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CMapStringToPtr クラス

更新 : 2007 年 11 月

CString オブジェクトをキーとした void ポインタのマップをサポートします。

class CMapStringToPtr : public CObject

解説

CMapStringToPtr のメンバ関数は、CMapStringToOb クラスのメンバ関数とほぼ同じです。メンバ関数については CMapStringToOb クラスの説明を参照してください。関数のパラメータや戻り値として CObject ポインタが使われている箇所は、void ポインタに置き換えてください。

BOOL CMapStringToOb::Lookup( const char* <key>,

CObject*& <rValue> ) const;

は、次のように置き換えます。

BOOL CMapStringToPtr::Lookup( LPCTSTR <key>, void*& <rValue> )

const;

CMapStringToPtr クラスには IMPLEMENT_DYNAMIC マクロが組み込まれています。このマクロは実行時の型情報へのアクセスと CDumpContext オブジェクトへのダンプをサポートします。マップの要素を個別にダンプするには、ダンプ コンテキストの深さの引数を 1 以上に設定します。

文字列とポインタ間のマップは、シリアル化できません。

CMapStringToPtr オブジェクトを削除するか、その要素を削除すると、CString キー オブジェクトと void へのポインタが削除されます。

必要条件

ヘッダー : afxcoll.h

参照

参照

CObject クラス

階層図

その他の技術情報

CMapStringToPtr のメンバ