MessageQueue のプログラミング アーキテクチャ
更新 : 2007 年 11 月
MessageQueue コンポーネントでは、Microsoft .NET Framework 名前空間の次に示す部分を使用します。
Visual Studio プロジェクトに MessageQueue コンポーネントのインスタンスを追加すると、これらの名前空間やクラスへのアクセスに必要な参照およびインポート ステートメントが自動的に作成されます。MessageQueue コンポーネントを Visual Studio プロジェクト内のコードで作成する場合は、System.Messaging.dll への参照を追加し、System.Messaging をインポート (Visual Basic の場合) または使用 (C# の場合) するためのステートメントをコードに追加する必要があります。参照を追加および削除する方法については、「方法 : Visual Studio で参照を追加または削除する (Visual Basic)」を参照してください。
.NET Framework を使用してアプリケーションを開発している場合は、コンパイル時に System.Messaging.dll への参照を追加する必要があります。さらに、System.Messaging をインポート (Visual Basic の場合) または使用 (C# の場合) するためのステートメントをコードに追加する必要があります。コンパイル時に参照を含める方法については、「/reference (Visual Basic)」または「/reference (メタデータのインポート) (C# コンパイラ オプション)」を参照してください。
MessageQueue の基本クラスの主要なプログラミング要素
次のメソッドを使用して、MessageQueue コンポーネントのインスタンスと対話できます。
Create メソッドを使用して、指定したパスに基づいて新しいメッセージ キューを作成できます。また、Delete メソッドを使用して既存のキューを削除できます。
Exists メソッドを使用して、特定のメッセージ キューが存在するかどうかを確認できます。
GetPublicQueues メソッドを使用して、メッセージ キュー ネットワーク内のメッセージ キューを検索できます。
Peek メソッドまたは BeginPeek メソッドを使用して、キューからメッセージを削除せずに特定のキュー内のメッセージを見ることができます。
Receive メソッドおよび BeginReceive メソッドを使用して、指定したキューの先頭にあるメッセージを取得して、それをキューから削除できます。
Send メソッドを使用して、指定したキューにメッセージを送信できます。
サーバー エクスプローラを使用してメッセージング サーバーを参照することにより、インストールされているメッセージ キューの情報を見ることができます。詳細については、「方法 : サーバー エクスプローラ内でキューを参照する」を参照してください。また、メッセージ キュー エクスプローラを使用して、メッセージ キュー ネットワークの構成に関する詳細情報を見ることができます。メッセージ キュー エクスプローラは、メッセージ キューのインストール時に自動的にインストールされます。
参照
処理手順
方法 : Visual Studio で参照を追加または削除する (Visual Basic)
方法 : MessageQueue コンポーネントのインスタンスを作成する