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System Center 2012 - Service Manager Authoring Tool のリリース ノート

 

公開日: 2016年7月

対象: System Center 2012 SP1 - Service Manager、System Center 2012 R2 Service Manager、System Center 2012 - Service Manager

System_CAPS_ICON_important.jpg 重要


System Center 2012 – Service Manager Authoring Tool をインストールする前に、以下のリリース ノートをお読みください。

Microsoft Visual Studio Shell 2008 では Authoring Tool の前提条件チェックが失敗する可能性がある

Authoring Tool セットアップのリンクを使用して Visual Studio 2008 Shell Isolated Mode Redistributable Package をインストールすると、パッケージが完全にインストールされない場合があります。 これにより、前提条件チェックが失敗する可能性があります。

対応策: 次の手順を実行します。

  1. セットアップのリンクを使用して AppEnvRedist.exe をダウンロードし、実行します。内容が <InstallationDrive>:\VS 2008 Shell Redist\Isolated Mode\ に抽出されます。

  2. このフォルダーにある VS_Shell_isolated.enu.exe をダブルクリックして、Microsoft Visual Studio Shell 2008 をインストールします。

インストールが完了した後、前提条件チェックは失敗しなくなります。

Authoring Tool のセットアップが不足ファイルが原因で失敗することがある

System Center 2012 バージョンと System Center 2012 SP1 バージョンの場合、msvcr100.dll などのファイルが不足しているために Authoring Tool のセットアップに失敗することがあります。

対応策: Microsoft Visual C++ 2010 SP1 再頒布可能パッケージ (x86) をダウンロードして、Authoring Tool のインストール先のコンピューターにインストールします。 その後、Authoring Tool を再びインストールします。

System Center 2012 - Service Manager Authoring Tool の RTM バージョンへのアップグレード

実行する Authoring Tool のバージョンは常に Service Manager のバージョンと一致していなければなりません。System Center 2012 – Service Manager のRTM バージョン (工場出荷版) を実行している場合は、System Center 2012 – Service Manager Authoring Tool の RTM バージョンを使用する必要があります。

インストールされているオーサリング ツールを直接アップグレードすることはできません。 そのため、System Center 2012 – Service Manager の RTM バージョンを使用している場合は、Authoring Tool の古いバージョンをアンインストールしてから System Center 2012 – Service Manager Authoring Tool の RTM バージョンをインストールする必要があります。

詳細については、『Authoring Guide for System Center 2012 - Service Manager (System Center 2012 - Service Manager オーサリング ガイド)』を参照してください。

対応策: なし。

Authoring Tool のローカライズ版

System Center 2012 – Service Manager Authoring Tool のローカライズ版の名前は、どの言語も SCSM_AuthoringTool_2012.exe です。 目的の言語のローカライズ版であることをよく確認してからダウンロード、インストールしてください。

対応策: なし。

Authoring Tool で作成した PowerShell タスクが正しく機能しない

Authoring Tool の Service Manager SP1 バージョンを使用してワークフローを作成した場合、その後で、ワークフローにより呼び出されるカスタム スクリプトは機能しません。 この原因は、Service Manager の MonitoringHost.exe.config ファイルの問題にあります。

対応策: この問題への対応策として、次の手順に従って、MonitoringHost.exe.config XML ファイルを更新します。

  1. %ProgramFiles%\Microsoft System Center 2012\Service Manager\、または、Service Manager をインストールした場所に移動します。

  2. MonitoringHost.exe.config ファイルを編集します。下記に示すサンプルの斜体のセクションを、ファイル内の該当セクションに追加します。 このセクションを、<publisherPolicy apply="yes" /> の前に挿入する必要があります。

  3. ファイルに加えた変更を保存します。

  4. Service Manager 管理サーバーで System Center Management サービスを再開します。

    [!メモ]


    System Center 2012 R2 Service Manager では、System Center Management サービスが Microsoft Monitoring Agent という名前に変わりました。

