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スライスのプロパティの変更

ドキュメントが定義する各スライスに、異なるエクスポート設定を作成できます。また、スライスに表示する内容を変更したり、スライスを複製して異なる形式でエクスポートしたりすることもできます (「スライスの表示内容の変更」、「スライスの移動、切り取り、コピー」、「スライスのエクスポート」を参照してください)。

スライスのプロパティを変更するには

  1. [レイヤー] パネルの [スライス レイヤー] で、スライスが表示 Cc294647.3e342e41-0093-4150-afc9-309866723da0(ja-jp,Expression.10).png され、ロックされていない Cc294647.b553394b-65c8-4b76-8526-5fdfe68fb2c4(ja-jp,Expression.10).png ことを確認します。それ以外の場合は、スライスのプロパティを変更できません。スライスが非表示の場合は、[表示/非表示の切り替え] Cc294647.a708a6c2-5a11-4137-b962-f33438ecf19a(ja-jp,Expression.10).png ボタンをクリックします。スライスがロックされている場合は、[ロックの切り替え] Cc294647.bc1d5d9e-0048-4d04-8efe-c9b571f71a64(ja-jp,Expression.10).png ボタンをクリックします。

  2. [スライス レイヤー] またはアートボード上で、エクスポート設定を構成するスライスを選択します。

    Cc294647.800c9032-4132-40cc-8caf-5e1f5c97fcf6(ja-jp,Expression.10).png

    スライスのプロパティが、[プロパティ] パネルの [スライスの編集] に表示されます。

    Cc294647.55acbbc1-8a57-4715-b468-4acea1940366(ja-jp,Expression.10).png

  3. [スライス名] の横に、一意のスライス名を入力します。スライス名は、エクスポートするスライスを含めるファイルの名前に使用されます。ファイルを別のプロジェクトにインポートする場合 (たとえば、Microsoft Expression Blend 2 プロジェクトにリソースとしてインポートする場合)、この名前は Expression Blend 2 プロジェクト内で一意である必要があります。

  4. [形式] の横で、スライスをエクスポートする形式の種類を選択します。次のいずれかの形式を選択できます。

    • [XAML Silverlight キャンバス]   キャンバス レイアウト パネルでオブジェクトとして表されるすべてのアートを含む 1 つの XAML ファイルをエクスポートします。Expression Blend 2 では、この XAML ファイルを Microsoft Silverlight 1.0 プロジェクトにインポートして、独立したドキュメント (開始 XAML ファイル、またはプログラムで読み込まれる XAML ファイル) として使用できます。

    • [XAML WPF 描画ブラシ]   描画ブラシ リソースとして表示されるすべてのアートを含むリソース ディクショナリをエクスポートします。Expression Blend 2 では、この XAML ファイルを Windows Presentation Foundation (WPF) プロジェクトにインポートして、プロジェクト内のオブジェクトのブラシ プロパティにリソースを適用できます。

      Cc294647.alert_tip(ja-jp,Expression.10).gifヒント :

      選択した描画ブラシ リソースの名前が、エクスポートしたファイルを使用する Expression Blend 2 プロジェクト内のリソースと重複していないことを確認します。

    • [XAML WPF キャンバス]   キャンバス レイアウト パネルでオブジェクとして表示されるすべてのアートが含まれる 1 つの XAML ファイルをエクスポートします。Expression Blend 2 では、この XAML ファイルを Windows Presentation Foundation プロジェクトにインポートして、独立したドキュメント (開始 XAML ファイル、またはプログラムで読み込まれる XAML ファイル) として使用するか、オブジェクトをコピーして別の XAML ドキュメントに貼り付けることができます。このファイルを Expression Blend 2 のデザイン ビューで開き、オブジェクトを右クリックして、[ツール] メニューでオプションを選択し、オブジェクトを基にボタンまたはユーザー コントロールを作成できます。

    • [PNG]   スライスを .png 形式でエクスポートします。

    • [JPEG]   スライスを .jpg 形式でエクスポートします。

    • [GIF]   スライスを .gif 形式でエクスポートします。

    • [TIFF]   スライスを .tiff 形式でエクスポートします。

    • [BMP]   スライスを .bmp 形式でエクスポートします。エクスポートする前に、[表示] メニューの [ピクセル プレビュー] コマンドを使用して、イメージの品質をテストすることができます。詳細については、「ピクセル プレビュー」を参照してください。

    • [WDP (HD Photo)]   スライスを .wdp 形式でエクスポートします。

    • [PSD]   スライスを .psd プロジェクト ファイルにエクスポートします。

    • [PDF]   スライスを .pdf 形式でエクスポートします。

  5. [スライスのコンテンツ] ドロップダウン メニューを展開して、スライスを作成した際に取り込まれたアート オブジェクトを表示します。レイヤー名の横に表示されるチェック ボックスをオフにして、レイヤーやグループ オブジェクトなどの 1 つのオブジェクトまたはコンテナ オブジェクトを省略する (または非表示にする) ことができます。

    Cc294647.be336926-04bf-4a17-9fc1-0313199683f1(ja-jp,Expression.10).png

  6. [形式] で選択した内容により、追加のプロパティを設定できます。これらのプロパティの詳細については、「エクスポート ダイアログ ボックスを使用したエクスポート」のトピックを参照してください。

関連項目

概念

スライスの表示内容の変更

スライスの移動、切り取り、コピー

スライスのエクスポート