オブジェクトとプロパティの概要
Microsoft Expression Blend では、アートボードに配置可能なすべての要素がオブジェクトです。たとえば、アートボードに追加したビジュアル要素はアプリケーションのオブジェクトになります。オブジェクトを追加し、必要に応じて変更するだけで、優れたユーザー インターフェイスを開発できます。
オブジェクトの種類
レイアウト パネルを追加して、オブジェクトの整列やグループ化を行ったり、アートボードにコントロール、図形またはパス、特殊テキスト コントロール、メディア、3D オブジェクトを追加したりすることができます。
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一部のビジュアル要素は Microsoft Silverlight 1.0 または Silverlight 2 プロジェクトでサポートされていません。 |
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オブジェクトの変更
アートボード ハンドルを使用してアートボード上のオブジェクトのサイズ変更、移動、回転、反転、傾斜を行うことにより、オブジェクトを多様に変更できます。また、[プロパティ] パネルを使用して値を入力することによって、外観、サイズ、位置などのオブジェクト属性を変更できます。詳細については、「外観」および「変換」のトピックを参照してください。
また、オブジェクトにアニメーション効果を適用したり、ユーザー操作に基づいてアニメーションを制御する トリガとユーザー インタラクティブ機能 やイベントをフックしたりすることもできます。
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トリガは Silverlight 1.0 ではサポートされていませんが、イベントを使用してユーザー用のインタラクティブ機能を構成できます。詳細については、「Silverlight アプリケーションのストーリーボードを制御するボタンの作成」を参照してください。Silverlight 2 プロジェクトでは、状態を使用できます。詳細については、「ユーザー操作への応答でのステートの変更」を参照してください。 |
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オブジェクトのカスタマイズ
アプリケーションの独自の外観を作成する場合、スタイルおよびテンプレートを作成し、その他のプロパティをリソースに変換して、他のビジュアル要素に適用することができます。ユーザー コントロールをデザインしたり、カスタム コントロールのコードを作成したりして、カスタム動作を含む再利用可能なコントロールを作成することもできます。
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リソース、スタイル、およびテンプレートは Silverlight 1.0 でサポートされていませんが、再利用可能なコントロールを定義する JavaScript クラスを作成できます。詳細については、Expression Blend に付属している Silverlight 1.0 のサンプル コードまたは Silverlight ラーニング センターのページ (英語の可能性あり) を参照してください。 |
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ダイナミック コンテンツ
動的に更新されるコンテンツをアプリケーションで表示する場合は、データ ソースを追加し、オブジェクトのプロパティをデータにバインドします。1 つのオブジェクトのプロパティを別のオブジェクトのプロパティにバインドする (たとえば、数値テキスト ボックスをスライダの値で更新する) こともできます。詳細については、「データ処理」を参照してください。
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Expression Blend のデータ処理ツールは Silverlight 1.0 プロジェクトではサポートされていません。 |
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オブジェクトの追加
オブジェクトをアートボードに追加するには、[ツールボックス] または [アセット ライブラリ] でツールを選択するか、[アセット ライブラリ] でスタイル コントロールまたはカスタム コントロールを選択します。または、[リソース] パネルからスタイル コントロールまたはリソースをアートボード上の既存のオブジェクトにドラッグして、リソースをオブジェクトのいずれかのプロパティに適用することもできます。
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アートボードの積み重ね順
新しいオブジェクトを作成するたびに、オブジェクトは一番上に積み重ねられます。オブジェクトが 2 つある場合、必ずいずれか一方がアートボード上の積み重ね順で他方よりも上に配置されます。一番上のオブジェクトはアートボード上で最前面のオブジェクトとなり、積み重ね順が下のオブジェクトの上に重なって表示されます。
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オブジェクトの元の Z オーダー |
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Z オーダーの 1 つ前に移動 |
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Z オーダーの最前面に移動 |
次の図に示す別の例では、Ellipse (楕円) オブジェクトが Rectangle (四角形) オブジェクトより積み重ね順の上位にあります。つまり、アートボード上では、楕円が四角形の前に表示されます。
アートボード上のオブジェクトの積み重ね順
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