XML ファイルの編集
XML (Extensible Markup Language) は、World Wide Web 上のデータ用の世界共通形式です。XML を使用すると、Web 開発者は、操作性や見栄えが豊かで構造化されたデータを、標準の一貫した方法で簡単に記述し、配布することができます。XML は HTML に代わるものではなく、HTML を補うものです。
XML ファイルを直接操作する場合は、ファイルに整形式の XML が含まれていることが重要です。XML タグの構文に適用される規則は HTML の規則よりも厳密なため、XML ファイルに必要なタグや属性がないとファイルが正しく表示されません。
Microsoft Expression Web では、XML をインデントおよび書式設定して、編集しやすくすることもできます。
整形式の XML をチェックするには
- エディターで、開いた XML ページを右クリックし、[整形式の XML の検証] をクリックします。XML ファイルにエラーがある場合は、Expression Web の [XML の検証] ダイアログ ボックスが開き、エラーの説明、エラーの行番号、およびエディターでエラーの場所に移動するボタンが表示されます。
編集しやすいよう XML の書式を設定するには
- [コード] ビューで、開いた XML ページを右クリックし、[XML 規則を使用して修飾] をクリックします。
XML 規則を使用して修飾するには
[コード] ビューで、開いた XML ページを右クリックし、[XML の整形] をクリックします。
注意 : XML 規則により、HTML 4 のような、すべての要素に対して XML 形式をサポートしないドキュメントの種類であっても、終了タグまたは空要素のタグ形式がすべての要素に適用されます。そのため、ファイルでコード エラーまたは互換性エラーが発生する可能性があります。
XML のエンコードを変更するには
エディターで、開いた XML ページを右クリックし、ショートカット メニューの [エンコード] をクリックします。
メモ : <?xml?>
タグ内にある XML ページのテキスト エンコードを直接編集することもできます。次のいずれかの操作を行います。
ファイルを再読み込みするには、[現在のファイルを次の形式で読み込みし直す] ボックスの一覧で別のエンコードをクリックし、[再読み込み] をクリックします。
ファイルを保存するには、[現在のファイルを次の形式で保存する] ボックスの一覧で目的のエンコードをクリックし、[名前を付けて保存] をクリックします。