COleClientItem::SetPrintDevice

[アーティクル]
09/17/2008

更新 : 2007 年 11 月

このアイテムの出力先デバイスを変更します。

BOOL SetPrintDevice(
   const DVTARGETDEVICE* ptd 
);
BOOL SetPrintDevice(
   const PRINTDLG* ppd 
);

パラメータ

ptd
DVTARGETDEVICE データ構造体へのポインタ。この構造体は、新しい印刷出力デバイスに関する情報を持ちます。NULL の場合もあります。
ppd
PRINTDLG データ構造体へのポインタ。この構造体は、新しい印刷出力デバイスに関する情報を持ちます。NULL の場合もあります。

戻り値

正常終了した場合は 0 以外を返します。それ以外の場合は 0 を返します。

解説

この関数は、アイテムの出力先デバイスを更新しますが、プレゼンテーションキャッシュは更新しません。アイテムのプレゼンテーションキャッシュを更新するには、UpdateLink を呼び出します。

この関数の引数は、OLE システムが出力先デバイスを識別するために使用する情報を保持します。PRINTDLG 構造体は、Windows が [印刷] コモンダイアログボックスを初期化するための情報を持っています。ユーザーがダイログボックスを閉じた後、Windows はこの構造体にユーザーが選択した情報を返します。CPrintDialog オブジェクトの m_pd メンバは PRINTDLG 構造体です。

この構造体の詳細については、Windows SDK の「PRINTDLG」を参照してください。

詳細については、Windows SDK の「DVTARGETDEVICE」を参照してください。