カスタム式エディタを使用したプロパティの設定
[プロパティ] パネルでは、さまざまな方法でプロパティを設定できます。最も単純なレベルでは、値を入力する、ボタンを選択する、ドロップダウン リストから値を選択するという方法があります。さらに複雑なプロパティでは、サブプロパティ エディタとコレクション エディタを使用します。詳細プロパティ オプションを使用して、データのバインド、テンプレートのバインド、プロパティへのリソースの適用を行うこともできます。
メモ : |
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カスタム式、サブプロパティ エディタ、コレクション エディタ、データ バインド、テンプレート バインド、およびリソースは、Microsoft Silverlight 1.0 プロジェクトではサポートされていません。 |
次の手順では、カスタム式エディタを使用して、さまざまな値を設定する方法を説明します。カスタム式エディタは、XAML 構文をサポートします。つまり、プロパティ値のミニチュア XAML ビューアのように機能します。XAML 値の構文がわかっていて、Expression Blend のユーザー インターフェイスの手順で値を設定せずに、プロパティ値に直接貼り付ける場合に便利です。
カスタム式エディタを使用してプロパティを設定するには
[プロパティ] パネルで、設定するプロパティの横にある [詳細プロパティ オプション] ボタンをクリックし、[カスタム式] をクリックします。[カスタム式] エディタが表示されます。
プロパティに XAML 値を入力するか貼り付けます。たとえば、次の構文候補の 1 つを使用して、太字の値を変更します。
プロパティをデータ ソースまたは別のプロパティにバインドするには、次のように入力します。
{Binding Mode=Mode, Source={StaticResource DataSourceName}, XPath=path} {Binding Path=PropertyName, ElementName=ElementName, Mode=Mode}
プロパティをスタイルまたはブラシ リソースに設定するには、次のように入力します。
{DynamicResource ResourceKey} {DynamicResource {x:Static SystemColors.ColorName}}
ヒント : プロパティがデータ バインド、リソース参照、オブジェクト参照、単純な値の場合も、カスタム式エディタを開いて、プロパティの XAML 値を表示できます。1 つのプロパティの構文をコピーして、別のプロパティのカスタム式エディタに貼り付ける場合に便利です。
次のトピックでは、XAML 構文と例が紹介されています。