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エフェクトを複数のオブジェクトに再利用する

効果に既に設定しているお気に入りのプロパティ (色やドロップ シャドウの距離など) がある場合は、そのプロパティの設定を覚えておかなくても、同じ効果をもう一度使えると便利です。効果を再利用するには、Effect プロパティの値を再利用可能なリソースに変換し、それを別のオブジェクトに適用します。

効果をリソースに変換するには

  1. アートボードまたは [オブジェクトとタイムライン] で、効果を適用するオブジェクトを選択します。

  2. [プロパティ] パネルの [外観] カテゴリで、[Effect] プロパティの横にある [詳細オプション] Ee341413.12e06962-5d8a-480d-a837-e06b84c545bb(ja-jp,Expression.40).png をクリックします。

  3. 表示されたショートカット メニューの [オブジェクトをパスに変換] をクリックします。

  4. 表示された [効果リソースの作成] ダイアログ ボックスで、リソースの名前を入力して、プロジェクト内で保存する場所を選択します。既定では、効果は現在のドキュメントに保存され、同じドキュメントの他のオブジェクトのみで再利用できるようになっています。詳細については、「リソースの作成」を参照してください。

  5. [OK] をクリックします。

    プロパティの周囲に緑の枠が表示され、[詳細オプション] マーカーが緑 Ee341413.ac1bd7f6-f5e6-494c-bca7-7a57ab314eab(ja-jp,Expression.40).png に変わり、プロパティにリソースが適用されたことを示します。変換後のリソースは [リソース] タブに表示されます。

効果リソースを他のオブジェクトに適用するには

  1. アートボードまたは [オブジェクトとタイムライン] で、効果リソースを適用するオブジェクトを選択します。

  2. [プロパティ] パネルの [外観] カテゴリで、Effect プロパティの横にある [詳細オプション] Ee341413.12e06962-5d8a-480d-a837-e06b84c545bb(ja-jp,Expression.40).png をクリックします。

  3. 表示されたショートカット メニューの [ローカル リソース] をポイントし、効果リソースの名前をクリックします。

効果の個々のプロパティをリソースに変換するには

リソースとは、値を再利用可能なエンティティに変換したものです。たとえば、アプリケーションの複数のオブジェクトで同じ色を使用したい場合は、その色をリソースに変換して、各オブジェクトに適用します。その後で色を変更したい場合は、複数のオブジェクトを変更するのではなく、一箇所で変更するだけで済みます。この方法は、アプリケーションに固有の外観を定義するのに便利です。ほとんどすべてのプロパティ値をリソースに変換することができ、リソースは入れ子にすることができます。たとえば、(色リソースを、プロジェクトの他のオブジェクトに適用するために) ドロップ シャドー効果の Color プロパティをリソースに変換した後、Effect プロパティ全体をリソースに変換することができます。

次に、効果のプロパティを再利用可能なリソースに変換する方法を説明します。

  1. 次のいずれかの操作を行います。

    • [オブジェクトとタイムライン] でオブジェクトを展開し、適用されている効果を表示し、リソースに変換する効果を選択します。

      [プロパティ] パネルの [その他] カテゴリに効果のプロパティが表示されます。サードパーティ製の効果を適用している場合は、別のカテゴリにプロパティが表示されることがあります。

    • アートボードまたは [オブジェクトとタイムライン] で、効果を適用するオブジェクトを選択します。

      [プロパティ] パネルの [外観] カテゴリで、Effect プロパティの横にある [展開] Ee341413.6375953d-074c-421a-bbb3-6f5055b67b64(ja-jp,Expression.40).png をクリックして、プロパティを表示します。

  2. [プロパティ] パネルの [外観] カテゴリで、リソースに変換するプロパティの横にある [詳細オプション] Ee341413.12e06962-5d8a-480d-a837-e06b84c545bb(ja-jp,Expression.40).png をクリックします。

    Noteメモ :

    Color プロパティを変換すると、色リソースが作成されます。これは、四角形の Fill プロパティのようなプロパティに適用できるブラシ リソースとは異なります。ただし、色リソースをブラシに適用することは可能です。詳細については、「ブラシ リソースまたは色リソースの作成」を参照してください。

  3. 表示されたショートカット メニューの [オブジェクトをパスに変換] をクリックします。

  4. 表示された [色リソースの作成] ダイアログ ボックスで、リソースの名前を入力して、プロジェクト内で保存する場所を選択します。既定では、効果は現在のドキュメントに保存され、同じドキュメントの他のオブジェクトのみで再利用できるようになっています。詳細については、「リソースの作成」を参照してください。

  5. [OK] をクリックします。

    プロパティの周囲に緑の枠が表示され、[詳細オプション] マーカーが緑 Ee341413.ac1bd7f6-f5e6-494c-bca7-7a57ab314eab(ja-jp,Expression.40).png に変わり、プロパティにリソースが適用されたことを示します。変換後のリソースは [リソース] タブに表示されます。詳細については、「リソースの適用と削除」を参照してください。

関連項目

タスク

エフェクトの適用、変更または削除
オブジェクトの追加または変更
ブラシ リソースまたは色リソースの作成

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