CRecordset::GetRowsFetched
更新 : 2007 年 11 月
フェッチ以降に実際に取得されたレコード数を調べます。
DWORD GetRowsFetched( ) const;
戻り値
指定されたフェッチ以降にデータ ソースから取得した行数。
解説
これは、バルク行フェッチを実装している場合に、特に便利です。行セットサイズは、通常、フェッチで取得される行数を示しますが、レコードセット内の合計行数は、行セットに取得される行数にも影響します。たとえば、行セット サイズ設定が 4 のレコードがレコードセットに 10 レコード存在する場合は、MoveNext を呼び出してレコードセット全体をループすると、最後の行セットは 2 レコードだけになります。
バルク行フェッチを実装するには、Open メンバ関数で dwOptions パラメータに CRecordset::useMultiRowFetch オプションを指定します。行セット サイズを指定するには、SetRowsetSize を呼び出します。
バルク行フェッチの詳細については、「レコードセット : バルク行フェッチ (ODBC)」を参照してください。
使用例
CMultiCustomer rs(&m_dbCust);
// Set the rowset size
rs.SetRowsetSize(5);
// Open the recordset
rs.Open(CRecordset::dynaset, NULL, CRecordset::useMultiRowFetch);
// loop through the recordset by rowsets
while(!rs.IsEOF())
{
for(int rowCount = 0; rowCount < (int)rs.GetRowsFetched(); rowCount++)
{
// do something
}
rs.MoveNext();
}
rs.Close();
必要条件
ヘッダー : afxdb.h