サイズ変更と回転ハンドルの使用
[選択 ] ツールまたは [グループ選択] ツールを使用して 1 つ以上のオブジェクトを選択すると、Microsoft Expression Design により 8 つのサイズ変更と回転のハンドルがオブジェクトの周囲に表示されます。これらのハンドルは "境界ボックス"** の周囲に配置されます。境界ボックスは四角形で、中に 1 つまたは複数のオブジェクトが含まれます。
[なげなわで選択] ツール で複数のノードを選択した場合、または [個別選択ツール] ツール で複数のポイントを選択してから [選択] ツールに切り替えた場合にも、サイズ変更と回転のハンドルが表示されます。複数のオブジェクトのノードを選択した場合でも同じです。
これらのハンドルを使用すると、選択した 1 つ以上のオブジェクトまたは複数のノードに対して、次のような基本的な変換操作を簡単に実行できます。
移動 選択したオブジェクトを移動するには、パスまたはシェイプの線上または内側をクリックしてドラッグします。
拡大縮小 オブジェクトを拡大または縮小するには、辺または角のいずれかのハンドルをドラッグします。選択範囲の中心に近づく方向にドラッグすると選択対象が縮小され、中心から遠ざかる方向にドラッグすると拡大されます。縦横比を保持して拡大縮小を行うには、Shift
キーを押しながらハンドルをドラッグします。回転 回転を行うには、いずれかの角のハンドルのすぐ外側にポインターを合わせ、カーソルが [回転 ] アイコン に変わってからドラッグします。Shift
キーを押しながらドラッグすると、45°刻みで回転することができます。Shift キーを押したときの角度を指定するには、[編集] メニューで [オプション] をポイントし、[単位とグリッド] をクリックして、[回転ステップ] を変更します。傾斜 対象を傾けるには、いずれかの辺のハンドルのすぐ外側にポインターを合わせ、カーソルが [傾斜] アイコン に変わってからドラッグします。
登録ポイントを中心に変換する
オブジェクトを登録ポイントを基準として回転、拡大縮小、または傾斜することができます。登録ポイントは変更することができます。たとえば、オブジェクトを回転すると、指定した位置の登録ポイントを中心にして回転します。
登録ポイントの位置を変更するには
次のいずれかの操作を行います。
[選択] ツール を使用して 1 つまたは複数のオブジェクトを選択し、中心点ハンドルを別の場所にドラッグします。ページ上の別の場所に移動することもできます。
[操作バー] の左側の登録ポイント アイコンをクリックし、選択したオブジェクトのどの部分を変換中に固定するのかを指定します。たとえば、オブジェクトの左側の位置を固定したまま、その他の部分を変換するには、登録ポイント アイコンの左のポイントをクリックします。
また、Alt
キーを押しながら操作すると、登録ポイントが固定され、オブジェクトの傾斜または拡大縮小を行っても登録ポイントは移動しません。たとえば、Alt
キーを押しながら角のハンドルをドラッグして拡大縮小すると、登録ポイントを基準として拡大縮小が実行されます。登録ポイントがオブジェクトの中心にある状態で Alt
キーを押しながらドラッグすると、オブジェクトの中心を基準として拡大縮小が実行されます。
線幅およびパターン
シェイプの拡大縮小、傾斜、または回転を行っても、そのオブジェクトのストロークや塗りつぶしがその操作に対応する形で変換されないことがあります。
ストローク、パターン、またはイメージの塗りつぶしを変更する方法を指定するには
[編集] メニューで [オプション] を選択し、次の操作のどちらか、または両方を実行します。
[全般] をクリックしてから、[全般] パネルの [全般] で、[イメージ塗りつぶしの変換] チェック ボックスをオンまたはオフにします。
[ストローク] をクリックしてから、[ストローク] パネルの [ストローク] で、[ストロークの幅の拡大縮小] チェック ボックスをオンまたはオフにします。
ハンドルの非表示設定
ノードまたはオブジェクトを選択したときにサイズ変更と回転のハンドルを非表示にすることもできます。
ハンドルを非表示にするには
[編集] メニューで [オプション] をポイントし、[表示] をクリックします。
[表示] パネルの [表示オプション] で、[サイズ変更ハンドルの表示] チェック ボックスをオフにします。
関連項目
タスク
オブジェクトの拡大縮小
オブジェクトの回転
オブジェクトの傾斜
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