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IT プロフェッショナル向けの新製品

Greg Steen

このコラムに記載されている見解は、執筆者の個人的な見解であり、必ずしもマイクロソフトの見解を反映するものではありません。すべての価格はこのコラムの執筆時点のものであり、変更される可能性があります。

Alloy Navigator Express
alloy-software.com/anx (英語)

会社の資産を把握することは、効率よくシステムを管理するうえで不可欠です。同様に、ヘルプ デスクの事例を管理できれば、手間がかかったり、貴重な時間を無駄にしなくて済みます。使いやすくて低コストのヘルプ デスクや資産管理ツールをお探しの場合は、Alloy Software の Alloy Navigator Express の使用を検討することをお勧めします。

Alloy Navigator Express では、一元管理されたリポジトリが用意されています (バックエンドでは既定で SQL Server Express を使用します)。このリポジトリに、会社が所有しているコンピューター、周辺機器、ネットワーク、IP アドレス、ベンダー、およびソフトウェア ライセンスに関する情報やレポートを格納できます。また、ヘルプ デスクの問題追跡ツールや、エンド ユーザーが直面した問題の解決策を記録するための簡単なナレッジ ベースも用意されています。ヘルプ デスク コンポーネントには、セルフサービス ポータルが含まれています。ユーザーはナレッジ ベースやチケット システムに直接アクセスできるので、少なくともヘルプ デスク宛ての電話や電子メールに対応する作業が部分的に軽減されるでしょう。もちろん、どのタイム ゾーンのユーザーでも、営業時間外にチケットを発行できます。

また、この製品には簡単な契約と発注を管理するコンポーネントが用意されており、ハードウェア、ソフトウェア、およびコンサルティング サービスの発注を組織的に管理できます。この製品には多数の定義済みレポートが用意されていますが、レポート デザイナーを使用して、ニーズに合わせてレポートをカスタマイズしたり調整することもできます。データの入力は、フォーム ベースで行うので、わかりやすくなっています。また、異なるコンピューターやコンポーネント用のテンプレートも作成できるので、情報を何度も繰り返し入力する必要がありません。

Alloy Navigator Express の無料評価版は、ダウンロードして 30 日間お試しいただけます。また、購入を検討するのに 30 日以上必要な場合は、販売グループに試用期間の延長を要求することができます。Alloy Navigator Express は、1 技術者ライセンス 250 ドルからお求めいただけます。また、ユーザー数によるボリューム ディスカウントもあります。また、コンピューターごとにノード ライセンスも必要です。1 ~ 200 台のコンピューターの場合は、1 ライセンス 3 ドルですが、ノード ライセンスにもボリューム ディスカウントがあります。大規模な組織やより堅牢な機能が必要な組織では、Alloy Software のエンタープライズ サービス管理製品である Alloy Navigator の使用を検討することをお勧めします。

Alloy Navigator Express

 

CleanAfterMe
nirsoft.net/utils/clean_after_me.html (英語)

クライアントのために新しいコンピューターを設定する場合も、システム イメージを作成する場合も、システムをできるだけきれいにしてから、コンピューターを引き渡したり、システム イメージをキャプチャするのが好ましいでしょう。つまり、これらの作業を行う前には、システムから、テスト、履歴、および構成情報の形跡をすべて削除する必要があります。NirSoft.net (英語) からダウンロードできる簡単なポータブル ユーティリティの CleanAfterMe は、このような形跡をクリーンアップできる無償のツールです。このサイトで提供されている他の便利な無償ツールと同様に、CleanAfterMe は Nir Sofer 氏が作成しました。

CleanAfterMe は 38 KB の実行可能ファイルで、使用する際に追加のファイルやレジストリ エントリが必要ないので、管理ツールを収録した CD、USB キーなどに保存して簡単に持ち運ぶことができます。このユーティリティを起動すると、クリーンアップできるさまざまな分類のパスが一覧表示されます。Windows Explorer (エクスプローラー) カテゴリでは、エクスプローラーにおける起動と実行の履歴、最近使ったファイルの一覧、UserAssist の一覧、[名前を付けて保存] ダイアログ ボックス、[ファイルを開く] ダイアログ ボックス、最近表示したダイアログ ボックス、マイ ネットワーク、および最近使ったフォルダーに関するレジストリ エントリをクリーンアップします。Windows – General (Windows 全般) カテゴリでは、一時フォルダー、ごみ箱、クリップボード、および "最近ログオンした" ユーザー名に含まれるすべてのデータを削除します。また、Windows – Advanced (Windows 詳細) カテゴリでは、イベント ログ、RegEdt32 キーの履歴、インストールされた USB デバイス、および Windows プリフェッチ ファイルをクリーンアップします。Internet Explorer カテゴリでは、キャッシュ、Cookie、履歴、最近入力した URL、およびオートコンプリートのフォームとパスワードの履歴を削除します。また、汎用的な Other Microsoft Application (その他の Microsoft アプリケーション) カテゴリでは、履歴と一時ファイルを削除して、Microsoft Office、Visual Studio、Windows Live Mail、および Windows Media Player などのデータをクリーンアップできます。FireFox および Opera という IE 以外の 2 つのブラウザー カテゴリは、ユーティリティの読み込み時にブラウザーが検出された場合に表示されます。Internet Explorer カテゴリとほぼ同様に、キャッシュ、履歴、フォームの履歴、および Cookie を削除する設定が用意されています。

