参照の追加によるカスタム コントロールのインポート
プロジェクトで使用するカスタム コントロールが含まれるアセンブリ ファイル (DLL) がデザイナに提供される場合があります。または、プロジェクト内の Silverlight 2 Software Development Kit (SDK) で使用できるコントロールを使用することもできます。アートボードにこれらの種類のコントロールを描画できるようにするには、まず、参照をアセンブリに追加する必要があります。
アートボード上にカスタム コントロールを描画するには
[プロジェクト] メニューの [参照の追加] をクリックします (Alt + Shift + R キー)。
[参照の追加] ダイアログ ボックスで、カスタム コントロールを含む DLL ファイルに移動し、[開く] をクリックします。
[プロジェクト] パネルの [参照] の下に既定のプロジェクト参照の一覧が表示され、この一覧に DLL ファイルが表示されます。
ヒント : Silverlight 2 SDL に付属するコントロールを使用できるようにするには、C:\Program Files\Microsoft SDKs\Silverlight\v2.0\Libraries\Client フォルダ内にある正しいアセンブリに参照を追加します。たとえば、TabControl を描画するには、参照を System.Windows.Controls.dll アセンブリに追加します。
プロジェクトをビルドし (Ctrl + Shift + B キー)、DLL のクラスをプロジェクトに組み込みます。
アートボードの XAML ファイル (Page.xaml など) を開きます。ファイルを開くには、[プロジェクト] パネルで対象ファイルの名前をダブルクリックします。
ツールボックスの [アセット ライブラリ] ボタン をクリックします。
[アセット ライブラリ] で [カスタム コントロール] タブを選択し、新しいコントロールを選択します。
ヒント : Silverlight 2 SDK に付属するコントロールが [コントロール] タブに表示されます。
新しいコントロールは、ツールボックスの [アセット ライブラリ] ボタンの上に選択ツールとして表示されます。
マウスを使用して、アートボード上にカスタム コントロールを描画します。
コントロールは、アートボード上および [オブジェクトとタイムライン] の下に表示されます。
プロジェクトをテストして (F5 キー)、新しいコントロールを確認します。
ヒント : コンパイルされていないプロジェクトに参照を追加するには、プロジェクトをソリューションに追加してから、プロジェクト参照を最初のプロジェクトに追加します。これは、同じ Expression Blend ウィンドウで両方のプロジェクトを同時に動作する必要がある場合に便利です。詳細については、「ソリューションへの新規または既存のプロジェクトの追加」を参照してください。
トラブルシューティング
[アセット ライブラリ] の [カスタム コントロール] タブにカスタム コントロールが表示されない場合は、プロジェクトをビルドしてから再度 [アセット ライブラリ] を開いてみてください。
アートボードに描画した新しいコントロールが切り取られて表示される場合は、そのコントロールの既定のレイアウト プロパティが、コントロールを最初に描画したときのコントロール サイズと互換性がない可能性があります。[オブジェクトとタイムライン] で新しいコントロールを選択したまま、[プロパティ] パネルの [レイアウト] で Margin プロパティを 0 にリセットし、再度コントロールのサイズを変更してください。