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CReBar クラス

更新 : 2007 年 11 月

このトピックは、Visual Studio 2005 SP1 に合わせて更新されています。

Rebar コントロールのレイアウト、永続性、および状態に関する情報を提供するコントロール バーです。

class CReBar : public CControlBar

解説

Rebar オブジェクトには、さまざまな子ウィンドウを含めることができます。子ウィンドウとなるのは、通常、エディット ボックス、ツール バー、リスト ボックスなどのコントロール類です。Rebar オブジェクトでは、指定されたビットマップ上にその子ウィンドウを表示できます。アプリケーションでは、Rebar のサイズを自動的に変更できます。ユーザーは、グリッパ バーをクリックまたはドラッグして、Rebar のサイズを手動で変更できます。

RebarMenuSample スクリーンショット

Rebar コントロール

Rebar オブジェクトは、ツール バー オブジェクトに似ています。Rebar のバンドのサイズは、クリックとドラッグによって変更できます。Rebar コントロールには、バンドをいくつでも格納できます。バンドごとに、グリップ バー、ビットマップ、テキスト ラベル、子ウィンドウの任意の組み合わせを設定できます。ただし、バンドに複数の子ウィンドウを含めることはできません。

CReBar は、CReBarCtrl クラスを使用して実装します。GetReBarCtrl で Rebar コントロールを操作すると、コントロールのカスタマイズ オプションを利用できます。Rebar コントロールの詳細については、「CReBarCtrl」を参照してください。Rebar コントロールの使い方の詳細については、「CReBarCtrl の使い方」を参照してください。

33959402.alert_caution(ja-jp,VS.90).gif注意 :

Rebar オブジェクトと Rebar コントロール オブジェクトでは、MFC のコントロール バー ドッキングがサポートされません。CRebar::EnableDocking を呼び出すと、アプリケーションからアサートが発行されます。

必要条件

ヘッダー : afxext.h

スマート デバイス開発者のためのメモ

このセクションは、Visual Studio 2005 SP1 に合わせて更新されています。

Visual Studio 2005 SP1 以降では、このクラスがスマート デバイス プロジェクトでサポートされます。

参照

処理手順

MFCIE サンプル : MFC の CHtmlView クラスおよび CReBar クラス

参照

CControlBar クラス

階層図

その他の技術情報

CReBar のメンバ