削除する履歴項目を選択したら、[Clean Selected Items] (選択した項目のクリーンアップ) をクリックして、クリーンアップを実行します。レポートはクリーンアップの実行前と実行後に作成できるので、クリーンアップで実行される操作または実行された操作を正確に把握できます。ツリー ビューで、クリーンアップする個々の項目をクリックすると、実行される操作の簡単な説明と、クリーンアップされるレジストリ キーまたはフォルダーのパスが表示されます。[Remember Last Settings] (最後の設定を記録する) チェック ボックスをオンにすると、次回のクリーンアップを迅速に行えます。

既定では、CleanAfterMe は選択したオプションに基づいてデータを削除するという単純な処理を行いますが、セキュリティ強化対策として、このアプリケーションでファイルに 0 バイトを設定してから削除することもできます。また、基本的なコマンド ライン オプション (/clean /report) がサポートされているので、ツールをイメージ スクリプトに直接統合できます。ご自分が使用しているコンピューターは、常にきれいな状態にしておくことをお勧めします。引き渡しやイメージを作成する前にシステムをクリーンアップする場合は、CleanAfterMe のようなツールを使用すると、クリーンアップを非常に簡単に実行できます。

CleanAfterMe

 

KBAlertz.com
kbalertz.com (英語)

最新のセキュリティ情報やアプリケーションの修正プログラムを把握することは、適切な Windows インフラストラクチャ管理を行ううえで重要です。Microsoft Update は、不可欠な更新プログラムのダウンロードとインストールの自動化に大きな役割を果たしています。ただし、運用環境のコンピューターで、このツールが常に使用できるとは限りません。最新のリリースをすべて把握するため、KBAlertz.com (英語) では、お使いの Windows ベースのコンピューターに関する新しい修正プログラム、更新プログラム、または声明がリリースされると電子メールで通知する、簡単な無償のサービスを提供しています。このサービスは、毎晩マイクロソフト サポート技術情報の全データをスキャンして、新しい記事をメタベースに組み込むことによって機能しています。このサイトでアカウントにサインアップすると、通知を受け取るアプリケーションを選択できるので、必要ない通知でメールボックスがあふれることはありません。また、電子メール以外の方法で更新情報を受け取りたい場合は、製品ごとの RSS フィードを購読することもできます。

このサイトでは、SQL Server 2008 から Office for Mac まで、多数のマイクロソフト製品を選択できるので、お使いの環境で使用している製品を選択できます。製品によっては、他の製品よりも重点的に取り上げられているものがあります。電子メールによる通知以外にも、このサイトでは KB 番号やタイトルを使用して KB 記事を検索できます。KB の詳細ページでは、マイクロソフト Web サイトで確認できるすべての詳細情報、ダウンロード リンク、Web からダウンロードできない修正プログラムについては、修正プログラムを要求するページへのリンクを掲載しています。マイクロソフト サポート技術情報の記事と各製品については、最新の KB の一覧だけでなく、注目の KB の一覧を確認できます。また、他の KBAlertz.com ユーザーが興味を持っている情報を確認することもできます (これは、他の IT プロフェッショナルが管理している環境で対応している問題の傾向を把握できるので非常に便利です)。問題を解決する際に KB 記事の内容に関係のある "奥の手" を使った場合、各 KB 記事の複製ページの最後にあるコメントのセクションで情報を提供して、簡単に他の IT プロフェッショナルを手助けできます。マイクロソフト サポート技術情報の記事を無償で通知するシステムをお探しの場合は、KBAlertz.com (英語) を参照してください。

KBAlertz.com

Greg Steen は技術プロフェッショナルであり、起業家でもあります。また、新製品のファンであるとも言えます。より簡単な操作、品質保証、および開発に役立つ IT プロフェッショナルのための新しいツールを日夜追い求めています。

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