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Java アプリケーションの監視

 

適用対象: System Center 2012 R2 Operations Manager

System Center 2012 R2 Operations Manager の Java アプリケーション パフォーマンス監視 (APM) を使用すると、Java アプリケーションを監視し、アプリケーションのパフォーマンスおよび例外イベントの詳細を取得して、問題の根本原因の特定に役立てることができます。 Java アプリケーション パフォーマンス監視用 System Center 2012 管理パックを使用すると、Operations Manager Application Advisor で Java アプリケーションのパフォーマンスおよび例外イベントを監視できます。Operations Manager Application Advisor を使用すると、パフォーマンス イベントのメソッドおよびリソース タイミング、例外イベントのスタック トレース、Java 特有のイベント (Average Request Time、Requests Per Second、JVM Memory、Class Loader など) を調査し、標準のアプリケーション パフォーマンス監視レポートを実行することができます。 また、Java アプリケーション サーバー カウンターの Operations Manager レベルのアラートを取得できます。Microsoft ダウンロード センターから Java アプリケーション パフォーマンス監視用管理パックをダウンロードしてください。

Java アプリケーション パフォーマンス監視は、.NET アプリケーション パフォーマンス監視と多くの概念を共有します。 ただし、オブジェクト階層、上書きやアラートの作業方法 (Java アプリケーション パフォーマンス監視には、作成機能および構成テンプレートがないため、管理パックの上書きにより構成を変更します)、サーバー レベルの情報は Java アプリケーション パフォーマンス監視レポートでは処理されないなど、いくつかの重要な相違点があります。

サポートされている構成

Java アプリケーション パフォーマンス監視用管理パックには、Windows Server 2012 R2、System Center 2012 R2 Operations Manager、および System Center 2012 R2 が必要です。

サポートされている構成:

  • Tomcat 5、Tomcat 6、および Tomcat 7

    • Windows

    • Linux

  • Java JDK 5、Java JDK 6

  • Web テクノロジ

    • GenericServlet

    • Struts

    • Struts2

    • Axis2

必要条件

Java アプリケーション パフォーマンス監視用管理パックを実行するには、Java Enterprise Edition (JEE) 用管理パックが詳細監視用に構成されている必要があります。 この管理パックは、JEE アプリケーション サーバーを監視し、初期アプリケーション レベルの検出を提供します。 詳細については、「Java アプリケーションの監視の構成方法」、および Microsoft ダウンロード センターで入手できる該当するアプリケーション サーバーの種類の JEE 用管理パックガイドを参照してください。