で、Windows PE で動作している間は、ドライブで BitLocker が有効になります。 使用されているドライブ領域のみが暗号化されるため、暗号化にかかる時間が大幅に短くなります。 このステップは、TPM が有効になっているコンピューターでのみ実行できます。 「[Configuration Manager のタスク シーケンス ステップ](hh846237\(v=technet.10\).md)」トピックの「[BitLocker の事前プロビジョニング](hh846237\(v=technet.10\).md)」セクションを参照してください。
    
    - **BitLocker の有効化**:現在のオペレーティング システム ドライブを選択しており、暗号化の種類が TPM のみになっていることを確認します。 BitLocker の有効化のタスク シーケンス ステップの詳細については、「[BitLocker の有効化](hh846237\(v=technet.10\).md)」の「[Configuration Manager のタスク シーケンス ステップ](hh846237\(v=technet.10\).md)」セクションを参照してください、
    
  6. 個々の環境のビジネス要件をサポートするように、タスク シーケンスに他のステップを追加します。

  7. [OK] をクリックして変更を保存します。

手順 3c:タスク シーケンスのコンテンツを配布する

コンピューターにタスク シーケンスを展開する前に、配布ポイントにコンテンツを配布して、コンテンツが使用可能であることを確認します。

タスク シーケンスで参照されるコンテンツを配布するには、次の手順に従います。

配布ポイントにタスク シーケンスのコンテンツを配布するには

  1. Configuration Manager コンソールで、[ソフトウェア ライブラリ] をクリックします。

  2. [ソフトウェア ライブラリ] ワークスペースで [オペレーティング システム] を展開して、[タスク シーケンス] をクリックします。

  3. [タスク シーケンス] ノードで、手順 3a:Windows 8 を展開するタスク シーケンスを作成する で作成したタスク シーケンスを選択します。

  4. [ホーム] タブの [展開] グループで [コンテンツの配布] をクリックして、コンテンツの配布ウィザードを起動します。

  5. [全般] ページで、一覧に表示されているコンテンツが配布対象のコンテンツであることを確認して、[次へ] をクリックします。

  6. [コンテンツの配布先] ページで [追加] をクリックし、次のいずれかを選択して、該当の手順に従います。

    - **コレクション**:\[ユーザー コレクション\] または \[デバイス コレクション\] を選択し、1 つまたは複数の配布ポイント グループに関連付けられているコレクションをクリックして、\[OK\] をクリックします。
    
      <div class="alert">
    
    
      > [!メモ]
      > <P>配布ポイント グループに関連付けられているコレクションのみが表示されます。 コレクションを配布ポイント グループに関連付ける方法の詳細については、「<A href="gg682115(v=technet.10).md">配布ポイント グループの作成と構成</A>」の「<A href="gg682115(v=technet.10).md">Configuration Manager のコンテンツ管理の構成</A>」セクションを参照してください。</P>
    
    
      </div>
    
    - **配付ポイント**:既存の配布ポイントを選択して、\[OK\] をクリックします。 コンテンツを既に受信した配布ポインは表示されません。
    
    - **配布ポイント グループ**:既存の配布ポイント グループを選択して、\[OK\] をクリックします。 コンテンツを既に受信した配布ポイント グループは表示されません。
    

    コンテンツの配布先の追加が完了したら、[次へ] をクリックします。

  7. [概要] ページで、操作を続ける前に配布の設定を見直します。 選択した配布先にコンテンツを配布するには、[次へ] をクリックします。

  8. [進行状況] ページに、配布の進行状況が表示されます。

  9. [確認] ページに、コンテンツが配布ポイントに正常に割り当てられたかどうかが表示されます。 コンテンツ配布を監視する方法の詳細については、「コンテンツの監視」の「Configuration Manager のコンテンツ管理の操作とメンテナンス」セクションを参照してください。

手順 3d:Windows 8 をインストールするタスク シーケンスを展開する

Windows 8 をインストールするタスク シーケンスを作成し、配布ポイントのコンテンツが使用できるようになると、直ちにタスク シーケンスを Configuration Manager クライアントに展開できます。 タスク シーケンスを展開する前に、タスク シーケンスを展開するコレクションを含む展開戦略を用意しておきます。 「展開前の考慮事項」セクションでアップグレード評価ツールを使用した場合、Windows 8 にアップグレードすることができるクライアントでコレクションを作成した可能性があります。

Windows 8 を展開するタスク シーケンスを展開するには、次の手順を実行します。

Windows 8 をインストールするタスク シーケンスを展開するには

  1. Configuration Manager コンソールで、[ソフトウェア ライブラリ] をクリックします。

  2. [ソフトウェア ライブラリ] ワークスペースで [オペレーティング システム] を展開して、[タスク シーケンス] をクリックします。

  3. [タスク シーケンス] 一覧で、手順 3a:Windows 8 を展開するタスク シーケンスを作成する で作成したタスク シーケンスを選択します。

  4. [ホーム] タブの [展開] グループで、[展開] をクリックします。

  5. [全般] ページで、次の情報を指定してから、[次へ] をクリックします。

    - **タスク シーケンス**:正しいタスク シーケンスを選択していることを確認します。
    
    - **コレクション**:この展開のコレクションを指定します このコレクションのメンバーは、PXE を起動したときに Windows 8 をインストールするタスク シーケンスを受け取ります。
    
      <div class="alert">
    
      <table>
      <colgroup>
      <col style="width: 100%" />
      </colgroup>
      <thead>
      <tr class="header">
      <th><img src="images/Hh221353.s-e6f6a65cf14f462597b64ac058dbe1d0-system-media-system-caps-important(SC.12).jpeg" title="System_CAPS_important" alt="System_CAPS_important" />重要</th>
      </tr>
      </thead>
      <tbody>
      <tr class="odd">
      <td><p>Configuration Manager で管理されていないコンピューターに Windows 8 をインストールするには、すべての不明なコンピューターを含むコレクションを使用する必要があります。</p></td>
      </tr>
      </tbody>
      </table>
    
      </div>
    
    - **コメント (オプション)**:この展開について説明する追加情報を指定します。
    
  6. [展開設定] ページで、次の情報を指定して、[次へ] をクリックします。

    - **目的**:ドロップダウン リストから \[利用可能\] を選択します。
    
    - このタスク シーケンスをいつ利用可能にするかを指定します。 このシナリオでは、\[メディアと PXE のみ\] を選択して、対象コンピューターを PXE に起動するときにタスク シーケンスを使用できるようにします。
    
  7. [スケジュール] ページで、次の情報を指定して、[次へ] をクリックします。

    - **この展開が使用可能になる日時を指定する**:現在の日付と時刻を指定して、対象コンピューターでタスク シーケンスを使用できるようにします。
    
    - **この展開の有効期限を指定する**:タスク シーケンスを対象コンピューターで期限切れにする日時を指定します。
    
  8. [ユーザー側の表示と操作] ページで既定の設定を確認し、[次へ] をクリックします。 この場合は、既定の設定で十分です。

  9. [アラート] ページで、展開できなかった場合にアラートを生成するかどうかを指定して、[次へ] をクリックします。

  10. [配布ポイント] ページで、[次へ] をクリックします。 この場合は、既定の設定で十分です。

  11. ウィザードを完了します。