Active Directory ドメイン サービスのレプリケーションの状態管理の技術サンプル

更新 : 2007 年 11 月

このサンプルでは、Active Directory のレプリケーションを管理する方法を示します。このサンプルは、Visual C# 以外では使用できません。

メモ :
このサンプルには架空の値が含まれているため、既存のドメインの設定に変更するまでは実行できません。

サンプルの使用については、次のトピックを参照してください。

• 方法 : サンプルを表示およびダウンロードする

• 方法 : サンプルの設定を設定する

サンプルをカスタマイズするには

• Program.cs ファイルで、次の文字列変数を実際の値に変更します。

  • targetDomainName: 複製に参加するサーバーを含むドメインの完全修飾名。

  • targetServer: 複製のターゲットとして使用するサーバーの完全修飾名 (例 : srv1.fabrikam.com)。

  • sourceServer: 複製のソースとして使用するサーバーの完全修飾名 (例 : srv2.fabrikam.com)。

  • partitionName: 複製するパーティションの名前 (例 : CN=Configuration,DC=fabrikam,DC=com)。

• アプリケーションを実行しているユーザー アカウント以外のアカウントでこれらの操作を実行するには、一部のメソッドの呼び出しを目的のユーザーとパスワードを指定する呼び出しで置き換える必要があります。置換用コードは、サンプルのコメントに含まれます。アクティベートするには、置換用コードからコメント文字を削除し、メソッドの上に記載されている既定の資格情報を使用するメソッド呼び出しをコメント アウトします。アプリケーションを実行するユーザーを反映するように "alt-username" 文字列を更新し、ユーザーのパスワードを反映するように "alt-password" 文字列を更新します。

サンプルをビルドするには

1. コマンド プロンプト ウィンドウを開き、ReplicationStateManagement\CS ディレクトリに移動します。必要な設定および SDK のコマンド プロンプトについては、「方法 : サンプルの設定を設定する」を参照してください。

2. コマンド ラインで「msbuild replicationstatemanagement.sln」と入力します。

サンプルを実行するには

1. コマンド プロンプトを使用して、ビルドした実行可能ファイルが格納されているディレクトリに移動します。

2. 「replicationstatemanagement」と入力し、Enter キーを押します。

メモ :
このサンプルは、コンソール アプリケーションです。出力を表示するには、コマンド プロンプト ウィンドウでこれを実行する必要があります。

解説

このサンプルでは、次のレプリケーション タスクを実行します。

• レプリケーションの一貫性を検証する。

• ソース サーバーからレプリケーションを同期する。

• すべてのコンピュータからレプリケーションを同期する。

• すべてのサーバーからレプリケーションを同期する。

• 新しいレプリケーション接続を作成する。

• カスタマイズされたレプリケーション スケジュールを作成する。