Expression Design 2 からのアセットのインポート

Microsoft Expression Design 2 には、Microsoft Expression Blend 2 で開いている Microsoft Silverlight 1.0 プロジェクトにインポートできるアセットを作成するツールが含まれています。このツールは、Silverlight 1.0 アプリケーションのユーザー インターフェイス部分を作成するための Expression Design 2 の広範なデザイン機能を使用する場合に便利です。

Expression Design 2 からアセットをエクスポートするには

1. Microsoft Expression Design 2 でプロジェクトを開き、[ファイル] メニューの [エクスポート] をクリックします。[エクスポート] ダイアログ ボックスが表示されます。

   

2. [エクスポートする項目] で、[ドキュメント全体] を選択します。

3. [エクスポートのプロパティ] で、[形式] ボックスの一覧から、次のいずれかのオプションを選択します。

   • キャンバス全体を Silverlight 1.0 プロジェクトにインポートするには、[XAML Silverlight キャンバス] を選択します。そこからオブジェクトをコピーして、他のドキュメントに貼り付けることができます。

   • キャンバス全体を WPF プロジェクトにインポートするには、[XAML WPF キャンバス] を選択します。そこからは、オブジェクトをコピーして他のドキュメントに貼り付けたり、オブジェクトからユーザー コントロールを作成したりできます。

   • Brush プロパティに適用できる描画ブラシ リソースとして各レイヤーを WPF プロジェクトにインポートできるようにするには、[XAML WPF リソース ディクショナリ] を選択します。

   

4. 既定値をそのまま使用し、[すべてエクスポート] をクリックします。アートワークを表すオブジェクトを含む、Silverlight 1.0 互換の XAML ドキュメントが作成されます。

Expression Blend にアセットをインポートするには

1. Microsoft Expression Blend 2 の [プロジェクト] メニューで、[既存のアイテムを追加] をクリックし、エクスポートしたファイルを参照して選択し、[開く] をクリックします。エクスポートしたファイルがプロジェクトに追加されます。

2. ファイルをダブルクリックしてアートボードに開きます。

   

3. [選択内容]  ツールを使用して、アートボード上または [オブジェクトとタイムライン] でオブジェクトを選択できます。複数のオブジェクトを選択するには、Ctrl キーを押しながら選択します。

4. [編集] メニューの [コピー] をクリックします (または Ctrl + C キーを押します)。

5. オブジェクトを貼り付けるドキュメントを開き、[編集] メニューの [貼り付け] をクリックします (または Ctrl + V キーを押します)。Expression Design 2 プロジェクトのオブジェクトが Silverlight 1.0 プロジェクトに存在するようになりました。

メモ :
エクスポートしたファイルをコピーして Page.xaml ファイルなどの別のドキュメントに貼り付ける代わりに、エクスポートしたファイルを Silverlight 1.0 アプリケーションの開始 XAML ファイルにすることもできます。詳細については、「Expression Blend 2 での Silverlight プロジェクトの起動ページの変更」を参照してください。

メモ :
Expression Design 2 ユーザー ガイドの以下についてのトピックも参照してください。

• スライスの作成とエクスポート

• ベクタ イメージのエクスポート

関連項目

概念

Expression Design からエクスポートされた XAML のインポート