パラメータの削除

更新 : 2007 年 11 月

[パラメータの削除] は、メソッド、インデクサ、またはデリゲートのパラメータを簡単に削除できるリファクタリング操作です。[パラメータの削除] を実行すると、宣言が削除され、メンバが呼び出されるすべての場所で、新規の宣言を反映するようにパラメータが削除されます。

[パラメータの削除] は、メソッド、インデクサ、またはデリゲートにカーソルを移動してから実行します。カーソルを移動したら、[リファクタ] メニュー、キーボード ショートカット、またはショートカット メニューのコマンドを使用して、[Parametersの削除] を呼び出します。

[パラメータの削除] を呼び出すと、[パラメータの削除] ダイアログ ボックスが表示されます。詳細については、「[パラメータの削除] ダイアログ ボックス」または「方法 : パラメータを削除する」を参照してください。

メモ :
拡張メソッドの最初のパラメータを削除することはできません。

解説

メソッド宣言またはメソッド呼び出しからパラメータを削除できます。カーソルをメソッド宣言またはデリゲート名に移動し、パラメータの削除を呼び出します。

注意 :
パラメータの削除を使用すると、メンバの本体内で参照されているパラメータを削除できますが、メソッド本体内にあるそのパラメータへの参照は削除されません。このため、コードでビルド エラーが発生することがあります。ただし、リファクタリング操作を実行する前に、[変更のプレビュー] ダイアログ ボックスを使用してコードをレビューできます。

削除されるパラメータがメソッドの呼び出し中に変更される場合、パラメータを削除すると、その変更も削除されます。たとえば、次のメソッド呼び出しを考えます。

    MyMethod(param1++, param2);

これは、リファクタリング操作によって、次のように変更されます。

    MyMethod(param2);

この場合、param1 の値は増加しません。

参照

処理手順

方法 : パラメータを削除する

概念

リファクタリング