_mbctohira、_mbctohira_l、_mbctokata、_mbctokata_l
更新 : 2007 年 11 月
ひらがなをカタカナに、またはその逆に変換します。
unsigned int _mbctohira(
unsigned int c
);
unsigned int _mbctohira_l(
unsigned int c,
_locale_t locale
);
unsigned int _mbctokata(
unsigned int c
);
unsigned int _mbctokata_l(
unsigned int c,
_locale_t locale
);
パラメータ
c
変換するマルチバイト文字。locale
使用するロケール。
戻り値
これらの関数は、変換に成功すると、変換された文字 c を返します。それ以外の場合は、文字 c をそのまま返します。
解説
_mbctohira 関数と _mbctokata 関数は、文字 c を調べて、可能な場合は次のいずれかの変換を行います。
ルーチン |
変換 |
---|---|
_mbctohira,_mbctohira_l |
マルチバイトのカタカナをマルチバイトのひらがなに変換。 |
_mbctokata,_mbctokata_l |
マルチバイトのひらがなをマルチバイトのカタカナに変換。 |
出力値は、ロケールの LC_CTYPE カテゴリの設定で決まります。詳細については、「setlocale」を参照してください。_l サフィックスが付いていないこの関数のバージョンでは、現在のロケールを使用してロケールに依存する動作を行います。_l サフィックスが付いているバージョンは、渡されたロケール パラメータを代わりに使用する点を除いて同じです。詳細については、「ロケール」を参照してください。
以前のバージョンでは、_mbctohira は jtohira と呼ばれ、_mbctokata は jtokata と呼ばれていました。新しいコードでは新しい名前を使用してください。
必要条件
ルーチン |
必須ヘッダー |
---|---|
_mbctohira |
<mbstring.h> |
_mbctohira_l |
<mbstring.h> |
_mbctokata |
<mbstring.h> |
_mbctokata_l |
<mbstring.h> |
互換性の詳細については、「C ランタイム ライブラリ」の「互換性」を参照してください。
.NET Framework の相当するアイテム
適用できません。標準 C 関数を呼び出すには、PInvoke を使用します。詳細については、「プラットフォーム呼び出しの例」を参照してください。
参照
参照
_mbcjistojms、_mbcjistojms_l、_mbcjmstojis、_mbcjmstojis_l