/J (既定の char 型の unsigned への変更)
更新 : 2007 年 11 月
既定の char 型を signed char から unsigned char に変更します。char 型から int 型に上位変換すると、char 型はゼロ拡張されます。
/J
解説
ただし、char 型の値を明示的に signed 宣言すると、/J オプションは適用されません。char 型から int 型に上位変換すると、値が符号拡張されます。
/J オプションでは、識別子 _CHAR_UNSIGNED が定義されます。この識別子は、LIMITS.h ファイルの #ifndef で使用し、既定の char 型の範囲を定義します。
ANSI C と C++ では、char 型の特別な実装は必要ありません。/J オプションが必要になるのは、最終的に英語以外の言語に翻訳する文字データを扱う場合です。
Visual Studio 開発環境でこのコンパイラ オプションを設定するには
プロジェクトの [プロパティ ページ] ダイアログ ボックスを開きます。詳細については、「方法 : プロジェクト プロパティ ページを開く」を参照してください。
[C/C++] フォルダをクリックします。
[言語] プロパティ ページをクリックします。
[char 型を既定で unsigned] プロパティを変更します。
このコンパイラ オプションをコードから設定するには
- DefaultCharIsUnsigned を参照してください。