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方法 : Windows フォームにコントロールを追加する

更新 : 2007 年 11 月

ほとんどのフォームは、フォームにコントロールを追加してユーザー インターフェイス (UI) を定義することによってデザインします。コントロールは、情報の表示やユーザー入力の受け入れに使用する、フォーム上のコンポーネントです。コントロールの詳細については、「Windows フォーム コントロール」を参照してください。

0h5y8567.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

使用している設定またはエディションによっては、表示されるダイアログ ボックスやメニュー コマンドがヘルプに記載されている内容と異なる場合があります。設定を変更するには、[ツール] メニューの [設定のインポートとエクスポート] をクリックします。詳細については、「Visual Studio の設定」を参照してください。

フォームにコントロールを描画するには

  1. フォームを開きます。詳細については、「方法 : デザイナに Windows フォームを表示する」を参照してください。

  2. ツールボックスで、フォームに追加するコントロールをクリックします。

  3. フォーム内で、コントロールの左上隅となる位置をクリックし、コントロールの右下隅となる位置までドラッグします。

    指定したフォームの位置に、指定したサイズのコントロールが追加されます。

    0h5y8567.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    各コントロールには、既定のサイズが定義されています。ツールボックスからフォームにコントロールをドラッグすると、既定のサイズのフォームを追加できます。

フォームにコントロールをドラッグするには

  1. フォームを開きます。詳細については、「方法 : デザイナに Windows フォームを表示する」を参照してください。

  2. ツールボックスで、必要なコントロールをクリックし、フォームにドラッグします。

    指定したフォームの位置に、既定のサイズのコントロールが追加されます。

    0h5y8567.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    ツールボックスでコントロールをダブルクリックすると、フォームの左上隅に既定のサイズのコントロールを追加できます。

    実行時に、フォームにコントロールを動的に追加することもできます。次のコード例では、Button コントロールをクリックしたときに、フォームに TextBox コントロールが追加されるように設定します。

    0h5y8567.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    次のプロシージャでは、[Button] コントロールである Button1 が既に配置されているフォームが必要です。

プログラムによって、フォームにコントロールを追加するには

  • フォームのクラスでボタンの Click イベントを処理するメソッドに、次のようなコードを挿入して、制御変数への参照を追加します。コントロールの Location を設定し、コントロールを追加します。

    Private Sub Button1_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles Button1.Click
       Dim MyText As New TextBox()
       MyText.Location = New Point(25, 25)
       Me.Controls.Add(MyText)
    End Sub
    
    private void button1_Click(object sender, System.EventArgs e) 
    {
       TextBox myText = new TextBox();
       myText.Location = new Point(25,25);
       this.Controls.Add (myText);
    }
    
    TextBox myText = new TextBox();
    myText.set_Location(new Point(25, 25));
    this.get_Controls().Add(myText);
    
    private:
      System::Void button1_Click(System::Object ^  sender,
        System::EventArgs ^  e)
      {
        TextBox ^ myText = gcnew TextBox();
        myText->Location = Point(25,25);
        this->Controls->Add(myText);
      }
    
    0h5y8567.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    コントロールの他のプロパティを初期化するコードを追加することもできます。

    0h5y8567.alert_security(ja-jp,VS.90).gifセキュリティに関するメモ :

    悪意のある UserControl を参照することにより、ローカル コンピュータがネットワークを通じてセキュリティ上のリスクを負う可能性があります。このことが問題になるのは、悪意のあるユーザーが有害なカスタム コントロールを作成していて、開発者が自分のプロジェクトに誤ってそれを追加してしまった場合です。

参照

処理手順

方法 : Windows フォーム上のコントロールのサイズを変更する

方法 : Windows フォーム コントロールによって表示されるテキストを設定する

その他の技術情報

Windows フォーム コントロール

Windows フォームでのコントロールの配置

Windows フォームで使用するコントロール