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COleControl::OnQueryHitRect

更新 : 2007 年 11 月

コンテナの IViewObjectEx::QueryHitRect 要求への応答としてフレームワークによって呼び出されます。

virtual BOOL OnQueryHitRect(
   DWORD dwAspect,
   LPCRECT pRectBounds,
   LPCRECT prcLoc,
   LONG lCloseHint,
   DWORD* pHitResult 
);

パラメータ

  • dwAspect
    オブジェクトの表示方法を指定します。有効な値は、DVASPECT の列挙型、または DVASPECT2 列挙型から設定されます。

  • pRectBounds
    OLE コントロールのクライアント領域の外接する四角形を指定する RECT 構造体へのポインタ。

  • prcLoc
    ヒット (オブジェクト長方形内での重なり) がチェックされる長方形を指定する RECT 構造体へのポインタ。オブジェクトの左上隅相対の座標です。

  • lCloseHint
    使用されていません。

  • pHitResult
    ヒット問い合わせの結果へのポインタ。次のいずれかの値。

    • HITRESULT_OUTSIDE   長方形内の点は OLE オブジェクトによってヒットされません。

    • HITRESULT_HIT   長方形内の少なくとも 1 点がオブジェクトによってヒットされます。

戻り値

ヒット結果を返すことに成功した場合は 0 以外を返します。それ以外の場合は 0 を返します。

解説

オブジェクトの表示長方形が、指定された長方形のいずれかの点と重なっている (長方形をヒットしている) かどうかを問い合わせます。長方形以外のオブジェクトのヒットをテストする場合は、QueryHitRect をオーバーライドできます。

必要条件

ヘッダー : afxctl.h

参照

参照

COleControl クラス

階層図

COleControl::OnQueryHitPoint

その他の技術情報

COleControl のメンバ