My.Computer.Clipboard.SetFileDropList メソッド

[アーティクル]
08/16/2008

更新 : 2007 年 11 月

ファイルのパスを表す文字列のコレクションを、クリップボードに書き込みます。

' Usage
My.Computer.Clipboard.SetFileDropList(filePaths)
' Declaration
Public Sub SetFileDropList( _
   ByVal filePaths As System.Collections.Specialized.StringCollection _
)

パラメータ

filePaths
必ず指定します。ファイル名のリストを指定する StringCollection です。

解説

ファイルドロップダウンリストは、ファイル名を表す文字列のコレクションです。

セキュリティに関するメモ :
クリップボードには他のユーザーからもアクセス可能なので、クリップボードを使ってパスワードや極秘データなどの機密情報を格納しないでください。

使用例

次の例は、[マイドキュメント] からファイル名のコレクションを取得し、ファイルドロップダウンリストに変換してから、クリップボードに書き込みます。

Dim list As System.Collections.ObjectModel.ReadOnlyCollection(Of String)
list = My.Computer.FileSystem.GetFiles _
(My.Computer.FileSystem.SpecialDirectories.MyDocuments)
Dim listReader As New System.Collections.Specialized.StringCollection
For Each item As String In list
   listReader.Add(item)
Next
My.Computer.Clipboard.SetFileDropList(listReader)

必要条件

名前空間 : Microsoft.VisualBasic.MyServices

クラス : ClipboardProxy (Clipboard へのアクセスを可能にします)

アセンブリ : Visual Basic ランタイムライブラリ (Microsoft.VisualBasic.dll)

プロジェクトの種類ごとの可用性

プロジェクトの種類	可用性
Windows アプリケーション	あり
クラスライブラリ	あり
コンソールアプリケーション	あり
Windows コントロールライブラリ	あり
Web コントロールライブラリ	なし
Windows サービス	あり
Web サイト	なし