<?xml version="1.0"?>  
<configuration>  
  <configSections>  
    <section name="uri" type="System.Configuration.UriSection, System, Version=2.0.0.0, Culture=neutral, PublicKeyToken=b77a5c561934e089" />  
  </configSections>  
  <uri>  
    <iriParsing enabled="true" />  
  </uri>    
  <runtime>  
    <assemblyBinding xmlns="urn:schemas-microsoft-com:asm.v1">  
      <dependentAssembly>  
        <assemblyIdentity name="Microsoft.Mom.Modules.DataTypes" publicKeyToken="31bf3856ad364e35" />  
        <publisherPolicy apply="no" />  
        <bindingRedirect oldVersion="6.0.4900.0" newVersion="7.0.5000.0" />  
      </dependentAssembly>  
      <dependentAssembly>  
        <assemblyIdentity name="Microsoft.EnterpriseManagement.HealthService.Modules.WorkflowFoundation" publicKeyToken="31bf3856ad364e35" />  
        <publisherPolicy apply="no" />  
        <bindingRedirect oldVersion="6.0.4900.0" newVersion="7.0.5000.0" />  
      </dependentAssembly>  
  <dependentAssembly>   
         <assemblyIdentity name="Microsoft.EnterpriseManagement.Modules.PowerShell" publicKeyToken="31bf3856ad364e35" />  
        <bindingRedirect oldVersion="6.0.4900.0" newVersion="7.0.5000.0" />  
     </dependentAssembly>   
      <publisherPolicy apply="yes" />  
      <probing privatePath="" />  
    </assemblyBinding>  
    <gcConcurrent enabled="true" />  
  </runtime>  
</configuration>  
  

Authoring Tool が、オペレーティング システムの言語を変更した後に自動的に調整されない

オーサリング ツールをインストールした後でコンピューターのオペレーティング システムの使用言語を変更すると、オーサリング ツールが正常に動作しない場合があります。オーサリング ツールは、このような環境に対応していません。

対応策: オーサリング ツールをインストールする前に、コンピューターのオペレーティング システムで使用されている言語が正しいことを確認します。 あるいは、オペレーティング システムの言語を変更する前に、オーサリング ツールがインストール済みである場合は、次を実行します。

  1. オーサリング ツールをアンインストールします。

  2. Microsoft Visual Studio 2008 Shell をアンインストールします。

  3. オペレーティング システムの言語を変更します。

  4. オーサリング ツール を再インストールしてください。

既定のフォームの中にカスタマイズできないものがある

次の既定のフォームはカスタマイズできません。

  • 問題フォーム

  • ユーザー フォーム

  • サービス マップ フォーム

  • ナレッジ フォーム

対応策: なし。

プロパティ名にピリオドが含まれているとバインドが失敗する

クラスが、ピリオドを含むプロパティ名で拡張されている場合、そのプロパティのカスタム コントロールへのバインドが失敗します。

対応策: 拡張プロパティのプロパティ名にピリオドを使用しないでください。

10 進数型の拡張プロパティはビューの条件に使用できない

10 進数型の拡張プロパティに基づく条件で定義されたビューは正しく保存されないため、使用できません。

対応策: なし。

拡張プロパティの 10 進数の値が正しく保存されない

10 進数のプロパティでクラスを拡張し、フォーム コントロールを拡張プロパティにバインドすると、コントロールの 10 進数値の一部が保存時に切り捨てられます。 たとえば、数値 1.23 は 1 として保存されます。

対応策: なし。

以前のバージョンの Authoring Tool で作成したワークフローは再構築が必要な場合がある

[AD DS コンピューターのグループへの追加] 活動の Active Directory Name プロパティ名が、Computer Domain に変更されました。 さらに、同じプロパティの内部名が、整合性のために ADServer から ComputerDomain に変更されています。 これにより、以前のバージョンの Authoring Tool で作成された [AD DS コンピューターのグループへの追加] 活動を使用するワークフローが、最新バージョンで動作しない可能性があります。

対応策: 最新バージョンの オーサリング ツール を使用して、[AD DS コンピューターのグループへの追加] 活動を含むワークフローを再構築します。

ワークフローに IfElse 活動を追加したときに、IfElse 条件の一部のプロパティが使用できない

[IfElse] 活動の条件を設定しようとすると、利用可能なワークフロー活動の正しいセットが [ルール条件エディター] ダイアログ ボックスに表示されない場合があります。 これは、最新情報の更新に関する問題が原因です。

対応策: [ルール条件エディター] ダイアログ ボックスを開く前に、作業中の管理パックを保存します。

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