CRecordset::IsDeleted

[アーティクル]
09/17/2008

更新 : 2007 年 11 月

現在のレコードが削除されているかどうかを調べます。

BOOL IsDeleted( ) const;

戻り値

レコードセットが削除されたレコードに位置付けられている場合は 0 以外を返します。それ以外の場合は 0 を返します。

解説

レコードにスクロールして、IsDeleted が TRUE (0 以外の値) を返した場合は、別のレコードにスクロールしてからレコードセットを操作します。

IsDeleted の結果は、レコードセット種別、レコードセットが更新可能かどうか、レコードセットを開いたときに CRecordset::skipDeletedRecords オプションを指定したかどうか、削除されたレコードをドライバがパックするかどうか、複数のユーザーが使用するかどうかなどの多くの要因に依存します。

CRecordset::skipDeletedRecords とドライバによるパックの詳細については、「CRecordset::Open」メンバ関数を参照してください。

メモ :
バルク行フェッチを実装した場合は、IsDeleted を呼び出すことができません。代わりに、GetRowStatus メンバ関数を呼び出します。バルク行フェッチの詳細については、「レコードセット : バルク行フェッチ (ODBC)」を参照してください。