CSyncObject::Unlock

[アーティクル]
09/17/2008

更新 : 2007 年 11 月

パラメータのない Unlock の宣言は純粋仮想関数で、CSyncObject から派生したすべてのクラスで必ずオーバーライドします。

virtual BOOL Unlock( ) = 0; 
virtual BOOL Unlock(
   LONG lCount,
   LPLONG lpPrevCount = NULL 
);

パラメータ

lCount
既定の実装では使いません。
lpPrevCount
既定の実装では使いません。

戻り値

既定の実装では、常に TRUE を返します。

解説

2 つのパラメータを宣言した既定の実装は常に TRUE を返します。この関数は、呼び出し元のスレッドが所有する同期オブジェクトへのアクセス権を解放するために呼び出します。2 つ目の宣言は、制御されるリソースに複数のオブジェクトがアクセスができるようになるセマフォのような同期オブジェクトのために用意されています。