ポリライン ツールの使用
[ポリライン] ツール を使用すると、直線または円弧のセグメントで構成されたベジエ パスを作成できます。パスの途中での円弧の描画は、他の方法では難しいため、このツールが便利です
ポリライン ツールで描画したパスは、直線セグメントに円弧が続くような形になります。
パスの作成
ポリライン ツールでパスを作成するには
ツールボックスで、[ポリライン] ツールを選択します。
ドキュメント内の任意の場所をクリックし、次のいずれかの操作を行います。
ポインターを移動し、クリックして直線セグメントの別のアンカー ポイントを追加します。Shift キーを押したままにすると、アンカー ポイントの位置を前のアンカー ポイントに対して 90°または 45°に限定できます。
ポインターを移動し、ドラッグして円弧セグメントを追加します。ドラッグを開始するときにクリックするポイントによって、作成される曲線の接線が決まります。このポイントは、曲線が実際に通るポイントではなく、直線セグメントおよび円弧セグメントの角度を定義するポイントです。Shift キーを押しながら操作すると、円弧の角度を 90°、180°または 270°に限定できます。マウス ボタンを放すと、Microsoft Expression Design によってパスに適切なアンカー ポイントが追加されます。
パスを終了するには、次のいずれかの操作を行います。
クローズド パスを作成するには、最初のアンカー ポイント (始点) の上にポインターを合わせてクリックします。
終了アンカー ポイントを追加するには、任意の場所でダブルクリックします。
最後に配置したアンカー ポイントでパスを終了するには、Enter キーまたは Esc キーを押します。
メモ : |
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BackSpace キーを押すと、最後に追加したアンカー ポイントを削除できます。 |
回転する角度は、[オプション] ダイアログ ボックスで設定した値によって決まります。
回転ステップの数を設定するには
[編集] メニューで [オプション] をポイントし、[単位とグリッド] をクリックします。
[単位とグリッド] パネルの [配置] で、[回転ステップ] の数値を調整します。
パスの追加
既存のパスにセクションを追加するには、まず [描画ツール (パスに追加)] オプションを選択していることを確認します。
[描画ツール (パスに追加)] オプションを選択するには
[編集] メニューで [オプション] をポイントして、[ストローク] をクリックします。
[ストローク ] パネルの [ストローク ] で、[描画ツール (パスに追加) ] をクリックします。
既存のパスを拡張するには
ツールボックスで、[ポリライン] ツールを選択し、次のいずれかの操作を行います。
線の開始アンカー ポイントまたは終了アンカー ポイントにポインターを合わせて描画します。
新しいパスを描画し、ポインターをパスのいずれかの開いた端に合わせて、マウス ボタンを放します。新しいパスが古いパスに結合されます。
ヒント : |
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[ポリライン] ツールを使用して、簡単に直線セグメントを描画できます。移動しながら単にクリックを繰り返すだけで、次々に直線セグメントを追加できます。一方、弧の描画には、多少の慣れが必要です。弧を描画するときには、クリックする位置によって弧が直線に接する角度が決まりますが、これは弧の実際のサイズには影響しません。したがって、小さな弧を作成する場合でも、ドラッグの開始前には前のノードから離れた場所をクリックする方が、弧の形状を細かく制御できます。 |
このポリライン曲線を描画するには、ポイント 1 で一度クリックし、ポイント 2 で再度クリックした後で、ポイント 3 でマウス ボタンを押したままにし、ポイント 4 までドラッグします。
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