/DEFAULTLIB (既定のライブラリの指定)
更新 : 2007 年 11 月
/DEFAULTLIB:library
解説
指定項目 :
- library
外部参照を解決するときに検索するライブラリの名前。
解説
/DEFAULTLIB オプションでは、LINK が参照を解決するときに検索するライブラリを引数 library で指定します。まず、コマンド ラインで指定したライブラリが検索され、次に /DEFAULTLIB オプションで指定したライブラリが検索され、最後に .obj ファイル内で指定した既定のライブラリが検索されます。
/NODEFAULTLIB (すべての既定のライブラリを無視) オプションは、/DEFAULTLIB:library の指定よりも優先されます。/NODEFAULTLIB:library (無視するライブラリ) オプションと /DEFAULTLIB:library オプションで同じライブラリを指定すると、前者の指定が優先されるためそのライブラリは検索されません。
Visual Studio 開発環境でこのリンカ オプションを設定するには
- このリンカ オプションは、Visual Studio 開発環境では使用できません。リンク フェーズにライブラリを追加するには、[入力] プロパティ ページの [追加の依存ファイル] プロパティを使用します。
このリンカをコードから設定するには
- AdditionalOptions を参照してください。