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データ ソースの追加と削除

このページは WPF および Silverlight 2 に適用されます

データ ソースを Microsoft Expression Blend プロジェクトに直接追加すること、または外部にあるデータ ソースにリンクすることができます。データ ソースは実質的にプロジェクト リソースであるため、プロジェクトに追加すると、[リソース] パネル内のデータ ソース ファイル一覧に表示されます。

XML データ ソースの追加

XML データ ソースは、ローカルの XML ファイルと、リモート Web サーバーの XML ファイルのどちらも指定できます。リモートの XML ファイルの使用例については、「試してみよう : RSS ニュース リーダーの作成」を参照してください。

Cc295239.alert_note(ja-jp,Expression.10).gifメモ :

Silverlight 2 では、XML データ ソースがサポートされません。

XML データ ソースを追加するには

  1. [プロジェクト] パネルの [データ] の下にある [+XML] ボタンをクリックします。

  2. [XML データ ソースの追加] ダイアログ ボックスで、作成するデータ接続の [接続名] フィールドに名前を入力します。

  3. [XML データの URL] フィールドに XML データ ファイルの URL を入力するか、[参照] をクリックしてローカル ファイルを見つけます。

    Cc295239.alert_note(ja-jp,Expression.10).gifメモ :

    ローカルの XML ファイルを使用する場合は、XML ファイルをプロジェクトに追加して、ファイルがアプリケーションに組み込まれるようにすることをお勧めします。こうすることで、アプリケーションは展開時に正常動作します。または、XML ファイルへのパスが同じである場合に限り、アプリケーションと XML ファイルを常に一緒に展開する方法もあります。

  4. オプションで展開ボタンをクリックし、XPath 定義など、データ ソースの追加情報を入力します。

    Cc295239.alert_note(ja-jp,Expression.10).gifメモ :

    XPath 定義を指定すると、目的の XML データの特定ノードを指定することでデータ ソースから取得するデータが絞り込まれます。XPath の使用の詳細については、MSDN ライブラリの「XPath 構文」および「方法 : XMLDataProvider と XPath クエリを使用して XML データにバインドする」を参照してください。

  5. [OK] をクリックします。[プロジェクト] パネルの [データ] セクションに、XML ファイルから解析したデータが設定されます。データ ソースの各ノードのデータ型がかっこ内に表示されます。プロジェクト内のオブジェクトを XML データにバインドできます。

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CLR オブジェクト データ ソースの追加

チームでの運用環境では、開発者がデザイナに共通言語ランタイム (CLR) データ ソースを提供します。これは、デザイナが、選択した何らかの方法で Expression Blend プロジェクトのデータにバインドできるようにするためです。CLR データ ソースはクラス ライブラリ アセンブリ (.dll) に実装されます。この実装によって、データベース (SQL データベースなど) のデータ テーブルまたはデータ セットを設定し、そのデータを ObservableCollection に変換します。これは、Expression Blend (または Windows Presentation Foundation を使用する任意のアプリケーション) がデータをバインドできるようにするためです。C# で記述されたクラス ライブラリと、結果データにバインドする Expression Blend プロジェクトの例については、「試してみよう : CLR オブジェクト データ ソースの作成」を参照してください。

CLR オブジェクト データ ソースを追加するには

  1. [プロジェクト] メニューの [参照の追加] をクリックします (Alt + Shift + R キー)。

    [参照の追加] ダイアログ ボックスが表示されます。

  2. CLR データ ソースを実装するアセンブリ (.dll) を参照します。アセンブリを選択し、[開く] をクリックします。.dll ファイルが [プロジェクト] パネルの [ファイル] の下にある Reference ノードに追加されます。

  3. [プロジェクト] パネルの [データ] の下にある [+CLR オブジェクト] ボタンをクリックします。

    [CLR オブジェクト データ ソースの追加] ダイアログ ボックスが表示されます。

  4. [データ ソース名] フィールドにこのデータ ソースの名前を入力するか、既定値 (CLRObjectDataSource) のまま使用します。

  5. [インスタンスの作成先クラスを選択] の下にあるアセンブリ名を展開し、CLR オブジェクトを選択して、[OK] をクリックします。

    [プロジェクト] パネルの [データ] セクションに、CLR データ ソースから解析したデータが設定されます。データ ソースの各ノードのデータ型がかっこ内に表示されます。プロジェクト内のオブジェクトをデータにバインドできます。

  6. [インスタンスの作成先クラスを選択] の下に、次のアセンブリが表示されます。

    • プロジェクトの参照として追加した任意の CLR データ

    • 既定のプロジェクト アセンブリ

    使用できるシステム アセンブリも表示するには、[システム アセンブリの表示] チェック ボックスをオンにします。[検索] ボックスにクエリを入力すると、検索クエリを含むアセンブリに絞り込まれます。すべてのアセンブリを再表示するには、[検索] ボックスをクリアします。

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データ ソースを削除するには

  • [プロジェクト] パネルの [データ] で、削除するデータ ソースを選択し、[データ ソースの削除] ボタンをクリックします。または、データ ソースを右クリックし、[削除] をクリックします。

    Cc295239.alert_caution(ja-jp,Expression.10).gif注意 :

    削除するデータ ソースのデータにプロパティがバインドされているオブジェクトがプロジェクトに含まれる場合は、プロジェクトをビルドする前にプロパティをリセットする必要があります。

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