Operations Manager でネットワーク デバイスとデータを表示する
発行: 2016年3月
適用対象: System Center 2012 R2 Operations Manager,System Center 2012 - Operations Manager,System Center 2012 SP1 - Operations Manager
System Center 2012 – Operations Manager によってネットワーク デバイスが検出されMicrosoft カスタマー エクスペリエンス向上プログラム (CEIP) は、ユーザーの Microsoft プログラムの使い方や発生する可能性がある問題について情報を収集します。た後は、次の手順に従って各デバイスの情報を表示できます。
重要 |
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ダッシュボードを表示するには、Operations Manager 管理者としてオペレーション コンソールを開く必要があります。 |
ここでは、次のビューについて説明します。
ネットワークの概要ダッシュボード ビュー
ネットワーク ノード ダッシュボード ビュー
ネットワーク インターフェイス ダッシュボード ビュー
ネットワークの近傍ダッシュボード
ネットワークの概要ダッシュボード ビュー
ネットワークの概要ダッシュ ボード ビューでは、ノードとネットワークのインターフェイスの重要なデータが表示されます。 ノードとは、ネットワークに接続されているデバイスを指します。 スイッチ、ルーター、ファイアウォール、ロード バランサーなど、ネットワークに接続されているデバイスはすべてノードです。 インターフェイスとは、ポートなどのネットワークに接続するための物理エンティティを指します。
ネットワークの概要ダッシュ ボード ビューを使用して、次の情報を表示します。
応答が最も遅いノード
CPU 使用率が最も高いノード
使用率が最も高いインターフェイス
送信エラーが最も多いインターフェイス
受信エラーが最も多いインターフェイス
アラートが最も多いノード
アラートが最も多いインターフェイス
[ネットワークの概要ダッシュボード] ビューで特定のノードまたはインターフェイスの名前を選択して、[タスク] ウィンドウで関連するタスクを選択できます (たとえば、[ネットワーク ノード ダッシュボード] ビューや [ネットワーク インターフェイス ダッシュボード] ビューを起動できます)。
ネットワークの概要ダッシュボード ビューを開くには
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オペレーション コンソールを開いて、[監視] ワークスペースを選択します。
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[ネットワークの監視] を展開します。
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[ネットワークの概要ダッシュボード] をクリックします。
ネットワーク ノード ダッシュボード ビュー
ノードとは、ネットワークに接続されているデバイスを指します。 スイッチ、ルーター、ファイアウォール、ロード バランサーなど、ネットワークに接続されているデバイスはすべてノードです。 ネットワーク ノード ダッシュボード ビューを使用して、次の情報を表示します。
ノードの接続図
過去 24 時間、過去 48 時間、過去 7 日間、または過去 30 日間のノードの可用性の統計
[!メモ]
監視されていなかった期間は、使用可能な状態として可用性の統計にカウントされます。
ノードのプロパティ
ノードの平均応答時間
過去 24 時間のノードのプロセッサ使用率
ノードのインターフェイスの現在のヘルス
ノードによって生成されたアラート数
アラートの詳細
ネットワーク ノード ダッシュボード ビューを開くには
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オペレーション コンソールを開いて、[監視] ワークスペースを選択します。
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[ネットワークの監視] を展開します。
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目的のノードのビュー ([スイッチ] など) をクリックします。
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ノードを選択します。
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[タスク] ウィンドウで、[ネットワーク ノード ダッシュボード] を選択します。
ネットワーク インターフェイス ダッシュボード ビュー
インターフェイスとは、ポートなどのネットワークに接続するための物理エンティティを指します。 既定では、他の監視対象デバイスに接続されているポートだけが Operations Manager で監視されます。 接続されていないポートは監視されません。 ネットワーク インターフェイス ダッシュボード ビューを使用して、次の情報を表示します。
過去 24 時間に送受信されたバイト数
過去 24 時間に送受信されたパケット数
インターフェイスのプロパティ
過去 24 時間の送信エラーと受信エラーおよび破棄
ネットワーク インターフェイスの使用率
インターフェイスによって生成されたアラート数
アラートの詳細
ネットワーク インターフェイス ダッシュボード ビューを開くには
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オペレーション コンソールを開いて、[監視] ワークスペースを選択します。
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[ネットワークの監視] を展開します。
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目的のノードのビュー ([スイッチ] など) をクリックします。
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ノードを選択します。
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[タスク] ウィンドウで、[ネットワーク ノード ダッシュボード] を選択します。
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[このノードのインターフェイスのヘルス] セクションでインターフェイスをクリックして、[タスク] ウィンドウで [ネットワーク インターフェイス ダッシュボード] を選択します。
ネットワークの近傍ダッシュボード
ネットワークの近傍ダッシュボードを使用して、1 つのノードとそのノードに接続されているすべてのノードとエージェント コンピューターの図を表示します。 ネットワークの近傍ダッシュ ボード ビューでは、1 つの “ホップ” または接続のレベルを表示します。 ただし、最大 5 つのレベルの接続を表示するようにビューを構成することができます。 接続図には、ノードのヘルスと、他のノードとの接続のヘルスが示されます。
近傍ビューでは、ネットワーク デバイスと Windows コンピューター、これらに接続されているその他のネットワーク デバイスとの関係を示します。 こうした相関図は、エージェント コンピューター上のネットワーク アダプターを接続先のネットワーク デバイスに関連付けることで出力されます。 そのため、この関連付けを行う前に、ネットワーク アダプターを検出する必要があります。[コンピューターのネットワーク アダプター] クラスのインスタンスを一覧表示するには、新しいビューまたは [検出された一覧] ビューのいずれかを使用して、検出されたネットワーク アダプターを表示できます。
[!メモ]
OSI レイヤー 1 (ハブなど) を使用するデバイスには MAC アドレスがないため、レイヤー 1 のデバイスは、ネットワーク近傍ダッシュ ボード内のコンピューターに接続されません。 近傍ビューには、レイヤー 1 のデバイスとレイヤー 2 または 3 のデバイス間の接続のみが表示されます。
[!メモ]
NIC チーミングを使用しているネットワーク アダプターが、ネットワーク近傍ダッシュボードに “チーミング” として識別されることはありません。
[!メモ]
仮想マシンは、ホストと同じネットワーク デバイスに関連付けられます。 2 台のコンピューターの接続に Operations Manager のバージョンは表示されません。
[!メモ]
Operations Manager では、ネットワーク近傍ダッシュボードに UNIX および Linux ベースのデバイスが表示されません。
ネットワーク近傍ビューを開くには
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オペレーション コンソールを開いて、[監視] ワークスペースを選択します。
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[ネットワークの監視] を展開します。
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ノードの状態ビュー ([ネットワーク デバイス] など) をクリックします。
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[タスク] ウィンドウで、[近傍ダッシュボード] をクリックします。
表示される接続図で次の操作を行うことができます。
ノードまたは接続を選択すると、そのノードまたは接続の詳細が [詳細] ビューに表示されます。
接続図に表示する接続のレベルを変更できます。変更するには、ツールバーの [ホップ数] で新しい値を選択します。
ネットワーク デバイスだけでなくエージェント コンピューターも表示するには、[コンピューターの表示] チェック ボックスをオンにします。
接続図でノードを選択します。[タスク] ウィンドウで、[ネットワーク ノード ダッシュボード] を起動するオプションをクリックします。
接続図の中心を変更するには、中心に表示するデバイスを選択してから、[近傍の表示] をクリックします。