既定のスタイルに戻す
Microsoft Expression Blend 2 プロジェクトのコントロールのスタイルを使用して、そのスタイルを適用するコントロールが既定で使用するトリガ (WPF) またはステート (Silverlight 2) とプロパティを指定できます。プロパティ (背景ブラシの色など) はコントロールの外観に影響を与え、トリガまたはステートはプロパティの変化やイベントに対するコントロールの応答方法に影響を与えます。たとえば、ユーザーがマウスをコントロールの上に移動すると、IsMouseOver プロパティが False から True に変わり、MouseOver イベントが発生します。マウス ポインタがボタン上で移動したときに、ボタンの背景色を変更するボタンのスタイルを作成できます。
アートボードに描画されているコントロールの既定のスタイルまたはテンプレートは、いつでも元に戻すことができます。既定のスタイルでは、Microsoft Windows XP コンピュータと Windows Vista コンピュータのどちらでアプリケーションを実行しているかに応じてコントロールの外観を変更する、動的テーマを使用しています。詳細については、「スタイルとテンプレートの概要」の「テーマと簡易スタイル」を参照してください。
ヒント : |
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コントロールを既定のスタイルに戻すには、既定とは異なるスタイルが適用されている必要があります。既定のスタイルに戻すと、スタイル リソースに対して設定されていたコントロールのリンクが切断されます。 |
オブジェクトに適用される既定のスタイルまたはテンプレートに戻すには
アートボード上、または [オブジェクトとタイムライン] で、スタイル リソースが適用されているオブジェクトをクリックします。
[プロパティ] パネルで Style プロパティまたは Template プロパティを検索し、プロパティ値または [詳細プロパティ オプション] マーカーをクリックして、ショートカット メニューの [リセット] をクリックします。プロパティ値を囲む緑色の枠が消えます。