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[フレームワークと参照設定] ([<プロジェクト名> プロパティ ページ] ダイアログ ボックス - [共通プロパティ])

更新 : 2007 年 11 月

このプロパティ ページ ダイアログ ボックスを使用して、.NET Framework アセンブリ、COM コンポーネント、または外部プロジェクトへの参照を含む C++ プロジェクトを設定します。

47w1hdab.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

このプロパティ ページ ダイアログ ボックスは、CLR プロジェクトだけで利用できます。

このプロパティ ページ ダイアログ ボックスを開くには、[プロジェクト] メニューまたはソリューション エクスプローラのショートカット メニューで、[参照] をクリックします。プロジェクトのプロパティ ページを開き、[共通プロパティ] ノードを展開し、[参照設定] をクリックすることもできます。

方法 : プロジェクト プロパティ ページを開く

対象のフレームワーク

Visual Studio 2008 を使用して作成されたアプリケーションは、対象とする .NET Framework のバージョンを指定できます。既定では、新しいプロジェクトの対象のフレームワークは .NET Framework 3.5 に設定されます。.NET Framework 3.5 がインストールされていないコンピュータで実行する必要があるプロジェクトの場合、.NET Framework 3.0 または .NET Framework 2.0 に設定します。以前のバージョンの Visual Studio を使用して作成されたプロジェクトでは、対象のフレームワークには .NET Framework 2.0 が使用されます。

[参照]

[参照] ペインには、プロジェクトで現在参照されているすべてのコンポーネント (.NET Framework アセンブリ、COM コンポーネント、外部プロジェクトなど) の一覧が表示されます。

  • [新しい参照の追加]
    [参照の追加] ダイアログ ボックスが開きます。詳細については、「[参照の追加] ダイアログ ボックス」を参照してください。

  • [参照の削除]
    [参照] リストの一覧で選択されたアセンブリへの参照を削除します。

ActiveX 参照のプロパティ

47w1hdab.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

ActiveX 参照のプロパティは、COM コンポーネントへの参照だけで利用できます。これらのプロパティは、[参照] ペインで COM コンポーネントが選択されている場合にだけ表示されます。これらのプロパティは変更できません。

  • [コントロール完全パス]
    参照コントロールの完全パス。

  • [コントロール GUID]
    ActiveX コントロールの GUID。

  • [コントロール バージョン]
    参照先 ActiveX コントロールのバージョン。

  • [タイプ ライブラリ名]
    参照先タイプ ライブラリの名前。

  • [ラッパー ツール]
    参照先の COM ライブラリまたは ActiveX コントロールから相互運用機能アセンブリをビルドするために使用されるツール。

アセンブリ参照のプロパティ

47w1hdab.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

アセンブリ参照のプロパティは、.NET Framework アセンブリへの参照だけで利用できます。これらのプロパティは、[参照] ペインで .NET Framework アセンブリが選択されている場合にだけ表示されます。これらのプロパティは変更できません。

  • 最小限の Framework バージョン
    アセンブリを参照するためにプロジェクトが対象とする .NET Framework の最小バージョンを示します。詳細については、このトピックで前述した「対象のフレームワーク」セクションを参照してください。

  • [相対パス]
    プロジェクト ディレクトリから参照先アセンブリへの相対パス。

ビルドのプロパティ

次のプロパティを使用すると、参照を使用する場合のビルドの方法を指定できます。

  • [ローカルのコピー]
    ビルド時に、参照アセンブリを目的の場所に自動的にコピーするかどうかを指定します。

  • [ローカルの依存関係をコピー]
    ビルド時に、参照アセンブリの非システム的な依存関係を目的の場所に自動的にコピーするかどうかを指定します。[ローカルのコピー] が true の場合だけ使用できます。

  • [ローカルのサテライト アセンブリをコピー]
    ビルド中に、参照アセンブリのサテライト アセンブリを目的の場所に自動的にコピーするかどうかを指定します。[ローカルのコピー] が true の場合だけ使用できます。

  • [ビルドで依存関係を使用]
    このアセンブリの依存関係がビルド処理で使用されることを指定します。true の場合は、このアセンブリの依存関係がビルド時にコンパイラのコマンド ラインで使用されます。

  • [ビルドで使用]
    このアセンブリがビルド処理で使用されることを指定します。true の場合は、アセンブリがビルド時にコンパイラのコマンド ラインで使用されます。

参照のプロパティ

次のプロパティは変更できません。

  • [アセンブリ名]
    参照アセンブリのアセンブリ名を示します。

  • [カルチャ]
    選択されている参照のカルチャを示します。

  • [説明]
    選択した参照の説明を表示します。

  • [完全パス]
    参照アセンブリへのディレクトリ パスを示します。

  • [ID]
    .NET Framework アセンブリの完全パスを示します。COM コンポーネントの場合は GUID を示します。

  • [ラベル]
    参照のラベルを示します。

  • [名前]
    参照の名前を示します。

  • [公開キー トークン]
    参照アセンブリを識別するために使用される公開キー トークンを示します。

  • [厳密な名前]
    参照アセンブリに厳密な名前が付けられている場合は、true です。厳密な名前のアセンブリには、一意のバージョンが付けられています。

  • [バージョン]
    参照アセンブリのバージョンを示します。

[追加の参照の検索パス]

[追加の参照の検索パス] ペインには、アセンブリの参照を解決するために検索される追加のパスの一覧が表示されます。

  • [パスの追加]
    検索パスを追加できる [参照の検索パスの追加] ダイアログ ボックスが開きます。詳細については、「[参照の検索パスの追加] ダイアログ ボックス」を参照してください。

  • [パスの削除]
    参照の検索パスの一覧から、選択した検索パスを削除します。

  • 上へ移動
    一覧で、選択した検索パスを上方向に移動します。

  • 下へ移動
    一覧で、選択した検索パスを下方向に移動します。

参照

参照

プロパティ ページ (C++)